爽やかな笑顔の裏には、誰にも負けない努力。2グループを徹底比較!
2019年夏に東京ドームにて開催されたジャニーズJr.単独公演にて、新たな2グループ「SixTONES」と「Snow Man」のCDデビューが発表。瞬く間にファンの間でツイートや口コミにて大きな盛り上がりを見せ、一躍注目を集めました。
そしていよいよ2020年1月22日、ジャニーズ史上初の異例となる2グループ同時収録の両A面方式にて、デビューシングル『Imitation Rain / D.D.』『D.D. / Imitation Rain』が発売。
これからのジャニーズ新世代を担っていくであろう2グループの魅力を紹介します。
持ち前の身体能力で魅せる、デビューへの軽やかなステップ「Snow Man」
タッキーこと滝沢秀明による『滝沢歌舞伎 -TAKIZAWA KABUKI-』への出演や数々の先輩グループのバックダンサーなどを努めていたSnow Man。
CDデビューを控えるメンバーは深澤辰哉、佐久間大介、渡辺翔太、宮舘涼太、岩本照、阿部亮平、向井康二、目黒蓮、ラウールの9人です。
舞台を中心に長く活動を続けていた彼ら。
平均年齢は20歳を超え、2020年のデビュー時には最年長の深澤辰哉が28歳を迎えるなど、ジャニーズJrとしては比較的年齢層の高いメンバーによって構成されているのが特徴のひとつと言えるでしょう。
その中でもひときわ目立つ存在なのが、大先輩たちの中で活動している16歳のラウール。
その名前や外見からも想像がつく通り、ベネズエラ人と日本人のハーフである彼。
顔立ちのキレイさと持ち前のダンススキルを武器に活躍し、ファンの間でも大人気のメンバーです。
彼ら9人の武器は長きにわたる実戦経験をもとに鍛え上げられた身体能力。
そしてそれを生かしたアクロバットとダンスです。
爽やかな表情としなやかな動きで楽曲の世界を表現するその技量には驚きです。
俺たちの武器は歌唱力。ポップスの歴史に名曲を響かせる「SixTONES」
Snow Manとの同時デビューを控えるSixTONES(ストーンズ)。
髙地優吾、京本大我、田中樹、松村北斗、ジェシー、森本慎太郎の6人で構成されています。
こちらのグループでもひときわ存在感を放つのが米国出身の父親とのハーフであるジェシー。
身長184cm、英語が堪能で歌唱力にも定評がある彼。
グループをさらなる高みへ導くメンバーの一人であることは間違い無いでしょう。
かつてメンバー同士でお互いの進路に悩み、6人での活動が停滞していた期間もある彼ら。
しかしそんな時に「また6人でやろう!」とメンバーを引っ張ったのがジェシーだそうです。
Snow Manと対照的な黒の衣装に身を包んだ彼ら。
全員が素晴らしい歌唱力を備えており「聴かせる」パフォーマンスには要チェックです。
大注目のメンバー6人によって構成されたSixTONESの、Snow Manとは異なるカラーを持つその魅力からも目が離せません。
それぞれのデビュー曲に、それぞれの魅力。シングル2曲を徹底比較
Snow Man渾身のダンスチューン「D.D.」
Snow Manの記念すべきデビューを飾るシングル曲『D.D.』。
こちらのミュージックビデオではダンスを得意とする彼ららしい、エレクトロニックでノリノリなビートに色彩豊かなシンセサイザーの音色が光るサウンドを堪能できます。
聴くだけでテンションが上がりそうなトラックにSnow Manの9人による力強いボーカルが合わさって、とてもクールな1曲。
そして、グループ名を表す印象的な「白」のカラーも、それぞれのメンバーの個性が生かされたMVでの衣装に落とし込まれています。
SixTONESが聴かせる名曲の予感「Imitation Rain」
SixTONESのデビューシングル曲『Imitation Rain』も見逃せません。
ハートフルな歌唱を最大限にフィーチャーしたこの楽曲は、ダンサンブルな魅力をプッシュするSnow Manとは対照的にエモーショナルな魅力に溢れています。
スローで感情的なサビでは、思わず涙を誘うような「男らしくも美しい」歌唱を堪能することができます。
2019年12月現在公式に公開されている特設サイトでの試聴ではまだその全貌をみることはできませんが、ジャニーズの歴史として語り継がれる名曲になることは間違い無いでしょう。
新たな世界を魅せるジャニーズ新世代、そのデビューをお祝いしよう!
いよいよデビューが迫るSnow ManとSixTONES。
共にジャニーズJr.のメンバーとして数々の大舞台を経験し、切磋琢磨してきた彼ら。
時にライバル、そして時には大切な仲間として、決して平坦では無い道を歩んできたはずです。
目に見えない努力に裏打ちされた技量の高さ、そして一度ステージに立てば彼らの世界観に取り込まれてしまう完璧なオーラ。
そんな魅力は2グループ共に共通しています。
ファンのみならず日本中からの期待度も当然高く、2019年末の名だたる歌番組に引っ張りだこの彼ら。
これからもその爆発的な話題性を武器に、私たちに新たな世界を見せてくれることでしょう。
TEXT ヨギ イチロウ