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グロいのにユーモラス!独特な世界観で話題沸騰!「ドロヘドロ」

2020年1月より放送のアニメ『ドロヘドロ』をご存知ですか?魔法によって顔をトカゲに変えられた記憶喪失の男・カイマンが、自分の本当の顔と記憶を取り戻すために戦う姿を描いたダークファンタジーです。この記事では今話題の『ドロヘドロ』の魅力を紹介します。

「ドロヘドロ」とは?

▲ドロヘドロ 完結特別動画【TVアニメ化企画進行中】

アニメ『ドロヘドロ』の原作は、2000年の連載開始から、『月刊IKKI』や『ヒバナ』、『ゲッサン』などで18年にわたり連載され、愛され続けた林田球の漫画『ドロヘドロ』(全23巻)です。

他にはない独特な世界観によって、熱狂的なファンを獲得し人気を誇っている本作品。

タイトルから想像されるとおり、なかなかグロテスクな内容なのに、とてもユーモアがあり、シュールでほのぼのとしているところが魅力のアニメ作品です。

新感覚でカオスな世界観のため、映像化は不可能と思われていたこの衝撃作が、ついに奇跡のテレビアニメ化を果たしました!

おいでませ、混沌!

▲TVアニメ『ドロヘドロ』PV

ここは「ホール」と「魔法使いの世界」の二つが存在する世界。

「魔法使いの世界」には魔法使いが住んでおり、「ホール」には魔法が使えない人間が住んでいます。

しかし、魔法使いたちは時折、魔法の練習をするために「ホール」を訪れ、人間たちを魔法の実験台にしているのです。

そう、主人公・カイマンも、魔法使いの実験台にされた一人。

彼は魔法によって、記憶を奪われ顔をトカゲに変えられ、口の中には謎の男が住み着くようになっていました。

カイマンは自分の顔と記憶を取り戻すため、自分に魔法をかけた魔法使いを見つけようと、相棒のニカイドウと一緒に「ホール」にやってくる魔法使いを狩っていきます。

謎が謎を呼ぶ展開!

▲『ドロヘドロ』コミックスPV

『ドロヘドロ』は、魔法によって顔をトカゲにされた記憶喪失の男・カイマンが、本当の顔と記憶を取り戻すために戦う物語。

主人公・カイマンが魔法使いと戦う場面は、グロテスクですがなかなかクールなアクションシーンとなっています。

また、この作品は登場人物のキャラが際立っており、観ていてとても面白いです。

怖そうなのに実はお茶目でかわいい、このギャップにやられてしまいます。

カイマンとニカイドウのかけ合いも、いいですね。

ストーリー展開も圧巻です。

一つの謎が解けても、それがまた新たな謎となり、謎が謎を呼ぶ展開!

話が進めば進むほど謎が深まっていき、ドキドキします。

とにかく、今までに味わったことのない、独特な世界観に魅了されてしまいますよ。

クオリティが高い!


画像引用元 (Amazon)

アニメ『ドロヘドロ』は、アニメ『ゾンビランドサガ』を手掛けたMAPPAが、アニメーション制作を担当。

監督は『賭ケグルイ』を手掛けた林祐一郎、シリーズ構成・脚本には『BANANA FISH』の瀬古浩史。

キャラクターデザインは『となりの怪物くん』の岸友洋、美術監督・世界観設計は『血界戦線』の木村真二が担当しています。

▲TVアニメ『ドロヘドロ』PV第2弾

≪キャスト一覧≫
カイマン:高木渉
ニカイドウ:近藤玲奈
煙:堀内賢雄
心:細谷佳正
能井:小林ゆう
藤田:高梨謙吾
恵比寿:富田美憂
バウクス:江川央生
カスカベ:市来光弘

『ドロヘドロ』の独特な世界観を生み出しているこのアニメーションは、とにかく全体のクオリティが高いです。

薄汚れて荒廃した街並みの描写、キャラクターの脳天気な会話、明るめの音楽。

すべてが素晴らしい出来です。

声優の声も、イメージにピッタリです。

とにかくカオスなOP!


画像引用元 (Amazon)

アニメ『ドロヘドロ』のOPテーマ『Welcome トゥ 混沌』は、「(K)NoW_NAME(ノウネイム)」が担当しています。

「(K)NoW_NAME」は、2016年に結成された音楽クリエイティブユニット。

TOHO animation RECORDSの「ひとつのユニットでどんなジャンルの音楽でも表現できて、なおかつ作品に寄り添えるユニットを作りたい」という構想から結成されました。

今までにも、アニメ『灰と幻想のグリムガル』のOP/EDやアニメ『Fairy gone フェアリーゴーン』のOPなど、さまざまなアニメ主題歌を担当しています。

▲TVアニメ『ドロヘドロ』ノンクレジットオープニング映像 (K)NoW_NAME「Welcome トゥ 混沌(カオス)」

思わず、目を見張るOP。これぞ『ドロヘドロ』!

ドロドロなイントロ。

カオスな世界観に濃いキャラクター。

わけの分からない狂気に餃子、餃子、餃子。

たしかに『Welcome トゥ 混沌』です。

『ドロヘドロ』特有の狂気とグロさとユーモアが詰まっていて、カオスな映像と楽曲がシンクロしているオープニングテーマ。

アニメの世界観と驚くほどマッチしていますね。


混沌に満ち満ちたED!

▲TVアニメ『ドロヘドロ』ノンクレジットエンディング映像 (K)NoW_NAME「Who am I ?」

アニメ『ドロヘドロ』のEDテーマは『Who am I ?』。

こちらも「(K)NoW_NAME」が担当しています。

ただひたすら、扉を開けながら暗い空間を進み続けるED。

OP同様、こちらも混沌に満ち満ちています。

ラストには、恵比寿とカイマンが登場。

不意をつかれて終わるこの不気味でカオスな感じが、『ドロヘドロ』の世界観にとても合っています。


吸引力のすごい原作!

画像引用元 (Amazon)

原作マンガ『ドロヘドロ』は、全23巻で発売中です。

圧倒的な画力で語られる緻密な世界観が素晴らしく、1巻を読んだだけではまだ話がよく分からないのに、すぐに『ドロヘドロ』の世界にはまり込んでしまいます。

なんとも、吸引力のすごい作品です。

2020年2月12日まで、AmazonのKindle版で1・2巻を無料で読むことができるので、試しに読んでみて、気に入ったら全巻購入してみるのもいいかもしれませんね。

それにしても、アニメはいったいどこまで描かれるのでしょうか。

そう思わずにいられない話題作アニメ『ドロヘドロ』から、目が離せません。

最新情報はこちらからどうぞ。

▷TVアニメ『ドロヘドロ』公式サイト
▷TVアニメ『ドロヘドロ』ツイッター


TEXT 有紀

(K)NoW_NAME (読み:ノウネイム) 『映像作品に寄り添った音楽を作る』をコンセプトに結成されたクリエイティブ・ユニット。 アニメーション作品の音楽(主題歌、挿入歌、BGMなど)を総合的に手掛ける。 これまでに『灰と幻想のグリムガル』『サクラクエスト』『Fairy gone フェアリーゴーン···

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