ソロアーティストの枠に留まらず活動するReolとは
2011年れをる名義で活動を開始し、ニコニコ動画にボーカロイド曲をカバーした歌ってみたなどを投稿していました。
2015年にれをるとしてメジャーデビューを果たします。
その後2016年には、REOLとしてサウンドクリエイターのギガと映像クリエイターのお菊の3人でユニットを結成し活動、2017年に解散してしまいました。
翌年2018年の1月にReolとしてソロ活動することを発表しました。
力強い少年のような歌声が特徴的で、パワフルな歌声を最大限に生かしたかっこよくもポップな作詞作曲になっています。
2018年10月にリリースされた1stアルバム「事実上」ではiTunes Storeリアルタイムランキング初登場1位、週間チャート3位、オリコン週間デジタルアルバムランキング2位を記録し、その人気を窺うことができます。
また、2019年の11月にはYouTubeチャンネルの登録者数が日本人女性アーティスト初の100万人を達成しました。
ユニット、REOL
作詞・ボーカルをれをる、編曲をギガ、映像をお菊が担当するユニット、REOL。
作曲はれをるとギガの共作だったり別作で行われました。3人の味を最大限に生かしたユニットと言えます。
REOLとして活動したのは2016年からですが、2012年に発表した鏡音レンオリジナル楽曲『ギガンティックO.T.N』がユニットとなるきっかけとなりました。
この楽曲は作曲をギガ、作詞をれをる、動画をお菊が手がけ、2014年には『No title』を発表し自主盤をリリースしています。
かっこよかったり、ポップで可愛らしかったりと多彩な楽曲を発表し多くの人を魅了しました。
2017年の10月にラストライブ「終楽章」を持って解散し、個々の分野で発展を目指すと発表しました。
解散してReolとして活動を再開してからも楽曲の編曲をギガが担当したり、映像にお菊が関わったりと3人の交流は続いています。
Reolのオススメ楽曲を紹介
キャッチーな独特の雰囲気で歌い手時代からのファンだけでなく、新規ファンや海外ファンまで幅広い人気を集め続けるReol。そんな彼女を知る上でこれは外せないという代表的な楽曲とこれだけは聴いてほしい、そんな楽曲を紹介します。
「サイサキ」
2018年の専門学校HALのCMソングであったこの楽曲。聴いたことがあるという人も多いのではないでしょうか。
歌い手時代のれをるから好きだった人やユニットREOLが好きだった人は、突然CMで聞き覚えのある歌声が流れて驚いたかもしれません。
ソロアーティストとして新しく踏み出した一歩を飾るに相応しい、迷い苦しみながらも前に進もうという歌詞と極彩色のポップながらもかっこいいMVが見た人を魅了します。
この曲でReolが好きになったという人も多い一曲です。
「SAIREN」
TVアニメ『メジャーセカンド』のED曲でもあったSAIREN。
EDということを意識してか比較的落ち着いた曲調になっています。
しかしその力強さはそのままで、落ち着きつつも芯のしっかりした印象のかっこいい楽曲になっています。
また『サイサキ』ではビビットカラーの色鮮やかなピンクが印象的などこかポップで可愛らしさも感じるMVでしたが、今回は黄色や青が印象的なクールなイメージのMVになっています。
アニメのEDに使われたということもあってか、Reolの知名度を広げた一曲でもあります。
「ウテナ」
1stEP「文明EP」のリード曲でもある『ウテナ』。
Reolとギガの2人で作曲された楽曲で、どこか民族音楽や神秘的なものを感じる独特なメロディになっています。
動と静という言葉が似合うような楽曲で、万華鏡のような映像と祭壇のようなものをバックに、MIKUNANAと踊るReolは圧巻の一言です。
かっこいい雰囲気にミスマッチな神秘的という要素を上手く組み合わせて、不思議な世界観に仕上げている楽曲です。
「HYPE MODE」
ポップで楽しい雰囲気の楽曲がこちら。
MVはサイケデリックに相応しい色鮮やかな配色かつカオスな雰囲気になっています。
聴いてるだけで体がリズムに乗りそうなこの楽曲。作曲はReolとギガの共作、編曲はギガ、映像にはお菊も関わっており、れをる時代からのファンにも嬉しい楽曲となっています。
Reolになってからあまり聴いていない、そんな人にもオススメの一曲です。
Reolの作り出す世界に今後も注目!
2020年1月には2ndアルバム「金字塔」をリリース。
他に似たアーティストは居ないと言われるほどに、独自の世界観と雰囲気を持つ彼女はアーティスティックな映像も影響してか、国内外問わずに注目を集めています。
Reolのことを知らなかった人も、彼女のYouTubeチャンネルで多くの楽曲を気軽に聴くことができます。
この期に是非アーティスト、Reolの世界観にのめり込んでみてはいかがでしょうか?
TEXT Noah