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Orangestarからのメッセージ?「快晴」考察してみた

2017年から活動休止していたOrangestarが休止前、最後の楽曲として投稿したIAオリジナル楽曲の『快晴』。梅雨明けを思わせる歌詞と楽曲に負けず劣らずの爽やかで楽しげなMVが特徴的な曲です。そんな『快晴』の歌詞に込められた意味を考察していきます。

もうすぐ梅雨があける気持ちも浮き足立ちそうな季節




雨が続くじめじめとした嫌な梅雨も終わりが近づき、もうじき夏が来ると気持ちもどこか明るくなる時期。

「紫陽花が光る」という表現から、梅雨の時期に咲く紫陽花や、先ほどまで雨が降っていたのが晴れたことなどから、まだ完全な梅雨明けを迎えたわけではないと読み取れます。

梅雨が明けるのが待ちきれない「君」は、自分から迎えに行こうと浮き足立っています。

前向きな別れ




「さよなら」と言っていることから離れる、またはもう離れている関係なのが窺えますが、なにか関係に亀裂が入った訳ではなく、離れても心は繋がっていると表現したいように感じます。

この曲を一区切りにOrangestarは日本を離れ南カリフォルニアに渡り、ボカロPの活動も休止していました。

この楽曲のMVの背景は、日本ではないように見えることからも、Orangestarからファンに向けたメッセージなのではないでしょうか。

一度は離れてしまうけれども、帰ってきたらファンとまた楽曲を通じて繋がることができると信じているように思えます。

君のことが好きな空とは




直訳すると「私は空があなたのことを好きだと知っている」という意味の英文になりますが空がなんなのか、と気になる人もいるのではないでしょうか?

ここで1つ浮かぶのが、この空がOrangestarの作った楽曲やr自身を表しているのではないか、という説です。

Orangestarの楽曲は『アスノヨゾラ哨戒班』や『雨き声残響』や『DAYBREAK FRONTLINE』など美しい空が印象的なMVの楽曲が多いです。

ここで一気に転調するのはOrangestarが海外に行って環境が変わることも表現していると考察します。

自分が海外に行って周りの環境が全て変わっても空を見上げれば変わらず、そこにあるように、変わらないものもあるということではないでしょうか。

もう一度の出逢いを信じて




今まで自分が楽曲を作ってきたことは、決して忘れることはないでしょう。ファンや楽曲作りとは一度は離れることになるけれども、前に進み続ければきっとまた出逢うことが出来る。

それを信じて進み続けるからファンに心配しないで笑っていて欲しい、そんな思いが込められているのではないでしょうか。

そんな曲名どおりの快晴を思わせる明るく爽やかな楽曲を最後に海外に渡り、休止していたOrangestarですが2019年12月に帰国しました。

今後の活動方針は未定、とのことでしたが現在新曲などを作っているとのこと。新曲を待ちながらOrangestarの楽曲の数々を振り返ってみてはどうでしょうか?


TEXT Noah

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