ガンプラ×オンラインゲームが格好いい「ビルドダイバーズ」最新作!
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『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』は、ガンダムのプラモデル“ガンプラ”をテーマにしたガンダムビルドシリーズの4作目に当たる作品です。
アニメ制作は『機動戦士ガンダム』をはじめ数々のロボットアニメを手掛けたサンライズが担当しています。
ガンダムビルドシリーズは、ガンダム作品の中でもホビー色を全面に出した作品。
自作のガンプラをスキャンして仮想空間で戦わせるガンプラバトルとガンプラに情熱を注ぐ少年少女の活躍を描いています。
作ってみたいと思える格好良いガンプラがたくさん登場。
登場するガンプラはバンダイからプラモデルが発売され、再現度の高さが話題になっています。
マニアックなモビルスーツもよりかっこよくカスタマイズされて登場。
往年のガンダムファンも熱くなれます。
大人も子どももガンダム好きなら熱くなれるアニメシリーズです。
その異色作が『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』。
ガンプラバトルにMMOオンラインゲーム要素を加えた『ガンダムビルドダイバーズ』の続編で、前作の2年後を舞台に新たな物語が始まります。
前作と主人公が異なっているので、前作を見ていなくても大丈夫。
今作はYouTubeのガンダム公式チャンネル・GUNDAM CHANNELで好評配信中のWebアニメ。
第1話から最新話まで全て公開中、いつでも何度でも気軽に視聴できますよ。
新たな「ビルドダイバーズ」はシリアスな人間ドラマ!
物語の舞台はMMOオンラインゲーム“ガンプラバトルネクサスオンライン”(通称:GBN)。
ガンプラバトルをオンラインゲーム化し、ダイバー(アバター)の姿で世界中のプレーヤー達と気軽に交流、バトルできるようになっています。
主人公・ヒロトは感情を表に出さないクールな高校生。
GBNではフォース(チーム)に属さず傭兵として単独行動をしていました。
ある日、お調子者のダイバー・カザミはヒロトの腕を見込み、隠しミッションに行こうと誘います。
そこに救援を求める通信が。
偶然居合わせた引っ込み思案の初心者ダイバー・パルヴィーズと、ミステリアスな実力派女性ダイバー・メイも一緒に、新たなディメンション(フィールド)に転送されてしまいます。
4人を召喚した獣の少年・フレディは、4人にこの世界を救ってほしいと懇願。
謎の敵ガンプラ軍団・ヒトツメと戦うことになったのです。
4人のチームワークはほぼ皆無。
ヒロト達はこのミッションを無事成功させることはできるのでしょうか?
新たなBUILD DiVERSの物語がここから始まります。
今作の魅力は、シリアス色の強いシナリオ。
中学生達が仲間と絆を深め成長していく明るく楽しい作風から一転。
悩みや心の傷を持ったソロプレイヤー達が謎の長期ミッションに挑み、その中で自分と向き合っていくストーリーとなっています。
それぞれ抱える葛藤や傷を乗り越えて自信をつける過程を見ると応援したくなりますよ。
主役も、中学生から高校生に変更。
ビルドシリーズ初のクールで陰のある主人公となっています。
かつてはGBNを楽しんでいた時期があり、何故笑えなくなったのか過去が気になるキャラクターです。
彼のガンプラ・コアガンダムは、今までのビルドシリーズの主人公機にない独特のギミックが施されています。
太陽系の惑星をイメージした各種のアーマーをコアガンダムの腕、脚、装甲にドッキングさせることで、異なるシルエットにチェンジ。
多彩な戦闘スタイルを可能にしています。
格好いい合体シーンは必見。
どの機体のフォルムもスタイリッシュで格好いいですよ。
BUILD DiVERSの中で群を抜いたヒロトの強さに注目です。
そんなヒロトでも歯が立たない正体不明の強敵機・ゼルトザーム。
ゼルトザームを操る仮面の男の正体とは!?
丁寧に積み重ねられたストーリーは1話たりとも見逃せませんよ。
魅力的なキャラクターとガンダムネタに大注目!
ヒロト以外のキャラクター達も応援したくなる個性が魅力的です。
カザミは自分の憧れるヒーロー像への強い信念を持ったキャラクター。
何度失敗してもあがき続け、理想を諦めずに奮闘する姿に励まされます。
パルヴィーズは獣耳やしっぽなど可愛い見た目が大人気。
自分が作ったガンプラへの愛情が深く、頑張る姿を応援したくなる魅力があります。
可愛い彼を応援するために、配信を楽しみにしているファンもたくさんいますよ。
BUILD DiVERSの紅一点・メイも人気キャラクター。
寡黙でミステリアスな彼女ですが、メンバーの感情を観察している一面を持っています。
声優は『ガールズ&パンツァー』の西住みほ役の渕上舞。
他の役との声の違いに驚きますよ。
隠しミッションの謎に挑むメイの活躍に注目です。
ヒロトをリアルで励ます幼なじみ・ヒナタは健気で献身的。
彼女の恋が報われてほしいと願うファンもいます。
ヒロトがGBNで探し続けている少女・イヴ(cv.水瀬いのり)も純真無垢で可愛らしいです。
三者三様な魅力を持ったヒロイン、きっと推しが見つかりますよ。
『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』はGUNDAM CHANNEL配信作品ゆえにガンダムファン向けのネタが随所に盛り込まれいます。
今回も背景に隠れている『機動戦士ガンダム00』のパトリック・コーラサワー探しがありますよ。
ガンダムシリーズを知っていたらクスッと笑えるシーンもあるので、見ていて楽しいです。
カザミは『機動戦士ガンダムSEED』の主人公キラ・ヤマトやアスラン・ザラの名台詞を口にすることで、自分のテンションを高めています。
SEEDファンなら懐かしくなる熱い名台詞がたくさん出てきますよ。
そんなカザミはプレイ動画をGBN内にアップするGチューバーでもあります。
彼の憧れのGチューバー、キャプテン・ジオンは圧倒的な強さと存在感を持ったキャラクター。
全身真っ赤なスーツとマスクで素顔を隠したアメコミヒーロー風の出で立ちで、マナー違反した者にνジオンガンダムで成敗してしまいます。
νジオンガンダムは『機動戦士ガンダム逆襲のシャア』のアムロの愛機νガンダムをベースに、シャアをイメージした赤いボディが特徴的なガンプラ。
ジオン公国のエンブレムをモチーフにした巨大な剣・ジオニックソードで悪質ダイバーに容赦なく攻撃。
無茶苦茶な強さが格好よくて、もっと彼の活躍が見たくなります。
彼を演じるのは速水奨。
前作『ガンダムビルドダイバーズ』では紳士的なロンメルを演じており、役のギャップが大きくて面白いです。
シリアスなストーリーに彩りを添えるガンダムネタはどれも楽しいですよ。
元ネタと比較しながら楽しんでご覧ください。
立ち直る元気をくれる爽やかOP!「リライズ」
『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』のオープニングテーマを担当するのは、スピカ・スピラ。
前作『ガンダムビルドダイバーズ』の後半ED『スタートダッシュ』でデビューしたスリーピースバンドです。
グループ名には、聴く人が先の見えない暗い道のりにいても、星の光のように輝いて道を照らして導けるバンドになりたいという思いが込められています。
スピカ・スピラは、ラテン語で“生きている限り希望を持つことができる”という意味の“スピラ・スペラ”と一等星スピカを掛け合わせた言葉です。
代表曲は、TVアニメ『通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?』オープニング曲『イヤヨイヤヨモスキノウチ!』や『みだらな青ちゃんは勉強ができない』のエンディング曲『恋はミラクル』など。
ワンマンライブも発売直後に完売。
笑顔と元気がもらえるライブと話題のバンドです。
主題歌『リライズ』は、かけがえのないものを失い、前に進むことが恐くなる気持ちに寄り添いながら、もらったものを糧にして一歩を踏み出す勇気を歌った楽曲。
元気で明るいボーカルと切れのいいギターとベースサウンドが心地いいです。
主人公・ヒロトとリンクした歌詞、登場人物達の複雑な心境を巧みに表現した演奏に引き込まれます。
Aメロ・Bメロのギターやベースの繊細で複雑な動きで奏でられる優しく儚いメロディーが、切なさを演出。
サビの大胆な演奏によって爽やかさが加わり、明るい印象が感じられます。
落ち込んだ気持ちを持ち上げてくれる優しい歌詞と、透明感のある元気な歌声に励まされるでしょう。
オープニング映像も格好いいシーンが満載ですよ。
4人のダイバーの性格と各ガンプラのかっこよさが分かるシーンやヒロトのアースリィガンダムの合体シーン、アーマーを換装しながらゼルトザームに一騎打ちを挑むコアガンダムなど爽快なアクションシーンが満載です。
是非飛ばさずにご覧ください。
CDには『機動戦士ガンダムF91』の主題歌『ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~』と『機動戦士Vガンダム』の主題歌『STAND UP TO THE VICTORY』のカバーバージョンも収録。
完成度が高いので是非聴いてくださいね。
EDは切なさが心地いいゆったりヒップホップ!
エンディングテーマ『MAGIC TIME』を歌うのは、女性3人組ヒップホップユニット・スダンナユズユリー。
メンバーは元E-girlsの須田アンナ、YURINO、武部柚那。
ボーカルは須田アンナが、MCをYURINOと武部柚那が担当しています。
『MAGIC TIME』は彼女達にとって初のアニメタイアップ曲となっています。
この楽曲はしっとりとしたメロディーラインと落ち着いたラップが魅力的。
切ないボーカルが心地よく、ボーカルに寄り添うラップがいいアクセントになって、3人の声の響きが美しいです。
歌詞には弱い自分に気づかされ強くなりたくても希望が見えない葛藤が綴られています。
メロディーもゆったり切なげで耳に心地いいですよ。
エンディング映像では、ヒナタが夕暮れの街をひとり歩きしながら、ヒロトと楽しく過ごした日々を思い出す様子が描かれています。
昔のようにヒロトが笑いかけてくれなくなり、寂しさを感じるヒナタ。
サビでは、赤レンガ倉庫とそばにそびえ立つストライクガンダムの像がライトアップ。
孤独なヒナタに、幼い頃のヒナタが、ヒロトと一緒に作った思い出のガンプラ“プチッガイ”を手渡します。
プチッガイを見つめるヒナタの眼差しが穏やかで印象的です。
本編の怒涛の展開を見た後に聴くにはちょうどいいゆったりとした一曲となっています。
スマホでも楽しめる熱いガンプラバトル!
魅力的な音楽と続きが気になる展開満載のアニメ『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』。
動画の最後にはミニコーナー“ジャスティス・カザミのRE:RISE NEWS”があり、作中に登場するガンプラやガンプラ関連商品を特集しています。
カザミのYouTuberらしいハイテンションなMCが楽しく、ガンプラの魅力が伝わってきます。
特に7話で紹介されたスマホアプリゲーム『ガンダムブレイカーモバイル』は、様々なパーツを組み合わせ自分だけのガンプラを作り、最大4人まで対戦ができるゲーム。
いつでもどこでも、シンプルな操作で誰でも熱いガンプラバトルを楽しむことができますよ。
アニメもますます盛り上がる『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』。
あなたも熱いガンプラバトルの世界に飛び込んでみてくださいね。
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TEXT Asakura Mika