コラボレーションの妙!
シンガーソングライター・川口レイジ。
彼の楽曲の特徴はずばり、様々なクリエイターたちとの「コライト(共作)」だと言えるでしょう。
なんと彼は、あの有名なマーティ・ジェームス(Marty James)にも認められたほどの才能とセンスを持っています。
マーティ・ジェームスと言えば、第60回グラミー賞最優秀レコード賞にノミネートされた、2017年の世界的ヒット・チューン『Despacito』にも参加した、世界的なソング・ライターです。
川口レイジの魅力はいったい何なのか、どのような歌を歌っているのでしょうか。
今からじっくりと紹介します!
川口レイジとは…!
川口レイジは、1994年6月29日生まれ、香川県出身です。
16歳の頃、父の遺品からネックの反ったクラシック・ギターを見つけたと同時期に、友人に誘われ音楽活動を開始しました。
やがて、路上ライブやライブハウスでの活動をしつつ、ネットを中心にカバー曲の動画を公開していました。そんな彼のパフォーマンスが、メジャーレーベルのスタッフの目にとまります。
上京し本格的な音楽制作活動をスタートさせた川口レイジは、ロサンゼルスと日本を行き来しながら、国内外トップライナーと音楽制作を行うことに。
2018年、前年度グラミー賞にノミネートされた「DESPACITO」のシンガーソングライター、マーティ・ジェームスとの共作「R.O.C.K.M.E. ft. Marty James」を発表。
2019年7月24日、メジャーデビューEP「Departure」をリリース。
2020年1月、新曲「I’m a slave for you」「STOP」が、連続ドラマ「この男は人生最大の過ちです」の主題歌とエンディングテーマに起用されました。
川口レイジの魅力!
天下のマーティ・ジェームスにも認められ、セッションを重ねた川口レイジのセンスは、まぎれもない本物です。
現在、世界では楽曲制作の主流に「コライト」が定着し、数多くのヒットソングが生まれています。
川口レイジは世界の潮流に乗り、まだ日本では珍しい「コライト」で、世界的なヒットメーカーや日本人クリエイターと、枠にとらわれない自由さ斬新さを生み出し、とても魅力的な楽曲を作り上げています。
デビューEP『Departure』では、海外の音楽シーンを彷彿とさせつつ、川口レイジの存在を聴く者に強く感じさせる楽曲がそろっていて、魅了されます。
特におすすめの人気曲を3曲、ご紹介!
川口レイジといえば、名だたるクリエイターたちとのコラボレーションによる、日本では類を見ない楽曲が頭に浮かびます。また、楽曲に負けない美しい歌声も、力強さと儚さを合わせ持つ歌い方も魅力的です。
川口レイジ自身が「ボーダレスなたくさんの出会いをくれる音楽の楽しさを日々感じている」と語る通り、海外の人と音楽を作り上げることが多いせいか、どこか異質な世界観を表現しています。
それでは、特におすすめの人気曲を3曲紹介します。
「I'm a slave for you」
YouTube再生数1位の『I'm a slave for you』は、2020年2月12日にリリースされた1st シングルで、2020年1月に放送がスタートしたドラマ『この男は人生最大の過ちです』の主題歌です。
作詞はReiji Kawaguchi、Yui Mugino、Ryosuke"Dr.R"Sakai、作曲はReiji Kawaguchi、Yui Mugino、Ryosuke"Dr.R"Sakaiが担当しています。
匂いたつような色気にパワー、さらには繊細さも併せ持つ多面的なヴォーカル。
強靭でスケールの大きい、圧倒的なグルーヴ感も素晴らしいですね。
再生数がどんどん伸びていくのも納得の、何とも言えない中毒性のある楽曲です。
「R.O.C.K.M.E. ft. Marty James」
『R.O.C.K.M.E. ft. Marty James (Dave Aude Remix)』は、2020年2月28日より音楽配信されているデジタル・ダウンロード・シングルです。
第60回グラミー賞(2018年)の最優秀レコード部門にノミネートされた『Despacito』の作詞家マーティ・ジェイムズとコライトした楽曲で、それをグラミー賞を獲得したデーヴ・オーデがリミックスしたもの。
ちなみに、日本人として初めてグラミー賞リミックス部門にノミネートされた音楽プロデューサー・starRoによるリミックスバージョンも配信されており、そちらも素敵ですよ。
MVでディレクションを務めるノルウェーのダンスクルー・Quick Styleは、今作品で初めて日本人アーティストの作品を手掛けました。
一発撮りで撮られた独特なMVも印象的で、MVを彩る楽曲の不思議な空気感にも心が惹かれますね。
クールで格好よく、それでいて優しさのある歌声。
どこか近未来的なメロディも、懐かしさと新しさが交錯しているようで、つい聴き入ってしまいます。
「Like I do」
『Like I do』は、2019年6月19日に全世界配信され、さらにメジャーデビューアルバム『Departure』に収録されている一曲です。
作詞作曲はReiji Kawaguchi,Marty James,Cris Chil,Dewain Whitmore,Federico Vindverが担当しています。
MVは、Spikey Johnが手掛けました。
この楽曲は、ムーンバートン(Moombahton)というEDMの一種なのですが、これを歌う日本人は、なかなかいないのではないでしょうか。
聴き慣れない曲調だからでしょうか。Jpopぽくない、不思議な感じがします。
クールで独特な世界観に惹かれる、とても素敵な楽曲です。
進め!次世代ポップ・スターへ!
「コライト」という、日本ではあまり例をみない制作方法を武器に、その圧倒的なパフォーマンス力と創造性がさらに研ぎ澄まされていく、川口レイジ。
彼の歌を一度でも聞けば、次世代ポップ・スターの座へと真っすぐに進んでいく道が見えてくることでしょう。
ぜひ、あなたも川口レイジの音楽をその身にじっくり感じ取ってください。
きっとあなたも彼の楽曲のトリコになりますよ。
これからも、川口レイジから目が離せませんね。
TEXT 有紀