誰に宛てたメッセージ？
坂井泉水がボーカルを務めたユニット『ZARD』。
その代表曲『負けないで』といえば、応援ソングの定番ですよね。
リリースされたのは1993年と今から25年以上も前ですが、今でも多くの人に親しまれている楽曲です。
しかしこの楽曲、サビは応援メッセージですが、それ以外の歌詞は少し様子が異なります。
どのようなメッセージが誰に向けて歌われているのか、歌詞の意味をチェックしてみましょう。
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ふとした瞬間に 視線がぶつかる
幸運のときめき 覚えているでしょ
≪負けないで 歌詞より抜粋≫
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まずは冒頭の部分。
気になっている人を目で追っていたら、ふと目が合ってしまってキュンとする…。
そんな恋の始まりが歌われています。
サビの印象とはだいぶ違いますよね。
2行目で歌われているのは「あのドキドキ覚えてるでしょ？」という問いかけ。
内容から推測すると、これは恋の相手に向けて問いかけていることが分かりますね。
つまり、この楽曲は恋人に向けた楽曲であると考えられます。
どんな状況を歌っているの？
2人は一体どのような状況にあるのでしょうか？
続く歌詞をチェックしてみましょう。
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パステルカラーの季節に恋した
あの日のように 輝いてる
あなたでいてね
≪負けないで 歌詞より抜粋≫
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「パステルカラー」という単語から連想される季節といえば、春。
この部分から、2人は春に出会い恋をしたことが分かります。
そしてその直後に添えられているのが「あの時のように輝いているあなたでいて欲しい」という願い。
恋をした日から、それなりに月日が経っているようですが、歌詞や曲の雰囲気から2人が良好な関係であることが伺えますね。
そして、あの有名なサビへと続きます。
遠くで夢を追う恋人へ。
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負けないで もう少し
最後まで 走り抜けて
≪負けないで 歌詞より抜粋≫
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これまでの流れから考えると、これは恋人へ向けた応援メッセージ。
恋人が夢に向かって頑張っており、それを応援していることが分かります。
そして、注目していただきたいのが次の歌詞。
この2人がどんな状態にあるのか判明します。
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どんなに 離れてても
心は そばにいるわ
追いかけて 遥かな夢を
≪負けないで 歌詞より抜粋≫
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「離れてても」という歌詞から分かる通り、2人は今は一緒にいない様子。
つまり、恋人は遠くの土地で夢を追いかけているのですね。
これらを踏まえて考えると、この曲は遠距離恋愛中の恋人を応援する楽曲。
遠く離れたところから恋人にエールを送る気持ちが歌われているのです。
全部通して聴くと、やや楽曲のイメージが変わりますよね。
ちなみに、ZARDは2020年で30周年を迎えます。
期間限定でYouTubeで動画が公開されているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
TEXT ゆとりーな
