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ゾンビ映画なのに全然怖くない?本作の魅力を紹介
『ゾンビランド:ダブルタップ』は、近未来の終末世界を舞台に繰り広げられるゾンビアクション映画です。
しかし、多くのホラージャンルにありがちな恐怖感や悲壮感とは無縁で、廃墟と化したアメリカの地でゾンビの討伐に明け暮れながらも明るくマイペースに生きる主人公や仲間たちの姿が描かれている、ホラーが苦手な人にも楽しめるゾンビ作品に仕上がっています。
終末世界を愉快に暮らす?「ゾンビランド:ダブルタップ」のあらすじ
謎の新型ウィルスに感染した人々が次々とゾンビ化し、世界は壊滅状態に陥っていました。
そんな絶望的な状況の中でもマイペースな日々を過ごしていたゲームオタクの大学生・コロンバス。
また、道中で彼と行動を共にすることになったネイティブアメリカンを気取るワイルドな男・タラハシーと姉妹のウィチタとリトルロックや愉快な仲間たち。
そんな彼らがパシフィック・プレイランドでゾンビとの死闘を繰り広げてから10年が経過。しかし、増殖の絶えないゾンビたちは更なる進化を遂げて彼らに襲いかかろうとしていたーー。
終末を迎えようとしていたゾンビ社会で人間として生き残るため、彼らは自らが掲げる「73のルール」を掲げて悠々自適な生活を送りながら、新しく迎えた仲間たちとともに安息の地を求めてアメリカの中心部を目指していくーー。
この作品でしか観られない!豪華キャスト
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メインキャストは前作に引き続き、ジェシー・アイゼンバーグ、ウディ・ハレルソン、エマ・ストーン、アビゲイル・ブレスリンの4人が演じています。
前作『ゾンビランド』に出演後、ジェシー・アイゼンバーグは2010年に公開されたノンフィクション映画『ソーシャル・ネットワーク』でフェイスブックのCEO、マーク・ザッカーバーグ役の熱演で一躍時の人になりました。
また、エマ・ストーンも、数々の映画への出演を経て2016年公開のミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』や2018年公開の『女王陛下のお気に入り』の演技が高く評価され、具アカデミー主演女優賞など数々の賞を受賞し、実力派女優として活躍しています。
この2人が10年の時を経て『ゾンビランド:ダブルタップ』でカップル役として再共演を果たしているのは、洋画ファンであれば感慨深いものがありますよね。
さらに、『ゾンビランド:ダブルタップ』から登場する新キャストの一人として印象的なのがマディソン役を演じる25歳のアメリカ出身の女優、ゾーイ・ドゥイッチ。
彼女は、コロンバスやタラハシーを翻弄させる無邪気なトラブルメーカーを好演しており、今後の人気を感じさせる存在感を放っています。
また、日本語吹き替え版では女優の安達祐実がマディソンの声を担当しておりますので、彼女の演技にも注目ですね。
「ゾンビランドサガ」とのゾンビコラボが実現!
本作では、2018年に放送されたTVアニメ『ゾンビランドサガ』とのコラボレーションが実現。
作中に登場する7人組アイドルグループ・フランシュシュのメンバーの数名が日本語吹き替え版のゾンビ役として参加しています。
アニメもファンからの人気を受けて第2期『ゾンビランドサガ リベンジ』の制作が発表されていて、今後の展開が見逃せません。
「ゾンビランド:ダブルタップ」の予告編で流れている名曲
劇中でさまざまな洋楽アーティストの楽曲が使われており、その中でも告知用動画のアクションシーンで流れているノリノリなナンバー2曲をご紹介します。アイス・キューブ「Click, Clack - Get Back!」
米カリフォルニア出身で俳優としても活躍しているラッパー、アイス・キューブの『Click, Clack - Get Back!』。2006年8月に発表したオリジナルアルバム『ラフ・ナウ、クライ・レイター』に収録されています。ロックギターのリフを全面にフューチャーしたサウンドと熱量感溢れるアイス・キューブのラップとの相性が抜群のヒップホップナンバーです。
AC/DC「Shoot to Thrill」
豪シドニー出身の4人組ハードロックバンドの雄、AC/DCの『Shoot to Thrill』。
こちらの曲は、1980年に発表された6枚目のオリジナルアルバム『バック・イン・ブラック』や、2010年4月に発表したサウンドトラックCD『アイアンマン2』などに収録されています。
AC/DCらしいストレートな轟音サウンドの中にも、ブリティッシュロックのような深みを感じさせるドラマティックな展開が胸を熱くさせるナンバーです。
年末映画のダークホースは「ゾンビランド:ダブルタップ」で間違いなし!
只今、絶賛公開中の映画『ゾンビランド:ダブルタップ』の魅力をお届けしてきました。
ゾンビ映画としてのグロテスクさやお約束な展開も押えながら、コメディ映画としても魅力たっぷりな作品です。
2019年の年末、恋人や友達とともに劇場に足を運ぶ際は『ゾンビランド:ダブルタップ』を観てひと笑いしてみてはいかがでしょうか?
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