テーマは「ツイート」の歌い手オリジナルソング
『ツイートツイート』は、歌い手「莉犬」のオリジナルソングです。
制作者にDJやトラックメイカー、そして音楽プロデューサーとしても活動する「Yunomi」を迎えて制作されたこの楽曲は、『ツイート』をテーマに制作された楽曲となっており、かわいらしさとダークさが入りまじったアップテンポな楽曲となっています。
『ツイート』という、Web上で活動する者達にとっては身近な言葉をテーマに制作されたこの楽曲は、はたしてどのような魅力を持った楽曲となっているのでしょうか。
爽快なテンポで奏でられる、かっこかわいいツイートソング
『ツイートツイート』は、爽快でアップテンポなダンスミュージックテイストの楽曲です。
制作者である「Yunomi」の作風である「和テイスト」がふんだんに使用され、「お祭り」を彷彿とさせる雰囲気を持ったメロディー。
「ツイート」をテーマに歌われる歌詞は、ツイートの楽しさを表現すると同時にTwitter社会のうす暗い一面を歌った、ダークコメディな言葉が似あう内容となっており、かっこかわいいと評される事の多い莉犬の中性的な歌声が魅力的に響く楽曲となっています。
後半へ行けば行くほどに「ツイートツイート」と繰り返される回数が増えるせいか、次第に頭の中にその言葉が染みつき離れなくなってしまいます。
莉犬の忘れにくくかっこかわいい歌声がまた、その威力を倍増させているといえるでしょう。
最後の最後に響く笑い声なんかも、この楽曲に洗脳された視聴者を嘲笑しているようにも感じられ、まるで彼の手のひらで転がされているようです。
莉犬のかっこかわいい歌声が引き起こす洗脳性に大注目のダークなツイートダンスミュージックソングです。
制作者「Yunomi」は和テイストの電子音使いのクリエイター
楽曲の制作を担当した「Yunomi」は、DJ、トラックメイカー、そして音楽プロデューサーとして現在活動中の男性クリエイターです。
札幌出身のクリエイターであり、以前は「tkrism」の名で活動を行っていました。そして、2015年から「Yunomi」名での本格活動が開始されました。
EDMやFuture Bassといった電子音楽ジャンルに和テイストの音楽性を織り込んだ音楽の制作を行っており、その独創的な音楽センスで、様々なアーティスト達への楽曲提供も行っています。
自身の活動で多くのシングルCD、アルバムの発売を行う中、2017年には作曲家の「YUC’e」と共に「未来茶レコード」を設立。
自身の音楽活動を行う傍ら、様々なアーティストが所属するレーベルの主宰を務めたりと、様々な形でクリエイターとしての活動を続けています。
圧倒的な歌唱力を誇る、人気加速中の歌い手「莉犬」
歌い手「莉犬」は、2016年1月から活動している歌い手です。
初投稿動画はボカロ曲『ネトゲ廃人シュプレヒコール』の歌ってみた。
中性的なボイスによる圧倒的な歌唱力により、多くの視聴者から「初投稿とは思えない」という驚きの声があがり注目を集めました。
2020年2月の現在では再生回数15万を超える動画となっています。
同年6月には、エンタメグループ『すとろべりーぷりんす』、通称『すとぷり』のメンバーへ。
すとぷりは、ニコニコやキャスといった動画配信を行っている配信者達で結成されたグループであり、歌ってみた以外にも多くのエンタメ動画で活動を行っているグループです。
グループ内での莉犬のイメージカラーは『赤』。
MV内では、赤をふんだんに使用した黒メッシュ入りの髪に、黄色と紫色のオッドアイ、そして「犬」とつく名前通りに犬耳を携えた姿が描かれています。
2018年には1st Album『「R」ealize』を発売し、東名阪ライブツアーを開催。
翌年2019年には2回目の東名阪ライブツアーも行われました。
その他にもすとぷりとしてのライブ活動に加え、クリエイター・ユニット『HoneyWorks』の楽曲が原作のTVアニメ『いつだって僕らの恋は10センチだった』にて、「こいぬ」名で声優も務めています。
2020年現在もWeb上にて様々な活動を行っており、投稿した歌ってみたはトレンド入りするなど、その人気は加速している大人気の歌い手です。
「ツイートツイート」収録! 莉犬フルアルバム、絶賛発売中!
2020年2月現在、莉犬フルアルバム『タイムカプセル』が絶賛発売中です。
こちらのアルバムは2019年12月11日に発売されたものであり、『ツイートツイート』が収録されたアルバムとなっています。
この他にも13曲、莉犬の為に人気アーティスト達に製作されたオリジナル楽曲達が収録され、莉犬初の全曲完全オリジナルフルアルバムです。
中には莉犬自身が作詞したものも含まれており、ここでしか聴けない莉犬ソングがたくさん詰め込まれた内容となっています。
さらには、すとぷりメンバーが莉犬の為に製作した楽曲も収録されていたりと、莉犬ファンにはたまらない一枚です。
莉犬の今が全て詰め込まれた、莉犬初のフルアルバムをぜひ堪能してください。
TEXT 勝哉エイミカ