ポップでカッコいいバンド!
「キャッチーなポップバンド」として存在を浸透させつつあるMrs. GREEN APPLE(ミセス・グリーン アップル)!
キャッチーなメロディーと高い演奏力で、若者に絶大な支持を得ています。
しかし、彼らが作るのはキャッチ―な曲だけではありません。
ジャンルに捉われずにEDM、ロック、ポップ、ヒップホップ、R&B、ジャズなどかなり幅広い音楽を作っているのです。
「Mrs. GREEN APPLE」はどんなグループで、どのような曲を歌っているのか、その魅力を詳しく紹介します!
Mrs.GREEN APPLEとは?
「Mrs. GREEN APPLE」は、2013年に結成され、2015年7月8日に『Variety』でメジャーデビューを果たした、男女5人組の若いバンドです。
ファンからは「ミセス」や「ミセグリ」の愛称で親しまれていますね。
メンバーは、ボーカル・ギター・プログラミング等担当の大森元貴、ギター・バンジョー担当の若井滉斗、ドラムス・コーラスの担当山中綾華、ピアノ・フルート等担当の藤澤涼架、ベース・シンセベース担当の髙野清宗の5人。
1番年若いボーカルの大森元貴が、作詞・作曲・編曲全てを手掛けています。
印象に残りやすいメロディのミセスの楽曲は、CMソングや映画、アニメとのタイアップも多数ありますね。
バンド名の「Mrs. GREEN APPLE」は、赤いリンゴになる前、熟す前の「今」の初心を持ち続けたいという意味も込められているそうですよ。
Mrs.GREEN APPLEの魅力!
ミセスの魅力と言えば、耳に残るキャッチ―なメロディ、歌唱力の高さ、ふり幅の大きな楽曲、繊細な歌詞、とたくさん出てきます。
ミセスは曲の引き出しが多く、そのメッセージ性の強い歌詞を支持するファンがたくさんいます。
また、バンドサウンドにシンセや打ち込みを使ったりと、いわゆるギターロックとは違う、人工的な音を積極的に採用しているのがミセスの特徴です。
どのタイプの楽曲も「ミセスの音楽」として耳になじんでいるのが、素晴らしいですよね。
バンドとしての完成度がどんどん高くなっているからこそ、どんなにふり幅が大きくなっても、バンドのアイデンティティを感じさせることができるのでしょう。
彼らの作る楽曲は、背中を押してくれる応援歌や切ないバラード曲、ポップで元気な曲など、いろいろなジャンルの曲があります。
フェスやライブに実際に足を運べば、ミセスの表現力の高さに脱帽すること間違いありません!
最新アルバムから、3曲ご紹介!
2019年10月2日、ミセスグリーンアップルの4thフルアルバム『Attitude』がリリースされました。
アルバムには、アニメ『炎炎ノ消防隊』のOP主題歌『インフェルノ』や、「めざましどようび」テーマソングの『lovin’』、人気シングル『青と夏』他、全17曲が収録されています。
それではアルバム『Attitude』から、特におすすめの3曲を紹介しましょう!
疾走感あふれる「インフェルノ」!
2019年秋期アニメ『炎炎ノ消防隊』のOPテーマに起用された『インフェルノ』は、2019年7月18日に、配信限定シングルとしてデジタルダウンロードを開始しました。
もともと原作漫画のファンだった大森元貴が、TVアニメのオファーを受けた喜びと原作1巻を読んだ時のインパクトをそのまま音楽にして表現した歌です。
力強い、ロックなサウンドを聴くことができますよ。
疾走感にあふれたメロディと、奥深い重みのある歌詞。
アニメのファンからも「炎炎にぴったり!」「めちゃくちゃ合ってる!」との声で溢れかえりました。
タイトル『インフェルノ』の意味は「地獄」「地獄さながらの光景」「大火」で、アニメにぴったりですね。
『インフェルノ』は、曲のテンポがいろいろ変わっていく面白さと勢いを感じられる、とにかくカッコイイ1曲です。
勇気づけられるバラード「僕のこと」
『僕のこと』は、Mrs. GREEN APPLEの8枚目のシングルで「第97回全国高校サッカー選手権大会」の応援歌として書き下ろされた楽曲です。
先行配信では、LINE MUSICでデイリーチャート1位を獲得しました。
この楽曲は、応援歌であるにもかかわらず、選手を勇気づけるようなアッパーチューンではなくしっとりとしたバラードで、勝者と同じように敗者にもスポットを当てたものになっています。
人生には光と影があるけれど、そのどちらもが現在の自分を形作っているのだから、辛いことがあっても前を向いて生きようと思わされる歌です。
しっとりとした曲調からサビで一気に盛り上がり、壮大なスケールを感じられますね。
アルバムには、合唱Versionもあり、こちらも素敵な一曲になっています。
爽やかな夏の歌「青と夏」
YouTube再生回数1位の『青と夏』は、2018年8月1日にリリースされたMrs. GREEN APPLEを代表する人気曲です!!
『青と夏』は、少女漫画『青夏』の実写映画『青夏 きみに恋した30日』の主題歌で、映画の挿入歌『点描の唄』(feat.井上苑子)も、同シングルに収録されました。
夏を感じさせるアップテンポなメロディもとても爽やかで、この曲が流れると夏の始まりを感じますね。
『青と夏』は、夏休みに出会った男女の恋愛を描いており、青春を生きる人の応援歌としてもぴったりで、この楽曲で新たにミセスのファンになる人も急増しました。
しかし、この楽曲は、一般的な青春を謳歌している人だけに向けた歌ではありません。
この歌では、勉強を頑張る人、家族を想う人、夢に向かう人、いじめられている人などにも、いろいろな人の生き方を見つめるミセスの優しいまなざしが向けられています。
「青春よりも、もっと青くて熱い」という映画のイメージにも、ぴったりです。
ライブの盛り上がりをあなたも!
Mrs. GREEN APPLEは、2019年12月7日の横浜アリーナを皮切りに、4枚目のアルバム『Attitude』発売に伴うアリーナツアーを開催中です。
ぜひあなたも参加して、ライブの盛り上がりを肌で実感してください!
最近では、自分たちが歌うだけでなく楽曲提供も行っているMrs. GREEN APPLE。
どんどん人気が出てくる彼らの今後の活動にも注目です。
TEXT 有紀
【Mrs. GREEN APPLE PROFILE】 大森元貴 (Vo/Gt) 若井滉斗 (Gt) 藤澤涼架 (Key) 2013年結成。2015年EMI Recordsからミニアルバム「Variety」でメジャーデビュー。 以来、毎年1枚のオリジナルアルバムリリースと着実なライブ活動を続け、2019年12月から行われた初の全国アリーナツアー「エデ···