好きな人からのプレゼント、好きな人に送るプレゼント。
クリスマスは、恋人たちのドキドキで溢れる季節だ。
WaTのメジャーデビューシングル『僕のキモチ』も、そんな楽曲。
公開日:2015年12月11日
好きな人からのプレゼント、好きな人に送るプレゼント。
クリスマスは、恋人たちのドキドキで溢れる季節だ。
WaTのメジャーデビューシングル『僕のキモチ』も、そんな楽曲。クリスマスにそわそわする彼女のそばで、彼が感謝と見えないキモチを言葉にしてプレゼントする内容だ。聴いているとくすぐったくなってしまうような、真っ直ぐな歌詞で綴られているこの楽曲はオリコン初登場にして2位を獲得。
メジャーデビュー史上最短1ヶ月と29日で、その年の紅白歌合戦にも初出場を果たすことになった。日本のシンガーソングライター・デュオである彼らは、ボーカル、エレキを中心としたギター他楽器担当のウエンツ瑛士、同じくボーカル・ギター担当で、ブルースハープをこなす小池徹平という構成で、Watという名前も2人のWentz and Teppeiの頭文字からとられている。2015年に入るまで実質上の休止状態にあったので、司会業を中心にしていたウェンツに俳優と変わらない活動をしていた小池と個人で活躍しているイメージが強いかもしれない。
顔も良し、声も良しな彼らは、ソロデビューも果たしている実力派なので仕方がないところはあるのだが。この楽曲は、そのストレートにキモチを伝える歌詞から若い世代を中心に女性だけでなく男性にも支持を得ている。
不器用な“僕”が贈るキモチを、男性が熱心に聴く理由とは?
WaT「僕のキモチ」
――――
君に贈るよ
僕からの
このキモチ
ありのまま
伝えたい
白く光る季節を添えて
――――
白く光る季節と言えば、やはりイルミネーションの光輝くクリスマス。特別な日であるわけだから、普段は伝えられないキモチを贈り物してびっくりさせたいと思うのが当たり前だ。
気持ちを普段から伝えられる人は別の贈り物でもいいのかもしれないが、“僕”にはそれが難しい。きっと、彼女も彼がキモチを贈り物にしようとするなんて考えてもいないはずだ。だからこそ、一世一代のプロポーズのように“僕”が告げるキモチは彼女にとって忘れられない宝物となるだろう。
“そして僕の願いは”
“君が笑う そのことが”
“何よりもただうれしくて”
思うに、男性にも人気があるのは歌詞にあるような1点の曇りもなく彼女を想う気持ちへの憧れがあるからだ。
こんな風に自分の気持ちを告げられるような自分でありたい。
もしくは若い世代が中心のようだから、意外にも“僕”のような不器用さんが多いのかもしれない。
どちらにせよ、憧れでは終わらせずに彼女を笑顔にして欲しいものだ。
今年に残されたイベント最期の1つ、クリスマス。
プレゼントはもう決まりましたか?
決まらずに悩んでいるのなら、白く光る季節を添えて。
「このキモチを受け取って下さい」って伝えてみない?
TEXT:空屋まひろ