「ザ・クロマニヨンズ」って何者?
ザ・クロマニヨンズは2006年に結成された日本のロックバンド。甲本ヒロト(Vo)、真島昌利(Gt)、小林勝(Ba)、桐田勝次(Dr)による四人組バンドです。
メンバーを見てピンときた方もいるかもしれませんが、実はザ・クロマニヨンズはあの伝説のバンド『THE BLUE HEARTS』の第三形態とも言えるバンドなんです!
というのも、甲本ヒロトと真島昌利はもともとTHE BLUE HEARTSのメンバー。
解散後はTHE HIGH-LOWSとして活動していましたが、それも2015年に解散。
そしてその1年後、真島昌利が甲本ヒロトにバンド結成を持ちかけ誕生したのが『ザ・クロマニヨンズ』なのです。
ちなみに他の2人のメンバーは、THE BLUE HEARTS時代から親交のあるレコーディング・エンジニアの紹介によって加入し、2人ともそれまでは自身のバンドで活動するバンドマンだったようです。
バンド名の由来は?
「クロマニヨンズ」と聞くと、人類化石の「クロマニョン人」を思い浮かべる人も多いかもしれません。
しかし「クロマニョン人」はバンドの由来にはあまり関係がないんです。
では、なぜ『ザ・クロマニヨンズ』になったのかというと、甲本ヒロトと真島昌利の意見が偶然にも一致したからなんだそうです。
バンド名を決めたのはローリングストーンズの最終公演を見に行った後だったようですが、その時に甲本ヒロトが考えたバンド名が「クロマニヨンズ」でした。
「これはないだろうなぁ」と思いながら伝えると、驚くことに真島昌利がポケットから取り出した紙には「クロマニヨン」という案が書かれており、即決したそうです。
ヒロト曰く言葉の響きがよかったから選んだようですが、とんでもないミラクルですよね。
「ザ・クロマニヨンズ」のオススメ曲5選
ザ・クロマニヨンズの楽曲は、様々な企業やTVドラマのタイアップを受けています。そのため、一度は耳にしたことがあるという方も多いのではないでしょうか?
今回はCMソングなどに起用された楽曲を中心にオススメ5曲を紹介します。
うめえなあもう
2007年にリリースされた2枚目のアルバム『CAVE PARTY』に収録。
軽やかなドラミングに合わせ、繰り返し歌われる独特な世界観が印象的な楽曲です。
独特すぎて何について歌っているのかはよく分かりませんが、明るい曲なので聴いているとハッピーな気分になります。
そして、ご飯が待ち遠しくなる一曲です。
某牛丼チェーン店のCMソングにも起用されていたので、聴けばピンとくる方も多いでしょう。
エイトビート
『エイトビート』は2008年にリリースされた4枚目のシングル。
ロックなサウンドに乗せて、生きることへの力強いメッセージが歌われています。
発売当社は特にタイアップを受けていない楽曲でしたが、なんと発売から8年後の2016年に某ファストフード店のCMソングに採用!
色褪せない、不思議なパワーを持った楽曲です。
ひらきっぱなし
2010年に発売された5枚目のアルバム『Oi! um bobo』に収録された楽曲で、洗濯洗剤のCMに起用されるほど、爽やかで疾走感のある一曲です。
『ひらきっぱなし』というタイトルからも、勢いや前向きな感じが伝わってきますよね。
非常にパワフルな楽曲なので、ここぞという日や落ち込んだ時にぜひ聴いてみてください。
ナンバーワン野郎
2011年に発売された9枚目のシングルで、カップ麺のCMソングに起用されていました。
ザ・クロマニヨンズらしい楽曲なのでファンも多く、ライブでも頻繁に演奏されています。
冒頭の掛け声や半ばのコーラス部分は非常に盛り上がるので、ライブに行く予定がある方は要チェックですよ!
生きる
2018年にリリースされた17枚目のシングルで、人気TVドラマの主題歌としても注目された一曲です。
こちらもザ・クロマニヨンズらしいテンポのいいメロディーに乗せ、独特ながらも力強いメッセージが歌われています。
ぜひじっくり聞いて、心に響くフレーズを見つけてみてくださいね。
ツアーや今後のリリース情報も要チェック!
以上、ザ・クロマニヨンズについて紹介しました。毎年シングル1枚、アルバム1枚をリリースし続けるなど、現在も精力的に活動中の彼らは2019年もアルバム『PUNCH』を発売し、現在ツアー中です。
この記事を見て「クロマニヨンズっていいな」と思った方は、ぜひライブに足を運んでみてくださいね。
ライブハウスだけでなくホールでも行っているため、ライブハウスに慣れていない初心者の方でも安心して参加できますよ。
生で見るザ・クロマニヨンズはまた格別の良さがあるので、まずます好きになること間違いなしです!
TEXT ゆとりーな