「MAD TRIGGER CREW」とは!?
女性が覇権を握り、男たちは中王区外の区画(ディビジョン)に追いやられて暮らしているのが『ヒプノシスマイク(通称「ヒプマイ」)』の世界。
男たちは、人の精神に干渉する特殊なマイク「ヒプノシスマイク」を用いたラップバトルで、領土バトルを繰り広げています。
そのディビジョンの1つ、ヨコハマ・ディビジョン「MAD TRIGGER CREW(マッドトリガークルー)」の3人はそれぞれヤクザ、警官、元海軍という、いかつい職業ばかり。
いろいろな意味でヨコハマ最強のチームで、高い人気を誇ります。
それでは、ヨコハマ・ディビジョン「MAD TRIGGER CREW」の魅力や彼らのラップについて、今からじっくりと紹介していきましょう!
全員が特殊な職業のチーム!
MAD = 気の狂った・発狂する・馬鹿げた
TRIGER = (銃の)引き金・起爆装置・閲覧注意・要因
CREW = 乗組員・仲間・連中
つまり「MAD TRIGGER CREW(マッドトリガークルー)」は「発狂の引き金となる連中」ということになりますよね。確かにやばいメンバーばかりなので、ピッタリの名前です。
「MAD TRIGGER CREW」のメンバーは、碧棺 左馬刻(あおひつぎ さまとき)、入間 銃兎(いるま じゅうと)、毒島 メイソン 理鶯(ぶすじま メイソン りおう)の三名です。
チームカラーは青色または青緑色。
それでは、スタイリッシュでクールで、ちょっとイカれたヨコハマ・ディビジョンのメンバーについて紹介していきましょう。
碧棺左馬刻(あおひつぎ さまとき)
碧棺左馬刻(あおひつぎ さまとき)(CV 浅沼晋太郎)は、11月11日生まれの25歳、身長186cm、体重67kg。ヨコハマ界隈を仕切るヤクザです。
父親からのDVがひどく、母親は父親を殺して自殺したのだとか。ヤクザになったきっかけは可愛がっている妹のためというのが泣かせてきますね。
妹からもらった手作りのお守りを、いつも大切にしています。
気に食わない奴には喧嘩っ早くいつも不機嫌ですが、女性には絶対に手を出しません。
最強と言われた伝説のチーム【The Dirty Dawg (TDD)】の元メンバーで、同じく元TDDのイケブクロ・ディビジョンのリーダー、山田一郎とは犬猿の仲。
この2人にどんなドラマがあるのか、この先の展開は要チェックです。
入間銃兎(いるま じゅうと)
入間銃兎(いるま じゅうと)(CV 駒田航)は、5月30日生まれの29歳で、身長181cm 、体重65kg。なんと現役の警察官。
クスリを排除するために選んだ仕事でしたが、いまではすっかり裏でヤクザ顔負けの悪事を働き、暴行、収賄、横領、ゆすり、たかり、となんでもあり。
担当の組にいた左馬刻とは持ちつ持たれつの関係ですが、表ではヨコハマ署組織犯罪対策部巡査部長を務めています。
意外と面倒見が良いので、ヨコハマ・ディビジョンのまとめ役に回ることも多々あります。
銃兎の口癖は「しょっぴかれたいのか」で、歌詞にも登場していますよ。
シンジュク・ディビジョンの観音坂独歩(かんのんざかどっぽ)とは、顔見知りの仲です。
毒島メイソン理鶯(ぶすじま めいそん りおう)
毒島メイソン理鶯(ぶすじま めいそん りおう)(CV 神尾晋一郎)は、6月21日生まれの28歳で、身長191cm、体重74kg。元海軍の一等軍曹です。
父がアメリカ人で母が日本人、父の遺伝子を受け継ぎ大柄な体をしています。
サバイバル生活を送っており、いつも迷彩服。使用するヒプノシスマイクはトランシーバー型のプロトタイプで、他のヒプノシスマイクより精神干渉が強いものになります。
元軍人らしく、隙を見せませんが、普段は穏やかで、人に尽くすことが大好き。ただし敵に対しては容赦しません。
料理の腕は「一応」プロ級ですが、いわゆる「ゲテモノ料理」で、食べるのに勇気がいります。でも、帝統や独歩などには好評です。
特におすすめの人気曲を2曲、ご紹介!
ヤクザに警官、元海軍と屈強な職業ばかりの「MAD TRIGGER CREW」の楽曲は力強く、とてもかっこいいです。楽曲にも拳銃の音が入っていたり、ダークで荒々しさを感じさせます。
それでいて、ヨコハマらしいおしゃれな雰囲気も兼ね備えています。
それでは今から「MAD TRIGGER CREW」の、特におすすめの曲を2曲紹介しましょう。
クールで熱い漢の歌!「シノギ(Dead Pools)」
『シノギ(Dead Pools)』は、2019年4月24日発売された1st フルアルバム「Enter the Hypnosis Microphone」の収録曲です。
フルアルバムなので、オールスターズや他のディビジョンの曲も詰まった美味しい作品。
オリコンチャートで、声優及びアニメキャラクターの歴代最高のデイリー枚数を記録したアルバムです。
『シノギ(Dead Pools)』の作詞・作曲・編曲は、ALI-KICKが担当しています。
「MAD TRIGGER CREW」らしい、熱くて激しくて痺れる一曲。
「ハマにハマれ」なんて言われたら、もとよりハマっていた沼のさらに深みにはまってしまいますよね。
普段は仲間意識なんてあまり口にしない上に口が悪いくせに、ラップにはぐっと仲間愛があふれていて、たまりません。
実はこの曲は、世界的に有名なラッパーでもあるKendrick Lamarが作った「Swimming Pools (Drank)」という曲のオマージュなんですよ。
大人の色気!「Yokohama Walker」
『Yokohama Walker』は、2018年5月16日発売されたバトルCD「Buster Bros!!! VS MAD TRIGGER CREW」の収録曲です。
作詞はpeko、作曲・編曲はistが担当。
いかにもヨコハマらしい、おしゃれな一曲。
爽やかなメロディで、大人の色気を感じますね。
でも実は歌詞は「ハマの狂犬」や「返り血」など、全然爽やかでないところが「MAD TRIGGER CREW」です。
『Yokohama Walker(Triple Trippin' remix)』は、2018年11月14日発売されたバトルCD「MAD TRIGGER CREW VS 麻天狼」の収録曲です。
「おお!リミックスバージョンになるとこうなるのか!」と、思わず興奮してしまった人も多いのではないでしょうか。
大人の色気&オシャレ感が2倍増しですね。
爽やかなのに、静かな狂気を感じます。
オリジナル版も落ち着いていてオシャレで良く、リミックス版のノリノリな速いテンポも素敵で、どちらの楽曲にも魅了されてしまいます。
待ちに待ったCDが発売!
2020年1月29日に『MAD TRIGGER CREW -Before The 2nd D.R.B-』が発売されました。
久しぶりの「MAD TRIGGER CREW」ですね。待ってました!
漫画版『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- side B.B & M.T.C』第3巻の、CD付き限定版&通常版は、4月27日に発売です。
2020年夏には『ヒプノシスマイク』のアニメが放映されますね。
これからも「MAD TRIGGER CREW」から目が離せませんね。
TEXT 有紀