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【インタビュー】伊藤千晃、立ち止まりながらも制作したアルバム『Be』で伝えたいコト (3/3)


伊藤千晃ピックアップ曲の紹介!


──時間も迫っているので、全曲の中から伊藤さんが1番気に入っている歌詞や楽曲をピックアップしてご紹介頂きたいと思うのが...

伊藤千晃:『brand new』と同じく、自分と向き合いできた曲という意味で『Quiet』です。

『Quiet』はかなり攻めた曲になったとは思うんですよね。アルバム曲ということもあって、今までとはちょっと違った毒づいてるような言い方もしちゃいました。笑 意外と、そういう強く言う自分も全然いるので。


──強い口調になってしまうくらいのテーマが歌われているんですね。

伊藤千晃:本当に情報がいっぱいもう溢れすぎていて、私も含めみんなその情報に振り回されたりするじゃないですか。だから「自分の声を聞きなさい」と。「あふれてるノイズ 一回耳をふさぎなさい」「自分の声を聞きなさい」っていうことを歌った曲になります。


──歌詞のはじめに1番言いたいことを言っているような。

伊藤千晃:いったんちょっと黙ろうか、っていうわかりやすい曲になってます(笑)。

実際、本音って誰も言わないし、結局は自分の声を聞かないと周りに流されちゃうよっていうことで、みんなの声を聞くじゃなくて、いったん黙って自分の声を聞く作業をしてみようかっていう、そんな気持ちを込めた歌です。



──その中で「一個人の意見デス」って言ってるのが可愛いです(笑)!

伊藤千晃:少し茶目っ気のあるような言葉も入れながら(笑)。やっぱり今ってすごく、「私の意見はこうだ!」っていうふうに熱量強く言いすぎると受け入れてもらいづらいときがあるので、ちょっとずるいけど、私一人の意見ですっていうふうに。

いろいろこれも深読みしてほしい歌詞ですね。


──そうですね。音の部分もよく聴いて深読みしてほしい。

伊藤千晃:1番最後に「シーっ」って実は入れてるんです。


──是非もう一度よく聴いてみて頂きたいです。伊藤さんの意外な?一面も見られる『Quiet』でした。

伊藤千晃:私との関係もすごい長くなってきたファンの方も多いので、こういうたまに毒づいた千晃もいるよね、っていうのは気づいている人もたくさんいるんですけど、歌で表現したのが初めてで。

そんなノリの強めで少し姉御っぽいところの自分も出てるのかな、と思います。


──ありがとうございました。最後になりますが、今後伊藤さんに会える機会があれば伺いたいです。

伊藤千晃: 今年中は12月25日にファンクラブ限定のクリスマスライブをやらせていただくんですけど、クリスマスとは言えども、本当に1年の締めくくりのライブにもなるので、自分が今回、今年で感じた音楽というものを、ちょっとバンドとして表現できたらいいなと思っています。

あとクリスマスなので、クリスマスらしい演出もいろいろ考えたいと思っているので、楽しみにしていてください。


──最後に、インタビューを見てくださった皆さんに一言お願いします。

伊藤千晃:ファーストアルバム『Be』は、本当に自分もこの音楽の在り方、音楽を楽しむ在り方についてものすごく悩んで、立ち止まって、考えて、次に進むという、本当にいろんな展開を迎えてできたアルバムになるので、今までよりかはさらに深みの出た楽曲たちが集まっています。その辺りも楽しみながら聴いていただけたら嬉しいです。


TEXT 愛香
PHOTO 安東佳介 (Senobi)

2017年AAAを卒業。2018年よりソロ活動を開始。 アーティスト、モデル、タレントとして多方面で活躍。 そのマルチな才能を活かし、ライフスタイルブランド『KIKI AND DAYS』のブランドディレクターを務める。 ファッションやコスメへの興味・知識が豊富で、SNSを通して若者から同年代を中心···

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