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「TK from 凛として時雨」独特な歌声と世界観が、細く深く突き刺さる!

「TK from 凛として時雨」をご存知ですか?独特な世界観、そして誰にも真似のできない歌声が胸に迫る、男性シンガーソングライターです。この記事では「TK from 凛として時雨」の魅力と、彼の人気曲をご紹介します!

一度でも聴けば、耳から離れない!

▲凛として時雨 『abnormalize(short ver.)』



「TKfrom凛として時雨」は、3ピースバンド「凛として時雨」のギターボーカル・TK(北嶋徹)のソロプロジェクトです。

「凛として時雨」は、印象的な男女ハイトーンボイスにシャウト、轟音と変拍子を武器に、日本の音楽シーンの最先端を切り拓いている人気バンドです。

TK(北嶋徹)はバンド活動を精力的に続けながらも、ソロプロジェクト「TK from 凛として時雨」として、バンドとは違った新たな音楽作りを続けています。

すべての楽曲について、作曲・作詞・エンジニアを担当するTKの、美しくも独特な歌声は、一度聴いたらきっと耳から離れなくなりますよ。

「はたしてTK from 凛として時雨」とは何者で、どのような曲を歌っているのでしょうか。

彼の魅力を、じっくり紹介します!

TK from 凛として時雨とは?

▲TK from 凛として時雨 『katharsis』 / “東京喰種トーキョーグール:re” 最終章OP



TKが「TK from 凛として時雨」としてソロ活動を開始したのは、2011年、ギターロックサウンドとハイトーンボイスで日本のロックシーンに衝撃を与えた「凛として時雨」の結成から、6年目のことでした。

2011年4月には、初のソロ作品「film A moment」をリリース。

激しいロックでシャウトする「凛として時雨のTK」の魅力とは真逆繊細な楽曲ばかりが並び、彼の新しい一面を聴かせてくれます。

2012年には、ファーストフルアルバム『flowering』をリリース。多くのゲストミュージシャンたちが参加しました。

2014年には、前年から実質活動休止状態だったバンド活動も再開。「TK from 凛として時雨」としてのソロ活動と両輪で、活動しています。

TK from 凛として時雨の魅力!

▲TK from 凛として時雨 『Signal』



「TK from 凛として時雨」の楽曲は、落ち着いたものが多いですね。

少ない音でソリッドなサウンドが特徴の「凛として時雨」とは、対照的です。

どちらもTKが作る音楽ではありますが、バンドの時には出さないしっとりと滑らかな音を「TK from 凛として時雨」では表現しているようです。

バイオリンやピアノなども取り入れた多彩なサウンドで、内省的な世界を描き出しています。

近頃はさらに進化し、ソロの繊細な世界観に激しいギターサウンドが融合。さらにエッジをきかせ、エモーショナルさを体現しています。

様々な音楽性の中で、異彩を放ち続けるアーティスト。

それが「TK from 凛として時雨」なのです。

TK from 凛として時雨のおすすめの3曲!


「TK from 凛として時雨」の、胸に迫る音楽は本当に素晴らしいですね。

TK自身は、バンドとソロの音楽制作の違いは「表現に制約のないこと」だとコメント。

確かに「TK from 凛として時雨」では、バンドの時と違って打ち込みやストリングス、ピアノやヴァイオリンなど様々な音が使われています。

表現に広がりが生まれ、よりTKの「繊細さ」が強調されるのでしょう。

それでは「TK from 凛として時雨」の楽曲の中から、特におすすめの3曲を紹介します!

ソロ初の楽曲「unravell」

▲TK from 凛として時雨 - unravel / THE FIRST TAKE



『unravel』は「TK from 凛として時雨」名義での初のシングルで、 2014年7月23日にリリースされました。

人気アニメ『東京喰種 トーキョーグール』の主題歌です。

この曲で初めて「TK from 凛として時雨」の存在を知り、衝撃を受けた人も多いのではないでしょうか。

▲ノンテロップスペシャル版 TVアニメ「東京喰種トーキョーグール」オープニング映像 TK from 凛として時雨/unravel

打ち込みのビートに重ね、ささやくような歌声が響きわたる『unrevel』。

まるで、主人公の心の叫びが反映されているようです。

ピアノとギター、ストリングスと、様々なサウンドが入り乱れ、独特な悲しみを伴った歌声と相まって、どんどんエモーショナルになる構成にグッと惹きこまれます。

音量をゼロにしてOP映像を観るのと、歌声を聴きながら観るのとでは、全く違った映像のように思えるほど、インパクトは絶大です。

初めてのソロの楽曲でありながら、大きな爪痕を残した一曲です。

「P.S.RED I」!

▲TK from 凛として時雨 『P.S. RED I』 / 映画「スパイダーマン:スパイダーバース」日本語吹替版主題歌



『P.S.RED I』は、2019年3月6日にリリースされた「TK from 凛として時雨」の4枚目のシングル。

映画「スパイダーマン:スパイダーバース」の、日本版主題歌です。

『P.S.RED I』は、次々と移り変わるつかみの所のないメロディとアレンジが、ダンサブルで素晴らしいです。

激しいロックサウンドをベースに様々ギターリフが登場、不思議な統一感が生まれています。

スパイダーマンを連想させる言葉が散りばめられた歌詞も、面白いです。

「Spider」「spyだ」「Spiral」のように韻を踏む言葉遊びに、ついついひき込まれてしまうでしょう。

鮮烈なバラード「copy light」

▲TK from 凛として時雨 『copy light』



『copy light』は、 2020年4月15日にリリースされた4thアルバム「彩脳」に収録されている楽曲です。

MVには、ピースの又吉直樹が参加しています。

実は『copy light』の作詞の監修は、又吉が担当。

MVに小説家役で出演するだけでなく、MV企画原案にも携わったそうですよ。

▲TK from 凛として時雨 - copy light / THE FIRST TAKE

「人の愛し方を歌だけで伝えないで」と、ミュージシャンにあるまじき、まさかのフレーズで始まるバラード。

綺麗なメロディー、美しい歌声に心のうちにある感情をすべて吐き出すような歌詞が胸に迫り、わけもなく泣きたくなるような一曲です。

『copy light』は「TK from 凛として時雨」のライブでも定番で、ファンからも高く評価されています。

もともとライブでは歌われていたものの、どんなに探しても曲の情報が見つからず、ファンの間では愛の歌と呼ばれていました。そんな謎に包まれた楽曲がついにリリース。

ファンの間では一気に話題になりました。

THE FIRST TAKEの動画は一発撮りのため、ごまかしのきかないものでありながらこの歌声!

鳥肌ものです。

『copy light』の最後、TKの頬を伝っているのは、汗なのか涙なのか。

いかに魂を込めて歌っているのかがよくわかる、とても尊い動画です。

最新アルバムも秀逸!

▲TK from 凛として時雨 『melt (with suis from ヨルシカ)』



様々なコラボレーターと共に制作されたアルバム『彩脳』が、 2020年4月15日にリリースされました。

今までのアルバムとは違った趣で細部まで作り込まれ、これまた面白く秀逸です。

もちろん、男性が(人間が?)出しているとは信じられないような超絶ハイトーンボイスや、何者にも代えがたい世界観は健在ですよ。

ぜひ、これからの「TK from 凛として時雨」にも注目してみてください。

最新情報はこちらからどうぞ。

▷TK from 凛として時雨 公式サイト
▷凛として時雨 公式Twitter


TEXT 有紀

凛として時雨のフロントマンでボーカル&ギターであり、全作曲、作詞、エンジニアを担当し鋭く独創的な視点で自らの音楽を表現している。 2012年にリリースした「abnormalize」は、アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」OPとしても話題を呼んだ。 ソロプロジェクトである「TK from 凛として時雨」···

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