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独特な雰囲気で魅了するボーカロイド曲「花瓶に触れた」とは?

好きなボカロPは?と聞かれて名前が挙がることも珍しくないバルーン。この記事では、そんなバルーンが初めてニコニコ動画で10万再生の殿堂入りを達成した楽曲である『花瓶が触れた』の魅力について紹介します。

今までヒットしたボカロ曲にはない雰囲気を持った「花瓶に触れた」

▲花瓶に触れた/flower

『花瓶に触れた』は2016年に投稿されたflowerのオリジナル曲です。

色彩が低めの落ち着いた色使いのPVは絵師や動画師として活躍するアボガド6が制作しました。

何処か寂しさにも似たものを感じる歌詞と、電波曲のようなインパクトは無いにも関わらず不思議と頭に残るメロディが特徴的で、色彩の低いPVの中で赤いホウセンカのような花が目を引きます。

ホウセンカの花言葉は「短気」「私に触れないで」。

曲名である『花瓶に触れた』とは反対ともとれる意味を持っているので関連を感じますね。



花瓶に生けられている花ではなく花瓶に触れた、ということやすれ違っているように見える歌詞での関係性から通じ合わない二人の恋愛関係を歌っているのではないか、という解釈などがされています。

作ったのは「シャルル」で有名なバルーン



バルーンは2013年、GUMIオリジナル曲の『造形街』でデビューをしたボカロPです。

初めての投稿曲からその独特の曲調と歌詞の言葉選びのセンスは健在で、バルーンが好きな人の中ではこの『造形街』が一番好き、と言う人も多いでしょう。

ボーカロイドはGUMI、初音ミク、flowerを使用して作っています。

今回紹介している『花瓶に触れた』で初の10万再生を達成、同年に投稿した『シャルル』では100万再生を達成し、未だに再生数を伸ばし続けています。

また、2016年にシンガーソングライターとしてもデビューを果たし、現在はそちらの活動がメインになっています。

須田景凪



バルーンがシンガーソングライターとして活動するときは、『須田景凪』という名義を使っています。

今までボーカロイドで作ってきた楽曲をセルフカバーする他、自身のオリジナル楽曲『MOIL』は映画『二ノ国』の主題歌となりました。

相変わらずのハイセンスな曲作りと楽曲の雰囲気とマッチした歌声は、バルーンファン必見です。

オススメの歌ってみたを紹介!

『花瓶に触れた』は、曲の人気と比例するように様々な歌ってみたが投稿されています。

その中でも特に一押しの歌ってみたをポイントと共に紹介していきます。

本人によるセルフカバー

▲花瓶に触れた (Self Cover)

最近ではボカロPがセルフカバーすることも珍しくなくなりました。

ボカロPは比較的自分の歌いやすいキーで楽曲を作る、という傾向がありますが『花瓶に触れた』のセルフカバーでは少し低いキーを歌っているので一瞬は違和感を覚えるかもしれません。

優しく穏やかな声が魅力的で、目立った癖もなく耳にすっと入ってきて曲に没頭できるような感覚が味わえますよ。

歌ってみたが苦手、という人はこのセルフカバーを一度聴いてみてください。

メガテラ・ゼロ

▲花瓶に触れた歌ってみたのはメガテラ・ゼロ

圧倒的な表現力とアレンジを加えた歌ってみたが魅力のメガテラ・ゼロ。

表現力を生かした、自身の歌ってみたのクオリティを更に引き上げるアレンジも、この歌ってみたには惜しみなく使われています。

アレンジをする歌い手は他にも見られますが、違和感があったりするためアレンジは簡単ではありません。

しかし、この曲のアレンジは違和感が全くなく、原曲とはまた違った魅力を引き出しています。

もこう

▲もこう 花瓶に触れた 歌ってみた。

ゲーム実況者として人気のもこう。

他にも多数の歌ってみたを投稿していますが、過激なこともある普段の実況スタイルからは想像もつかない程の美声を披露しています。

落ち着きがある、感情の篭った歌い方は実況者としてのもこうのファンだけでなく、存在を知らなかった人も驚かせました。

実況しか見たことがない人も、名前くらいしか知らない人も、この機会に聴いてみてはいかがでしょうか?

窓付き@

▲花瓶に触れた 歌ってみた 窓付き@

爽やかな声が特徴的な窓付き@。

この歌ってみたでは、その声が切なさを感じさせるものになっています。

しかし、切ないだけでなく、最後のサビで感情の起伏が強く大きくなり、聴きごたえのある歌ってみたとなっています。

盛り上げるような歌い方の歌ってみたが好きな人にオススメです。

FMくん

▲【歌ってみた+RAP】花瓶に触れた【FMくん】

落ち着いた雰囲気の曲には珍しいFMくんによる、ラップが入った歌ってみた。

本家では間奏の部分にラップを入れるだけでなく、1番のAメロの後半や2番のBメロをラップにしたりCメロの裏にラップを入れたりなど、本家に慣れている人でも新鮮な気持ちで聴くことができます。

どうしても好みが分かれやすいラップのアレンジですが、間奏のときのラップは伴奏の邪魔をせず、本家の雰囲気を壊すことのない仕上がりになっています。

ラップアレンジの入った歌ってみたに馴染みがない、という人も聴きやすい歌ってみたとなっています。

様々な視点から楽しめる「花瓶に触れた」

▲【アナタシア】花瓶に触れた 踊ってみた【オリジナル振付】

歌詞について考えたり、様々な歌ってみたを聴いてみたりといろいろな視点からその世界に没頭できる『花瓶に触れた』。

歌ってみただけに留まらず、有名な踊り手が非公式に振り付けをした踊ってみた動画なども投稿されていて、その発展は留まることを知りません。

本家の再生数もニコニコ動画では100万再生、YouTubeでは200万再生とその知名度を窺うことができます。

バルーンといえば『シャルル』しか知らない、という人も多いと思いますが『シャルル』に負けず劣らず魅力のある楽曲となっているので『花瓶に触れた』を知らないという人も知っている人も、本家や歌ってみたなど様々な『花瓶に触れた』を視聴してみてくださいね。


TEXT Noah

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