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美波は、アニメ「ベルセルク」主題歌を力強く歌い上げる新世代のカリスマ

2019年、アニメのタイアップ曲が収録されたアルバムの発売とともにメジャーデビューを果たし、勢いに乗る美波。独自の世界観と力強い歌声で人気を拡大中です。今回はそんな美波の魅力を徹底解剖、解説します。

圧倒的な表現力で話題をさらった衝撃のデビュー



シンガーソングライターとして2017年にファーストアルバム『Emotional Water』及びシングル『main actor』の発売と共に華々しいデビューを飾った美波。

自身の感情を100パーセント込めて吐き出すようなその力強い歌唱が高く評価され、インディーズの女性シンガーソングライターの中でもひときわ異彩を放っていたそうです。

また、歌声と共に彼女の作る歌詞の重厚な世界観が話題を呼び、全国各地でライブを開催しながらじわじわと人気と知名度を高めていきました。

2019年発売のシングル『カワキヲアメク』でテレビアニメ『ドメスティックな彼女』オープニングテーマのタイアップに起用され、同時にメジャーデビュー。

才能あふれる大型新人の登場に、ネットを中心に大きな衝撃を与えたのも記憶に新しいですね。

彼女の人気を支える魅力の一つは、心から湧き上がる感情をエモーショナルな日本語に落とし込んで表現するその歌詞。

ファンによって語り継がれているエピソードの一つに、美波は尾崎豊に影響を受け作詞を始めた、というものがあります。

彼女の音楽的ルーツに、日本語での表現を大切にしたメッセージソングの数々が存在していることを感じさせるエピソードですね。

また、現在音楽シーンのトレンドとなっているサウンドを敏感に捉え、大胆に取り入れたアレンジも魅力的で、アグレッシブなアレンジが施されたピアノや、自由自在に動き回るベースなど、美波の魅力を最大限に後押しするクールな音像の雰囲気も聴きどころの一つです。

ライブ以外では顔出しをせず、MVにも本人は登場しないなど、一見すると神秘的なイメージをまとう彼女。

ところが意外にもツイキャスやTwitterなどのSNSを頻繁に更新しており、ファンとの交流を大切にするアーティストの1人として知られています。

時に美しくかっこよく、時には素顔を見せる。そんなギャップにどんどんハマってしまう人が続出しているようです。

デビューアルバムより厳選、美波を知るならこの3曲!

画像引用元 (Amazon)

2020年1月現在、メジャーレーベルより発売されているアルバムは『カワキヲアメク』のミニアルバム一枚のみ。

渾身のデビュー作らしく、彼女の多方面に渡る魅力が詰まったアルバムとなっています。

そんなアルバムより、美波を知るためにぜひ聴いておきたいオススメの3曲を紹介します。

メジャーデビュー曲にして個性全開。「カワキヲアメク」

▲美波「カワキヲアメク」MV

アルバムの1曲目に収録されている表題曲『カワキヲアメク』。

静かなアコギと美波の語りから始まるイントロは、まさにシンガーソングライターとして「言葉」と向き合う彼女の姿勢が見て取れるようです。

メロの部分を過ぎ、サビの直前にももう一度登場する「聞き飽きたんだよ、そのセリフ」の歌詞。

サビの盛り上がりを迎えようとする聴き手に一瞬の静寂を与え、ハッとさせるような効果があるように感じます。

そしていよいよ訪れるサビでは、キャッチーなメロディとハスキーな美波のボーカルが完璧にマッチ。

楽曲に力強い印象を与えています。

アニメ主題歌としてのキャッチーさと、美波らしい音楽の表現スタイルを1曲の間に見事に魅せる『カワキヲアメク』は彼女にとっても、またファンにとっても大切な1曲となっています。


正統派ポップスにファルセットが響く、「main actor」

▲美波「main actor」MV

『カワキヲアメク』に続けて2曲目に収録されている『main actor』。

メジャーデビュー2年前の2017年にインディーズでのデビューシングルとして発売していた楽曲ということもあり、古くからのファンにはお馴染みの1曲となっています。

こちらは一転して、アコースティックかつ浮遊感あふれるギターサウンドが特長的な美しいポップソングで、アルバムを通して聴くことで彼女が持つ幅広い音楽性を楽しむことができるようになっています。

サビの繰り返しでは儚い魅力を伴った美しいファルセットボイスが印象的。ひとりの人間が一生懸命人生と向き合うような孤独な力強さを存分に表現しています。


一転してクールな表情を見せるボーカルの表現力に注目の「ライラック」

▲美波「ライラック」MV

さらに続くアルバムの3曲目『ライラック』もまた彼女の音楽性を象徴する曲。

よりポップなサウンドのダンサンブルなアレンジに、切なさを感じるボーカルが最大限にマッチしたクールな一曲となっています。

熱く無我夢中な姿を見せる時もあれば、言葉を静かにかみしめるように歌うこともある美波。

さらに、まるで一歩引いた視点から出来事を俯瞰するようなクールな雰囲気すら感じさせる難しいボーカルも華麗に歌いこなす。

そんな彼女の才能を存分に堪能できます。

また、キメが自然に多用されたバンドアレンジも聴きどころの一つ。

聴き手を飽きさせない表現の努力が感じられますね。


メジャーデビュー間もない美波のこれからに注目!



2019年に初のメジャーデビューアルバムを発売し、勢いに乗る美波。

個性的な声質と楽曲の世界観に音楽の音楽の才能を感じますね

来る2020年代を代表する女性シンガーソングライターとなっていくのか。

成長が楽しみな彼女は次なるステージへ向け、湧き出るメッセージを叫び続けます。

正統派の日本語によるメッセージソングの息吹を受け継いだ美波は一体何を斬り、何にぶつかっていくのか。彼女のこれからの活動にも目が離せません。


TEXT ヨギ イチロウ

美波(みなみ)は、日本の女性シンガーソングライターである。所属事務所はビクターエンタテイメント、レーベルはflying DOGである。 中学生の頃、尾崎豊のライブ映像に影響を受け音楽の道を進み始めた。 2017年に、ファーストミニアルバム「Emotion Water」と1stシングル「main actor」をリ···

この特集へのレビュー

男性

だい

2020/06/14 17:47

タイトルにあるベルセルク主題歌のことは記事内で触れないのですね…

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