「監獄学園 プリズンスクール」とは!
アニメ『監獄学園 プリズンスクール』の原作は、平本アキラによる人気漫画『監獄学園』です。
『週刊ヤングマガジン』(講談社)にて、2011年10号から2018年4・5合併号まで連載されました。
アニメ『監獄学園 プリズンスクール』は、女子風呂を覗いた罪で裏生徒会により懲罰棟(通称・プリズン)に投獄された、男子生徒5人の学園生活を描いたハイスクールコメディ。
おバカな男子の奮闘劇です。
第37回講談社漫画賞(一般部門)受賞作品で、2015年7月~9月にTVアニメが放送され、同年10月~12月にテレビドラマが放送された、話題作です。
そこは地獄かパラダイスか!?
舞台は、東京都郊外にある、有数の進学実績と厳格な規律で知られる全寮制の高校「私立八光学園」。
去年まで女子高だったこの学校は、生徒総数1021名のうち女子生徒の数が1016人、男子は「キヨシ」「ガクト」「シンゴ」「ジョー」「アンドレ」の5人だけ。
4月7日の入学式から1週間後の14日、5人の男子たちは、女子のお風呂を覗いた罪により裏生徒会に捕らえられてしまいました。
キヨシたちは、裏生徒会が仕切る「プリズン」という名の懲罰棟での懲役を命じられることに。
5人を退学させたい、男子嫌いの裏生徒会の面々VS退学したくない男5人組。
物語は、ここから始まります。
エロスでシュールなドキドキ感!
『監獄学園 プリズンスクール』のキャラたちはみんな、超個性的で、変態がいっぱいです。
おまけに、ストーリー展開は予想を裏切りすぎて、先がまったく読めません。
キヨシたちは監獄に収容されている囚人なので、「バレないように行動」がモットー。
作戦がバレたかと思わせるシーンはドキドキもので、爆笑しつつも手に汗を握ってしまいます。
『監獄学園 プリズンスクール』のジャンルは、シリアスギャグ。
男子のバカな欲望や妄想が真剣に描かれています。
女子だらけの高校は男子にとって夢のような楽園なので、エロ要素もありますよ。
アニメでは、謎の白い光がかなりいい仕事をしてくれましたが。
おバカなのに(おバカすぎて?)予想もできない展開に、秀逸な伏線回収。
キャラに生命を吹き込む声優陣の演技力には、唸らされますよ。
原作の雰囲気を忠実に表現した、独特の作画も素晴らしいです。
豪華声優陣の熱演が光る!
アニメ『監獄学園 プリズンスクール』は『とあるシリーズ』を手掛ける J.C.STAFFが、アニメーション制作を担当しています。
監督・音響監督は『SHIROBAKO』を手掛けた水島努、シリーズ構成・脚本は『からかい上手の高木さん』を手掛けた横手美智子が担当。
キャラクターデザイン・プロップデザイン・総作画監督は『月刊少女野崎くん』を手掛けた谷口淳一郎が担当しています。
≪キャスト一覧≫
キヨシ:神谷浩史
ガクト:小西克幸
シンゴ:鈴村健一
ジョー:浪川大輔
アンドレ:興津和幸
栗原万里(会長):大原さやか
白木芽衣子(副会長):伊藤静
緑川花(書記):花澤香菜
栗原 千代:橋本ちなみ
アニメファンなら知らない人はいないであろう神谷浩史をはじめ、有名かつ実力派の超豪華声優陣が並んでいますね。
奇想天外な展開を見せる『監獄学園 プリズンスクール』をより一層おもしろくするキャスト陣は、最高に素晴らしいです。
思わずヘビロテするOP!
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アニメ『監獄学園 プリズンスクール』のOPテーマ『愛のプリズン』は、作詞が大槻ケンヂ、作曲がNARASAKI、編曲が河田貴央。
歌っているのは、監獄男子(神谷浩史、小西克幸、鈴村健一、浪川大輔、興津和幸)です。
大槻ケンヂが作詞ということもあり、彼らしい前衛的な雰囲気が爆発した一曲。
軽快に韻を踏んでいて「 プリプリ〜ズン」とついつい口ずさんでしまうクセになるフレーズといい、サビの語感がよすぎます。
歌詞はおバカな感じなのに、ロックでかっこいいメロディ。
これは、はまってしまいますね。
1番と2番と3番で、テンポがところどころ違っているのも、面白いです。
気がついたら、ヘビーローテーションしてしまいますよ。
EDは思春期男子ソング!
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アニメ『監獄学園 プリズンスクール』のEDテーマ『罪深き俺たちの賛歌』は、作詞がくまのきよみ、作曲は髙木隆次、編曲は倉内達矢が担当。
歌っているのは、こちらも監獄男子(神谷浩史、小西克幸、鈴村健一、浪川大輔、興津和幸)です。
ずばり、思春期男子の歌という感じでなんだか、可愛いですね。
OPとはまた雰囲気が違っていて、どこか甘酸っぱくて柔らかい歌です。
「誰かを好きになることは遺伝子に仕組まれた罠」などの、名言が続きます。
何気に素敵なEDテーマで、いつの間にか中毒になってしまいます。
独特な世界観の原作!
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原作コミック『監獄学園』は、全28巻です。
画力が高く、表情豊かなキャラクター。
よく言えば純粋、悪く言えば変態の男子たち。
超がつくほど個性的な面々。
圧倒的な画力+エロ+おバカ+シュールなギャグが、独特な世界観を生み出しています。
現実にはあり得ない話ばかりなのに思わず惹きつけられる原作コミックを、読んだことのない方はぜひ、読んでみてください。
TEXT 有紀