大ヒットした名曲をカバー!
サックスやトランペットなどを駆使した厚いサウンドが魅力的な『SANABAGUN.』。話題沸騰中の彼らが、同じく注目のHIPHOPユニット『Creepy Nuts』とコラボしました。
気になる楽曲はなんと、オリジナルではなく米米CLUBの大ヒット曲『浪漫飛行』のカバー。その名も『浪漫飛行 feat. Creepy Nuts』です。
SANABAGUNやCreepy Nutsを知らない世代の人でも「聞いてみたい!」という気持ちになりそうですよね。
しかし、原曲とはサビ以外の歌詞がほとんど違います。メロディラインも彼ららしいアレンジがたっぷり。
男らしい歌声のボーカルとキレキレのラップを生かしたオリジナルの歌詞をチェックしていきましょう。
夢に向かってGO!
原曲の『浪漫飛行』は、夢に向かって頑張る人を応援する楽曲。
ざっくり説明すると「本当に大切なものや思いだけを胸に、より自由で身軽な状態で夢や目標に向かって歩もう!」という内容となっています。
『浪漫飛行 feat. Creepy Nuts』も趣旨は一緒ですが、サビ以外の歌詞は全く違うんです。
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今曇った心を晴らすのさ 誰かの紙飛行機を待たずにさぁ
空を飛びたいって気持ちに理由はナンセンス 誰しも夢描く 平等なライセンス
≪浪漫飛行 feat. Creepy Nuts 歌詞より抜粋≫
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「モヤモヤする気持ちは誰かに晴らしてもらうのではなく、自分で晴らす。夢を持つ権利はみんなに平等に与えられている。」という意味で解釈することができます。
この部分だけでも、原曲と方向性が同じなのはお分りいただけるのではないでしょうか?
しかし、サビ以外はほぼラップ。
だから原曲とは違い、韻を踏んだ歯切れのいい歌詞が続きます。
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「どうせ飛べっこ無い」ってな猜疑心
保安検査場で破棄して 発揮してみるかこの減らず口の使い道
たとえパスポート失くそうとも あれば大丈夫さ発想の滑走路
多少機体は揺れるけど 期待の方はクレッシェンド 雨天決行
≪浪漫飛行 feat. Creepy Nuts 歌詞より抜粋≫
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旅や冒険をモチーフにした『浪漫飛行』にかけて、飛行機の発着をテーマに夢へと向かう不安や応援が歌われています。
「現代風のアレンジ」というと安っぽく聞こえてしまいますが、原曲のテーマを受け継ぎながらも自分たちのアレンジを加えるこの語彙力は素晴らしいですよね。
原曲通りのサビも必見!
オリジナリティ溢れるAメロやBメロも素敵ですが、忘れてはいけないのが原曲通りのサビ。
歌い継ぎたくなるような素敵なメッセージで溢れています。
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いつかその胸の中までも くもらぬようにRight away
おいかけるのさ My friend
トランク一つだけで浪漫飛行へ In the sky
飛びまわれ このMy Heart
≪浪漫飛行 feat. Creepy Nuts 歌詞より抜粋≫
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大きな夢や叶えたい夢を持っていても、恥ずかしさや不安に駆られて一歩を踏み出せずにいたら気持ちは沈んでしまうもの。
「なんて情けないんだろう」と自己嫌悪に陥ってしまうかもしれません。
そうならないためにも、夢ややりたいことを見つけたらすぐに動き出す。
もしすでに頑張っている友達がいるのなら、その友達に追いつけるよう一緒に歩み出す。
とても勇気をもらえる歌詞ですね。
また、後半の2行からは「自分らしく自由に挑戦していいんだよ!」という温かくも力強いメッセージを感じることができますよ。
今回紹介した『浪漫飛行 feat. Creepy Nuts』は、残念ながらシングルカットされていません。
しかし、音楽配信サイトからなら視聴や一曲単位でも購入することができます。
Creepy NutsがDJを務めるニッポン放送「Creepy Nutsのオールナイトニッポン0」の中でオンエアされることもあるので、気になった方はチェックしてみてくださいね。
TEXT ゆとりーな
岩間俊樹(MC)、高岩遼(Vo.)、隅垣元佐(Gt.)、澤村一平(Dr.)、谷本大河(Sax./Fl.)、髙橋紘一(Tp./Flh.)、大林亮三(Ba.) ストリートにジャズのエッセンスを散りばめ個性とセンスを重んじて突き進む平成生HIPHOPチーム。 楽器隊とボーカル、MCからなる7人組で、メンバー全員が平成生まれの20代で···