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【インタビュー】声優・長谷川玲奈が、ペンギンの男の子になって仲間と大冒険!

新人声優・長谷川玲奈が、韓国で大人気の3DCG アニメ『ポロロ 雪の妖精村大冒険』日本語吹き替え版で主人公ポロロを熱演。楽しい収録の裏側や入り交じる不安と期待、そして声優としての決意を語ってくれました。

声優として初めてのDVDリリース

──今年の6月から声優としての活動をスタートさせて、今回が初めての主演作DVD発売ですね。この役を演じることが決まったときには、率直にどういう気持ちでしたか?


長谷川玲奈:もちろん嬉しかったです! ただその反面、声優としての活動を始めてまだあまり日が経っていないこともあって、技術的な不安もありました。今回の役は、好奇心の強いペンギンの男の子なので、男の子の表現がちゃんとできるのかな、ということが心配にもなりましたね。


──この『ポロロ』シリーズは、韓国ですごい人気なんですよね。

長谷川玲奈:すごいですよね。韓国ではポロロが「子どもたちの大統領」と言われているそうです。韓国だけでなく、世界中で愛されていますね。


──10年くらい前に、今回とは別のお話しで日本版が作られたことがありました。ご覧になりました?

長谷川玲奈:はい。お話をいただいてから勉強のために見させていただきました。このかわいいポロロのキャラクターを表現するために、どんなふうに声を出しているのかな、って。


──好奇心旺盛でやんちゃなポロロというキャラクターを演じるにあたって、声優・長谷川玲奈として共感できるところは何かありましたか?

長谷川玲奈:こう見えて私、性格が結構男の子っぽいんですよ(笑)。好奇心旺盛なところも共通しているので、初めて今回のストーリーを見たときから「ポロロの気持ちもわかるなー」って思っていました。


▲アニメ『ポロロ 雪の妖精村大冒険』


──お話の中でポロロが大冒険をしますが、叫ぶシーンが多いですね。

長谷川玲奈:そうですね。ほとんど叫んでいるんじゃないかと思うくらい(笑)。叫び声で演じるのは初めてでした。氷を滑るシーンや炎に追いかけられているシーンといった現実では絶対にあり得ないシーンでは、しっかりと場面を頭の中で思い描いてから、感情をイメージして声を出ました。

収録前に韓国版の映像をいただいていたのですが、言語は違ってもやっぱりリアクションってだいたい同じなんですよね。それを見ていたから、それぞれのシーンを思い描きやすかったのかもしれません。


──韓国アニメは一般に、日本のものよりも感情の爆発のさせ方すごいですよね。

長谷川玲奈:そうですよね。リアクション結構大きいイメージがあります。でも、子供向けの作品なので、そのくらい大きなリアクションでやったほうが伝わるのかなとも思いました。だから、私も思い切って、大きなリアクションを意識して演じました。バーン! って(笑)。

「叫び」が生んだキャストの一体感

――一番好きなシーンはどれですか?


長谷川玲奈:氷を滑るシーンが好きですね。楽しそうですよね、スピード感があって。もしも実際に湖の氷が割れて、そこに急に落ちて、氷の滑り台を滑るとしたらものすごく怖いと思うんですが(笑)。

収録のときにもキャストみんなで叫んでいました。出演者一同、このシーンがいちばん声を出していたんじゃないかなと思います。でも、そのスピード感や恐怖を一緒に体感した表現ができたことで、すごく「仲間感」が出たのかなという気もしましたね。同じ体験をした幼なじみ、という感じが良く表せたのではないでしょうか。


──なるほど。一緒に同じ感情を体験するわけですものね。友情が固まりますよね。

長谷川玲奈:そうですね。それと、氷を滑ったあとのシーンのしゃぼんが、すごくキレイなんです。そこで一気に世界感が変わった感じがしました。

【写真】長谷川玲奈のインタビュー写真を全て見る

──今回、オーデションで共演者が選ばれたことも話題の一つでしたね。

長谷川玲奈:はい。いろんな経歴や経験をされている方がいらっしゃいました。アイドルをやっている方とか、普段は芸能活動をしていなくてアニメとか漫画が好きで応募した、っていう方もいらっしゃいました。

私は声優になってからはまだ1年も経っていないので、そう考えたら一緒に作り上げていく上ではすごく近い距離だったんじゃないかなって思いました。


──個性豊かですね。その中で、長谷川玲奈さんが座長じゃないですか。

長谷川玲奈:ありがたいことです。でも、偉そうに何かできるわけではないので、仲間として、休憩時間に「このシーンてこういうふうですよね」って、雑談のようにお話しさせていただいて収録に臨みました。皆さんそれぞれにしっかりとイメージを持ってきて出さっていて、ああ、同じ気持ちで一つの作品を作り上げるって素晴らしいなと思いました。


カラオケでも『ポロロ』を楽しんで!

──クリスマスシーズンですから、大切な人へのプレゼントにもぴったりですよね。親子でご覧になるご家族も多いでしょうね。


長谷川玲奈:そうですね。この作品はJOYSOUNDでも配信されると聞きました。最近、カラオケで女子会やママ会が行われることも多いみたいで、お母さんたちが楽しくお話ししているあいだにお子さんが映画を見る、というのが増えてきているみたいです。そんなときに『ポロロ』を観てもらえると想像したらすごく嬉しいです。


──『ポロロ』は、今回の「雪の妖精村大冒険」だけでなく様々なストーリーがありますよね。日本語版もシリーズ化されたらいいですね。

長谷川玲奈:そうなったら本当に嬉しいですね。たくさんの方に愛していただける作品になったら嬉しいです。好奇心旺盛なポロロが愛らしいのはもちろんですが、仲間たちも本当に個性豊かなんです。それぞれのキャラクターにスポットが当たるように、シリーズ化できたら本当に嬉しいですね。


小さい頃好きだったのは『キン肉マン』


──ところで、もともと声優やナレーションに興味があったんですか?

長谷川玲奈:はい。もともとアニメが大好きでした。


──小さい頃に好きだったアニメは何ですか?

長谷川玲奈:最近、その質問をよくされるんです。だからちゃんと答えられるように、いちばん最初に見たアニメって何だろうな、って思い出すようにしていたんですが、たぶん『キン肉マン』ですね。小さい頃は『キン肉マン』が大好きでした。


──ええっ! 意外です。ご家族の影響ですか?

長谷川玲奈:いえ、家族は私以外誰ひとり漫画やアニメを見なくて。私ひとりで楽しんでいました。


──なるほど。先程おっしゃっていた「ちょっと男の子っぽい」というのが、そういうところにも出ているかもしれませんね。

長谷川玲奈:ふふ。そうなのかもしれないですね。小さい頃から戦う系の作品が好きでしたね。


──では、これまでの中で一番好きな作品は?

長谷川玲奈:『アルスラーン戦記』です。世界観が好きです。仲間をすごく大切にしながら戦って国を制覇する話なんですが、仲間がいるって素敵だなって思いました。それに、私、白い髪の毛の男の子を好きになる確率が高いんです。

主人公のアルスラーンも髪の白い戦士で好きになったきっかけはそこでした。でも、ストーリーや世界観が本当に好きで、今でもときどき見返しています。


──ああいう名作ってリメイクすることもありますよね。そういうときに演じられたらいいですよね。

長谷川玲奈:やーん。楽しみです♡

「長谷川玲奈=声優」を印象づけたい

──声優として生きていくと決めた上で、日々の生活の中で何か気をつけていることってありますか?


長谷川玲奈:音を、良く聴くようになりました。いろんな音を聞いて、それぞれの音の違いを感じて。自然の中にあるこの音を、喉や声質でどうやって表現するのかな、って考えるようになりました。

それと、最近はモノマネをするようにしています。今までの自分の声質とは違うタイプの声を他の方が出しているのを真似て、声の幅を広げていきたいと思っています。声優って人間じゃないものを演じることも多いので、どんなキャラクターにも対応できるようになりたいんです。


──今後の目標を教えて下さい。

長谷川玲奈:声優になってまだ1年も経っていないので、技術面でもっとパワーアップしていきたいなと思いますし、アイドルとしての長谷川玲奈ではなく、声優としての長谷川玲奈を皆さんに印象づけられるように頑張っていきたいと思います。

「長谷川玲奈=声優」って認識していただいたのちに、昔はアイドルだったんだ?! って思ってもらえたら嬉しいです。


TEXT 宮本ゆみ子
PHOTO 片山拓

この特集へのレビュー

男性

くろさんご

2019/12/01 00:22

れなぽんの声の魅力が詰まった一本です(^o^)続編が検討されますように(^o^)

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