インディーズ時代から凄かった
あいみょんは1995年、兵庫県西宮市で誕生しました。お父さんは音響関係の仕事に就いていたという話もあります。
おばあさんが歌手を志していたことも、ギターを手にとったきっかけだったのかもしれないと本人も語っています。
最初はカバー曲を歌っていましたが、中学時代から作詞作曲をはじめ、なんとデビュー前は路上ライブもしていたそうです。
そんな日々の中で事務所に声をかけられ、シンガーソングライターとして腰をすえ、動き始めました。
そして、天才シンガーソングライターあいみょんのインディーズデビューが決まります。
あいみょんのオススメ曲3選
紅白歌合戦に出場した時に歌った『マリーゴールド』など、あいみょんは数々のヒット作を生み出しています。今回は、そんなあいみょんの中でも特にオススメの楽曲を紹介します。
強烈な曲名!「貴方解剖純愛歌~死ね~」
2015年の3月、タワレコ限定で『貴方解剖純愛歌~死ね~』というシングルが販売されました。
そう、この強烈なタイトルの楽曲こそ、あいみょんがインディーズデビューした際の1枚なのです。
なんとも、思わず顔がゆがんでしまうくらいに狂気的なタイトルです。そのインディーズデビュー曲の出だしの歌詞がこちら。
どこか懐かしくキャッチ―で明るいサウンドに、とんでもないインパクトの歌詞が歌われます。
ネット上では「怖い…」と言いながらも「怖いけどすごく共感する」という人が続出!
もちろん作詞作曲は共にあいみょん自身です。
この衝撃のインディーズデビュー曲で瞬く間に、あいみょんの音楽は世間の人をとりこにしていきます。
そして『貴方解剖純愛歌~死ね~』はオリコンインディーズチャートTOP10入りを果たしました。
メジャーデビューは「生きていたんだよな」
2016年11月にシングル『生きていたんだよな』で、あいみょんはメジャーデビューを果たします。
メジャーデビュー後も、作詞作曲はあいみょんが自ら手掛けています。
「命を題材にした曲だからこそ、分かったようなことは歌いたくなかった」と後にあいみょんが語った通り、この曲の歌詞の出だしも生々しくリアルです。
Aメロはメロディはなく、セリフのような語りから始まります。これがまたリアルすぎて、聴いたらたちまちその人の心を震わせるでしょう。
「生きて」が連続されるサビと終わりの「サヨナラ」が、とんでもない重みをもって襲い掛かってくるようです。
その後もリリースするシングルは次々にチャート入りし、今や、あいみょんを知らない人はいないと言っても過言ではないでしょう。
どの曲も「夢や上辺のものじゃなく嘘偽りのないリアルが欲しい」と思っている、現代社会の人々の心をあいみょんはつかんで離さないようです。
下の動画はあいみょんの声とギターのみ、弾き語りの『生きていたんだよな』です。大変生々しく、歌詞がよりいっそうストレートに突き刺さってくるでしょう。
あいみょん至上最高の恋愛ソング「マリーゴールド」
2018年8月8日、その年の日本のポップスを代表する楽曲が世にでました。それがあいみょんの『マリーゴールド』です。
あいみょんのメジャー5枚目のシングルとなったこの曲は、2018年の紅白歌合戦でも歌われており、2019年7月にはyoutubeでのMV再生回数も、なんと1億回を突破しました。
その噂のMVがこちらです。
監督は、米津玄師やサカナクション、水曜日のカンパネルラなどのMVも手掛ける山田智和。撮影は中国は上海にて2日間かけて撮影されました。
薄暗い部屋に窓の光がさしこみ、その中で弾き語りをするシーンが印象的なMVです。
この『マリーゴールド』の歌詞の解釈はネット上でも様々で、今まであいみょんの楽曲の中で目立っていた「殺」「死」などの言葉は用いられていません。
マリーゴールドの花言葉が、歌詞を解釈する上ではどうやら鍵となっているようです。
2019年2月13日に発売されたフルアルバム『瞬間的シックスセンス』の2曲目にも『マリーゴールド』は収録されました。
前作の『青春のエキサイトメント』より約1年5ヵ月ぶりにリリースされたこちらのフルアルバムは、瞬間瞬間や第六感を大事にしたものと本人は語っています。
『マリーゴールド』の歌詞は、偶然サビの最初の歌詞がひらめいたところから徐々にできあがっていったそうです。このフルアルバムに入るべくして入った楽曲と言えるでしょう。
現代社会にもはや必要不可欠となったあいみょんの音楽。今後も、あいみょんが生み出す楽曲から目を離せませんね!
TEXT imahashimiwa