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【歌詞コラム】雪のように儚い切ない恋愛に思わず涙。星野源「Snow Men」

ぎゅっとまとめ
  • 星野源『Snow Men』で描かれる切ない歌詞の魅力を徹底解説
  • 雪の結晶のように募る想いを的確に表現する、作詞のテクニック
  • 新たな自分を予感させるメッセージに思わず涙

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星野源の楽曲の中でも人気の高い『Snow Men』。胸を打つラブソングとして話題を呼び、YouTubeでのMV再生回数は2019年12月現在1000万回再生を突破しようとしています。こちらの記事では、そんな切ない歌詞の魅力を徹底解説します。

公開日:2020年2月2日 更新日:2020年2月3日


この記事の目次
  1. ・星野源が描く、雪のような繊細さ
  2. ・だんだん結晶化する想い、ついに舞い降りる冬の日
  3. ・新たな幸せを感じさせる歌詞に思わず涙
  4. ・星野源 最新情報
  5. ・リリース情報
  6. ・星野源 Profile

星野源が描く、雪のような繊細さ


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君の中を 泳ぎながら
山上を超えた
夕日が映った
雲の中を 突きぬけたら
街の灯が見えた
≪Snow Men 歌詞より抜粋≫
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こんな一節で始まるのが、2018年発売のアルバム『Pop Virus』を大ヒットさせるなど日本の音楽シーンで快進撃を続ける星野源の切ないラブソング『Snow Men』です。

とても星野源の歌詞らしい「君の中を泳ぐ」と言う表現。本人のインタビューでは、歌詞の中に性的な意味を含ませたとも語っています。

「性」の感情もまた恋愛に紐づいて男女の間に存在する普遍的で美しいもの。

原始的で素直な感情を歌詞の中にあるがまま描くことで、楽曲全体をとても繊細な雰囲気が覆っています。

「山上を超えた」や「雲の中を突き抜けた」といった表現は海水が蒸発し雲になりやがて雨になる水の循環を思い起こさせます。

そして、それは雪もまた同じ。

雨と同じように、様々な状態や環境を経験しながら美しい結晶となって恋人たちのもとへ舞い降りるという運命を辿っています。

だんだん結晶化する想い、ついに舞い降りる冬の日


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奇跡が瞬く様
想いはこぼれ落ちる
雪のように
≪Snow Men 歌詞より抜粋≫
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次の一節では、その「雪」の正体が描かれます。

様々な場所をめぐりめぐってついに降ってきた雪。それは歌詞に登場する「僕」が抱える想いだったのです。

まるで奇跡が産んだかのようにキラキラして綺麗な雪の結晶。じわじわと時間をかけて形を作っていき、ある程度の大きさになってやっと私たちのもとへ降ってきます。

「僕」が抱える想いも、初めは小さな粒子だったものがやがて集まりじわじわと時間をかけて結晶化していったものだったのかもしれません。

ふとしたことがきっかけで相手への特別な想いが生まれることがあります。

それはポジティブなものもネガティブなものであっても、同じこと。

繊細で移ろいやすい男女の恋愛感情を非常に的確にとらえた表現と言えるでしょう。

新たな幸せを感じさせる歌詞に思わず涙


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いま 記憶だけ溶かして
君が 振り返るときは
ただ 羽を広げさよなら
≪Snow Men 歌詞より抜粋≫
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時には、忘れたい記憶もあるでしょう。

恋愛をしているとちょっとしたことが誤解を生んでしまったり、またそこから気まずい雰囲気になってしまったりすることはよくあるものです。

相手のことを思っているが故のすれ違いや、なんだか素直になれずに相手を傷つけてしまったという経験は、多くの人に当てはまるのではないでしょうか。

この歌詞ではそんな「記憶」を「雪」にたとえ、それを溶かしてからまた新たな場所へと羽ばたいていこうとする気持ちが描かれています。

美しいメロディーラインに載せられた切ないお別れの言葉が、静かに胸に響きますね。

少しずつ募っていく、モヤッとした感情や言葉にできない暗い気持ち。

それが大きな結晶となってついに姿を表したその瞬間に、「僕」は別れを告げることを決意しました。

しかし、舞い降りた雪はその後川を流れ、海にたどり着き、そしていつの日か雲となってまた大空へと羽ばたいていくのです。

新たな自分を心に決めた「僕」の未来は、決して暗いものではありません。

広い海へと飛び立ち、そこで新しい幸せを見つけられるかもしれないという確かな希望。

ほのかな幸せの予感を残して幕を閉じる歌詞に思わず涙してしまいますね。


TEXT ヨギ イチロウ

星野源は日本の音楽家、俳優、文筆家。歌手業での所属事務所はアミューズ。俳優業では大人計画に所属している。2003年に舞台「ニンゲン御破算」への参加をきっかけに俳優としてのキャリアを本格的にスタートさせる。2010年に細野晴臣の勧めでソロデビュー。レーベル「デイジーワールド」から1stアル···

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