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【関ジャム】売れっ子振付師集結!

10月21日に放送された関ジャム完全燃SHOWは、普段一緒に仕事をすることがないダンサーたちの振り付けを作る人・振付師が集合!振付稼業air:manとTAHAHIRO、akane、そして世界大会で優勝したKANA-BOON!をゲストに迎えて、振付師のプロの仕事と舞台裏を解説します!
10月27日に放送された関ジャム完全燃SHOWは、ダンサーたちの振り付けを作る人たちを呼びプロの舞台裏を教えてもらいます! 何気なく見ているダンスにはどんな秘密があるのか!

ゲストには振付稼業air:manとTAHAHIRO、そしてバブリーダンスの振り付けを担当したakaneを呼び、さらに世界大会で優勝したKANA-BOON!を加えます。

関ジャニ∞が、音楽のプロを迎えトークを繰り広げる番組「関ジャム 完全燃SHOW」。今回は10月27日の内容をお届けします!

売れっ子振付師TAHAHIROの注目作品




ゲストのTAHAHIROは、マドンナの専属ダンサーとしてツアーに参加し、欅坂46シングルの全ての振り付けを担当しています。

有名な1曲として、欅坂46から「黒い羊」が上げられました。

生きることの葛藤や人との共存・対立などを、抱きしめて突き放すような振り付けで表現しています。

また矢沢永吉新曲である「魅せてくれ」のバックダンサーの振り付けも担当しました。

絶対的に主役である矢沢永吉を引き立てバックダンサーへの本能的な振り付けを作り上げました。

他にも上白石萌歌が踊るミュージカル風ダンスで話題になったENEOSのCMの振り付けも担当しています。

売れっ子振付師akaneの注目作品


akane、は44人のアイドルで行われるフォーメーションダンスの振り付けを手掛けました。

秋元康がプロデュースし、44人全員が3か月特訓してようやく形になった作品、ラストアイドルの「青春トレイン」です。

他にも映画アラジンの「フレンド・ライク・ミー」の特別映像作品で、総勢142人の高校生が踊る作品もあります。



登美丘高校ダンス部と京都明徳高校マーチングバンド部が共演した圧巻のパフォーマンス映像です。

元々高校生のみを担当していたようですが、その技術力の高さから様々なところからオファーをもらうようになった実力派です。

売れっ子振付師振付稼業air:manの注目作品




air:manは、いきものがかりの「じょいふる」の振り付けを担当し、アメリカで最も注目される振付師に送られる賞を日本人で初めて受賞しました。

普段踊らないバンドのサカナクションの「忘れられないの」で振り付けを担当し、そのワンカットで撮影されたMVは最優秀ダンスビデオ賞に輝きました。

アーティストでありながらダンスビデオ賞を獲得する偉業を達成しています。



他にもジェニーハイの「ジェニーハイラプソディー」の振り付けも担当。個性派5人組バンドの自己紹介ソングとして知られています。

他にも住宅情報館のCMソングで、橋本環奈と元歌のお兄さんの横山だいすけが出演している作品の振り付けも担当しています。

さらに、幼稚園の演目用ダンスの振り付けを担当するなど幅広い活動を見せています。

凄い仕事術に会場は盛り上がりをみせる

横山は「何気なくCM見てても、皆さんが携わっていることにびっくりしました」とコメントし、高橋も「欅坂とENEOSのCMを一緒の人が振り付けしてるとか誰が思う?」と驚きを隠せない様子でした。

振付稼業air:manはakaneのCM作品に対して「テロップを出して我々の仕事を押し出していく事がとても大事で、それをやってくれたakaneさんが好きになりました。こうやって身近に振付師の仕事を伝えていくのはとても良い」と大絶賛。

大倉も「今akaneさんがブランドになってる」というようにakaneの名前はとても知れ渡っていくようになりました。

「振付師」という職業があることを、世間にアピールする事の大切さが語られました。

KANA-BOON!の活躍


KANA-BOON!の振付については、すべてSOUCHIN一人で担当しているとのこと。

また、前回の世界大会では中高生部門で年齢制限と人数制限がありましたが、今年行われた世界大会ではメガクルー部門と呼ばれる年齢制限なしで人数は10人以上40人以下の大会でした。

それは過去に日本人が優勝した事のない大会でしたが、KANA-BOON!はそこでも優勝を果たし、その実力の高さを改めて世界に発信していきました。

大会で披露したダンスをスタジオで披露されます。

注目ポイントとして、40人でのバク転に注目と語たり、その全ての動きは恐ろしいほどに洗練されていました。

TAKAHIROによる注目ポイントの解説!

披露後は、コンテストの審査員としての経験もあるTAKAHIROは、彼らのダンスについて解説をしてくれました。

まず最初は全員で踊る事でインパクトを与え、そして直後に10人減らして少ない構成にして階段を作っていくことで、攻めと引きの構成を非常に上手く表現している。

さらにお客さんに対してのアプローチも忘れず、観客が沸くポイントでバク転などの大技を決めて、これから盛り上がる瞬間を教えてくれるのもポイントが高いと評価。

akane作品の舞台裏




自身の作品について語る話題では、akaneが「青春トレイン」での振り付けの舞台裏を語ってくれました。

番組ではMV映像、ライブ映像、点定カメラの映像のもと解説され、TAKAHIROによる熱い紹介もされました。

そのポイントは全員で同じ動きをしないことで、すごく見える構成というものでした。

時間差でメンバーが増えるフォーメーションも注目のポイントです。

前後の列で違う動きをすることで、様々な所に視線を集めることが出来ます。

左右前後、ブロックごとに振り付けも変わり上下の空間を埋めて立体感のある動きになっていきます。

Bメロは高難易度、サビはシンプル

そして、Bメロでは全員揃える必要のある難しいダンスで魅せていきます。

これに対しTAKAHIROは「普通ならサビで強い振り付けを付けたい。しかしこのダンスはBメロでグループのポテンシャルを提示することでファンを信じている形に持っていっている」と熱く語ります。

サビだけではなくBメロから実力を魅せる事でこのグループの凄さを周りに広めていくという狙いもあったようです。

サビのダンスはシンプルでありながらインパクトのある振りにすることで目を惹きつけます。

そこには曲を象徴する意味も込められていて、分かりやすく、そして車掌のイメージをすることでより電車の雰囲気を出しています。

「大倉がめっちゃはまってる」「これやりたくなりますね」等の声が会場から上がるようにインパクトのあるものでした。

ステージの使い方も非常に上手いと言われ、一番広がる隊列をサビまでとっておいた見せ場作りも非常に評価されているポイントでした。

振付稼業air:man作品の舞台裏


続いて、air:manの作品では、映画「パンク侍、斬られて候」の話題シーンの舞台裏。

1日で振り入れから、撮影まで撮りきることが出来たようで、その完成度のからair:manによる指導能力の高さが語られました。

そのシーンでは数百人が江戸の街並みを踊り歩く、という映画の中でも見せ場でした。

エキストラで500人近く集め、擬音によって素人にわかりやすく振り付けを教えて、作り上げたそうです。

大人数をさばくのに振り付けスタッフはたったの3人。撮影中も誘導とカウントを行う事で全員に指示が行くように作り上げました。

カメラワークによって踊るタイミングが変わっていくので画面を見ながら常に指示を出していくという高難度の振り付けが行われました。

ただ振付を考える仕事だけじゃない

支配人はこのair:manの仕事ぶりが凄いと語り「舞台ではダンサーだけじゃなくて素人も多いから、そんな時は素人にも教えるのが上手いair:man空いてないかなって思う」とコメントをしました。

ドラマ「コンフィデンスマンJP」のセリフにも振り付けをしたことがあるair:manに、横山は「今までで1番難しい注文って何だったんですか?」と聞きました。

air:manは「犬に振りつけてくれというものでしたね。これは振りじゃないな、ブリーダーかなんかの仕事だな」と思ったと語りました。

air:manの話から、音楽を前提としない、振付師の仕事の幅広さが伺うことができます。

TAKAHIRO作品の舞台裏




矢沢永吉の「魅せてくれ」のバックダンサーへの振り付けでは、TAKAHIROは矢沢永吉にはそのままでいて欲しいので、自由にやってくださいと何も指示を出さなかったそうです。

絶対的な主役がいる中でダンサーがどれだけその世界に入れるかを考えて作り上げたそうです。

矢沢永吉はNGを出さないらしく、撮影現場はライブの感覚で常に勝負所だったそうです。

矢沢永吉の世界に入るには距離を詰める必要を感じ、ダンスで0距離を目指す指示を出すと矢沢永吉も自然とその動きに合わせ、MVの完成度を高めいます。

触れたり離れたりを繰り返すダンサー達も凄く、さらにそれにぴったり合わせるかのような矢沢永吉の動きも圧巻の一言に尽きます。

ダンサー達への指示は細かく出したり本人の個性を出してもらったり等多岐にわたります。

矢沢永吉のポテンシャルが高すぎるため、それを生かすには本気の設定を作り上げる必要もあったようです。それを1発撮りという脅威的なMVでした。

TAKAHIROのダンサーへの指示は「矢沢さんを信じて好きに動いていい。でも何かあったら君が避けるんだよ」ということに、会場からは笑いが起きました。

ダンサーにはプロとして、ギリギリを攻めてもらい、矢沢永吉を信じているからこそ出来る不思議な指示でした。

限界まで攻めて信頼し合う事はプロの目指したいところ、その良い所を伝えて全員を信じていく事でMVを作り上げたとTAKAHIROは語りました。

今回の放送のまとめ

番組の最後には3つのテーマに合わせて、3人の振付によるKANA-BOON!「残酷な天使のテーゼ」が披露されました。

今回は音楽というよりも、音楽に付き物のMVの裏側を知れる内容。

しかし、だからこそどうやって音楽が作られているのか、その大変さを知ることが出来ました。

舞台の裏側を知ることで音楽には様々な人たちが関わっていることがわかり、特に振付師はもっと注目を浴びてもいいのではないかと考えさせられるものになっていました。

普通は行われない振付師3人による合作も素晴らしく、これからも注目していきたい振付師達でした。

番組概要

関ジャム完全燃SHOW
放送:10月27日(日)23:10~0:05(一部除く)
朝日放送:2019年10月28日(月) 1:55 ~ 2:55

■出演者
出演者:関ジャニ∞
支配人:古田新太

アーティストゲスト:振付稼業air:man、TAKAHIRO、akane、KANA-BOON!
トークゲスト: 高橋茂雄(サバンナ)
進行:斎藤ちはる(テレビ朝日アナウンサー)

▶▶関ジャム完全燃焼SHOW 視聴レポート 一覧ページへ

TEXT こがさいし

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