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【歌詞コラム】GO!GO!7188の「眠りの浅瀬」が描く恋模様に共感

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1998年に結成されたスリーピースロックバンド、GO!GO!7188。2012年に解散するまで、精力的にシングルやアルバムをリリースしたGO!GO!7188の中でも、隠れた名曲として知られる『眠りの浅瀬』に焦点を当てた。

公開日:2019年11月22日 更新日:2019年11月22日


この記事の目次
  1. ・多種多様な恋愛ソング
  2. ・「眠り」がキーワード
  3. ・淡々と穏やかな恋愛

多種多様な恋愛ソング

スリーピースロックバンドのGO!GO!7188。

1998年の結成以来『こいのうた』や『C7』、『近距離恋愛』といった曲で人気を博す。

2012年に解散したものの、どこか懐かしい雰囲気の曲調や、聴く者の気持ちをえぐるような歌詞は、未だに音楽シーンに鮮烈な印象を残している。

GO!GO!7188の魅力は、ライブパフォーマンスやMC、曲など挙げていけばキリがないが、なんといっても「恋愛ソング」の幅広さがスゴい。


代表曲の『こいのうた』では叶わない片思いを、和テイストな『浮舟』では燃え上がるような悲恋を、『片思いファイター』ではラブコメのような明るい恋を。

GO!GO!7188が歌う多種多様な恋愛ソングに、自分の恋愛を重ねる人も多いのではないだろうか。

今回は、そんなGO!GO!7188の恋愛ソングの中でも、比較的穏やかな恋を歌った『眠りの浅瀬』の歌詞に迫った。

「眠り」がキーワード


『眠りの浅瀬』というタイトルの通り、歌詞には「眠り」に関するワードが散りばめられている。

歌詞中に登場するのは、歌詞の語り手と「君」の2人だけ。2人の性別や、2人がどのような関係かも詳しくは明かされていない。

それだけに、歌詞の解釈も幅広く、人により想像するシチュエーションも異なるだろう。

----------------
落ちてくるまぶたを こじ開けて
もう少しだけ君と話しをしていたい
毛布にくるまって 寝息に変わるまで
≪眠りの浅瀬 歌詞より抜粋≫
----------------
『眠りの浅瀬』はこのような歌詞から始まる。

今にも眠ってしまいそうにまどろみながら、それでも何とか起きていようとする様子は、なんともいじらしいものを感じる。

先ほども触れたように『眠りの浅瀬』では、語り手と『君』の関係性は明確に描かれていない。

しかし、個人的には「遠距離恋愛」について歌っているのではないかと感じた。

淡々と穏やかな恋愛


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迫り来る時間を漂って
もう少しだけ君と話しをしていたい
≪眠りの浅瀬 歌詞より抜粋≫
----------------
「もう少しだけ君と話しをしていたい」というフレーズからは、いつでも会うことができる関係性というよりは、直接会う機会が少ない故のもどかしさを感じる。

さらに、この場合の「迫り来る時間」は何を指すのかと考えると、やはり、朝が来て「君」が帰ってしまうことを指すのだろう。


----------------
君の好きな雨が降ってる
君の温度を感じている
近づいたり 遠のいたり
≪眠りの浅瀬 歌詞より抜粋≫
----------------
雨がしとしと降る中、恋人と毛布にくるまりながら眠りに引き込まれる。

寝返りをうって、少し離れたり、また近づいたり、そんな穏やかな時間がありありと想像できる。

会える時間が短いからこそ、ようやく会えた時間を、できるだけ長引かせたいという思いが「もう少しだけ君と話しをしていたい」というフレーズに変わるのだろう。

『眠りの浅瀬』は燃え上がるような激しい恋や初々しい片思いについて歌ったわけではない。

淡々と流れる穏やかな恋愛を描いているからこそ、深く共感ができるのではないだろうか。

様々な解釈ができる『眠りの浅瀬』だが、遠距離恋愛をしている人にはぜひ一度聴いてみてほしい。

TEXT つちだ四郎

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