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【歌詞コラム】過去を捨てて前に進む。ポルノグラフィティ「メリッサ」の真意とは

ぎゅっとまとめ
  • ハガレンと強く繋がっている「メリッサ」の歌詞が非常に熱く深い
  • この曲には、本気で生きたい人へのメッセージが詰まっている
  • 欲しい未来を創り出せるのは自分だけ。最後まで命を燃やそう

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ポルノグラフィティの楽曲の中でも人気が高い『メリッサ』は、アニソンとしての知名度も高い楽曲です。新藤晴一が描く独特の世界観と、アニメ作品とリンクした歌詞に注目して、その世界を読み解いていきます。

公開日:2020年1月27日 更新日:2020年1月27日


この記事の目次
  1. ・大人気アニメとリンクした歌詞
  2. ・自由への切なる憧れ
  3. ・過去との決別と揺るぎない覚悟
  4. ・ポルノグラフィティ 最新情報
  5. ・リリース情報
  6. ・ポルノグラフィティ Profile

大人気アニメとリンクした歌詞

画像引用元 (Amazon)
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君の手で切り裂いて 遠い日の記憶を
悲しみの息の根を止めてくれよ
さあ 愛に焦がれた胸を貫け
≪メリッサ 歌詞より抜粋≫
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『メリッサ』といえば、人気アニメ『鋼の錬金術師』の初期主題歌としても有名です。

サビから始まるこの楽曲は、通称『ハガレン』の世界観とも絶妙にマッチしており、鋼の義手を持ち、自らの手で運命を切り開こうとするエルリック兄弟の覚悟を彷彿させます。

アニメファンなら、この歌い出しは胸が熱くなること間違いなしでしょう。

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明日が来るはずの空を見て 迷うばかりの心持てあましている
傍らの鳥がはばたいた どこか光を見つけられたのかな

なあ お前の背に俺も乗せてくれないか
そして一番高い所で置き去りにして優しさから遠ざけて
≪メリッサ 歌詞より抜粋≫
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「明日が来るはずの空」というのが印象的です。黙っていても訪れるはずの明日を前に空を見上げるその心には、不安がよぎります。

進むべきか、戻るべきか。信じるべきか、疑うべきか。迷ってばかりの心は、まさにエルリック兄弟と重なります。

自力では降りられないほどの高い場所へ置き去りにしてほしいという願いは、禁忌を犯し、罪の意識に囚われながら懸命に生きようとする心を象徴しています。

自分で選んだ道だから、優しさはいらない。あえて自分を追い込んでいるようです。


自由への切なる憧れ

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鳥を夕闇に見送った 地を這うばかりの俺を風がなぜる
羽が欲しいとは言わないさ せめて宙に舞うメリッサの葉になりたい

もう ずいぶんと立ち尽くしてみたけど
たぶん答えはないのだろう この風にも行くあてなどないように
≪メリッサ 歌詞より抜粋≫
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傍らの鳥が一足先に空へ飛び立ち、その姿が見えなくなるまで見送る。まるで名優を見送るかのような場面です。

自由の風に吹かれて舞い上がった鳥とは違い、地面を這いつくばって生きる惨めな姿。その姿を見たくなくて、自由になりたくて「宙を舞うメリッサの葉」に憧れるのです。

自分の意志で自由に空を飛べる翼は自分には分不相応だから、せめて風に翻弄されて舞い上がる葉っぱでもいい。ただ、地面から離れたくて、光り輝く自由という響きに恋い焦がれているようです。


過去との決別と揺るぎない覚悟

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君の手で鍵をかけて ためらいなどないだろ
間違っても 二度と開くことのないように
さあ 錠の落ちる音で終わらせて

救いのない魂は流されて消えゆく
消えてゆく瞬間にわずか光る
今 月が満ちる夜を生み出すのさ
≪メリッサ 歌詞より抜粋≫
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二度と醜い過去を見なくて済むように、閉じ込めて永遠に鍵をかけたい。そう願うのは人間の性です。自らの罪に苛まれながら、最愛の弟が体を失うという罰を受けたエルリック兄弟。

過去から目を背けたいけれど、希望を掴むためには背けてはいけません。泣きながら、もがきながらも前に進むしかありません。だから閉じ込めるのは過去ではなく、弱虫だった自分の心だったのでしょう。

もう泣き言は言わない。ただ信じる未来、欲する未来を手にするために前進し続けるしか道はないのです。

「救いのない魂」とは、魂だけの存在になりながらも体を求め続ける弟、アルフォンスに対してあまりに皮肉です。それでも、救われない魂ですら消える瞬間には美しく光るのだから最期の一瞬まで命を燃やせ。というメッセージにも聞こえます。

幻想的に輝く月の存在が、わずかに残った希望を象徴しているようなラストが印象的な楽曲です。

TEXT 岡野ケイ

ポルノグラフィティは、岡野昭仁と新藤晴一からなる2人組の男性ロックバンドである。所属レーベルは、SME Records。1994年、岡野と新藤に、元メンバーであるTamaを含めた3人で、グループを結成。新藤とTamaは小中学の、岡野と新藤は高校の同級生という間柄である。ポップで親しみやすい楽曲が多く、···

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