1. 歌詞検索UtaTen
  2. コラム&特集
  3. バンド
  4. sumika

未来へ踏み出せ!「センス・オブ・ワンダー」が描くsumikaの応援メッセージ

「sumika×進研ゼミ」タイアップソングとして2020年にリリースされた『センス・オブ・ワンダー』。春の季節にぴったりの応援ソングとして、話題を呼んでいます。今回はそんな一曲の歌詞に注目、徹底解説します。

なりたい自分と現実のギャップに悩む


----------------
1000行分もノートに書き込んだ
“やりたい”の先で“なりたい”自分
なれていますか?
忘れていませんか?
地続きの過去は尋ねる
≪センス・オブ・ワンダー 歌詞より抜粋≫
----------------

こんな一節で始まるのが、若い世代を中心に絶大な支持を集める大人気バンド・sumika『センス・オブ・ワンダー』です。

聴くだけで思わず笑顔になるような優しいサウンドとあたたかい雰囲気が魅力的なこの曲。

歌詞に注目してみると、作詞を務めたボーカル・片岡健太が紡ぐsumikaらしい言葉の数々にあふれていることに気づくでしょう。

どんな人にも「やりたいこと」や「なりたい自分」の姿を思い描いた経験がきっとあるでしょう。

特に学生時代は、青春や明るい未来を想像し、ワクワクした毎日を送っていた人も多いのではないでしょうか。

しかし、少しずつ年を重ねていくうちに見えてくる現実を目の当たりにし、思い描いた未来とのズレを感じてしまうことも多いはず。

この曲には、そんな全ての悩める人に向けたハートフルなメッセージが込められています。

Vo・片岡健太が紡ぐ勇気あふれるメッセージ


----------------
進め
想像以上の自分へ
舵を取り大人になる
心配しなくていい
答えはあるぜ
声なき声が導く
≪センス・オブ・ワンダー 歌詞より抜粋≫
----------------

楽曲が一気に盛り上がりを迎えるサビでは、まるで片岡健太自身が語りかけるようなエモーショナルなメロディとともに勇気あふれる一節が歌われます。

未来への不安感や一歩を踏み出せない恐怖心を、優しく包み込みながら鼓舞するような「進め」の3文字に思わず勇気があふれてきますね。

大人になっていく若者にエールを送る言葉を紡いでいるのは「声なき声」の存在。

いつでも影から見守ってくれていて、励ましてくれる存在。

それは友達であったり家族や学校の先生などの周りの人々であったり、あるいは好きな本や映画、音楽などの作品に勇気づけられることもあるでしょう。

そしてなにより、あなたに一番のエールを送っているのはこの一節を歌い上げる片岡健太、そしてsumikaのメンバーかもしれませんね。

なりたい自分を決めるのは今の自分だ


----------------
進め
1001行目の自分へ
泣けるような未来へ行く
諦めかけていた運命の向こうへ
進め それが全てさ
進め スタート切れば
自分の好きな自分になる
≪センス・オブ・ワンダー 歌詞より抜粋≫
----------------

楽曲を締めくくる最後のパートには、勇気に満ち溢れるあなたの背中を押す言葉が紡がれています。

冒頭で登場した、1000行もぎっしりと書き込まれた「なりたい自分」の像。そのなりたい自分を作っていくのは過去の自分ではなく、現在のあなたであるというメッセージ。

「1001行目の自分」というワードがとても強い印象を残し物語っていますね。

2020年に進研ゼミとのタイアップソングとして採用され、CMやスペシャルムービーが公開されているこの曲。

若い世代を励ます応援ソングとして、今後も聴き継がれて行きそうですね。


TEXT ヨギ イチロウ

神奈川県川崎市出身バンド。 様々な人にとっての“sumika(住処)”のような場所になって欲しいとの願いを込めて、2013年に結成。 ライブ、ツアーでは音楽家が集いパフォーマンスを行い、10周年記念の横浜スタジアムワンマン公演は完売。 今最も目が離せないバンド。 2013 様々な人にと···

この特集へのレビュー

この特集へのレビューを書いてみませんか?

この特集へのレビューを投稿

  • ※レビューは全角500文字以内で入力してください。
  • ※誹謗中傷はご遠慮ください。
  • ※ひとつの特集に1回のみ投稿できます。
  • ※投稿の編集・削除はできません。
UtaTenはreCAPTCHAで保護されています
プライバシー - 利用契約