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「カウボーイビバップ」とは!?
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『COWBOY BEBOP(カウボーイビバップ) 』は『ガンダム』シリーズで有名なサンライズによって1998年に制作された、SFアニメ作品。
粋な台詞回しや魅力的なキャラクター、音楽のセンスの良さが光る、おしゃれで小気味良いSFハードボイルドです。
独特なスタイルを築きあげ、放送から20年以上たった今でもSF傑作アニメとして高い評価を得ています。
1998年の第3回アニメーション神戸で作品賞・テレビ部門を受賞し、2000年の日本SF大会で星雲賞メディア部門を受賞。
テレビ放送後も人気は高く、2001年9月には劇場版『カウボーイビバップ 天国の扉』が公開されました。
そしてなんと、2020年現在、ハリウッドで実写化の企画進行中です!
唯一無二のハードボイルドアニメ
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位相差空間ゲート実験中の事故で地球に隕石が降り注ぎ、近隣の惑星に人類が移住せざる負えなくなり、宇宙時代を迎えていた未来の太陽系。
事故による混乱が続いたことで治安は悪化。
そんな中、賞金の掛かった犯罪者を追って宇宙を飛び回る、賞金稼ぎを生業とする者「カウボーイ」が生まれました。
賞金稼ぎのスパイクとジェットは、元マフィアと元警官。
日々を行き当たりばったりに過ごす2人が乗るビバップ号には、借金持ちの謎の女フェイ、野生児天才ハッカーのエド、人間並みの知能を持つデータ犬アインも搭乗することに。
宇宙を舞台に、 アウトローでクールな4人と1匹の、奇妙な共同生活が繰り広げられます。
クールでニヒルな独特の世界観!
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『カウボーイビバップ』は、全体で大きな1本のストーリーが展開されつつも、1話完結としても完成された物語。
伏線を回収した上で完結しており、視聴後の満足感が高い作品です。
ストーリー、作画、キャラクター達の台詞の応酬、音楽、アクションなど、すべてが綿密に作り上げられ、洗練されています。
全体としてハードボイルドではあるものの、回によって振り幅が大きく、毎回とても新鮮な気持ちで観れるのもこの作品の魅力でしょう。
ジャズが流れる『カウボーイビバップ』は、中身も大人が楽しめる骨太なアニメ。
各エピソードは大人も満足の内容になっており、何歳になっても楽しめます。
未だに国内外を問わず人気があるのも納得できる、すべてにおいて素晴らしく面白い作品です。
独特な世界観と、洋画的な粋さを持つ傑作SFハードボイルドアニメを、あなたもぜひ堪能してください。
人気も実力も折り紙付きの超豪華声優&スタッフ!
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アニメ『カウボーイビバップ』の監督は『キャロル&チューズデイ』で総監督を務めた渡辺信一郎。
シリーズ構成は、ゲーム『キングダム ハーツ』のシナリオスーパーバイザーを務めた信本敬子が担当。
キャラクターデザインは『血界戦線』で総作画監督を務めた川元利浩、メカニカルデザインは『宇宙戦艦ヤマト2199』を手掛けた山根公利が担当。
音楽を担当した菅野よう子はCMソングの女王であり、NHK東日本大震災プロジェクトのテーマソング『花は咲く』や大河ドラマ、連続テレビ小説の音楽も作曲。
『カウボーイビバップ』『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』のように海外でも名高いアニメ音楽や『創聖のアクエリオン』『マクロスF』などのヒット曲を生み出しています。
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≪キャスト一覧≫
スパイク・スピーゲル:山寺宏一
ジェット・ブラック:石塚運昇
フェイ・ヴァレンタイン:林原めぐみ
エド:多田葵
声優の豪華さ、音楽のカッコよさがピカイチのアニメですね。
ストーリ展開にメリハリがあって面白く、作画にはCGが多用されてる現在のアニメとはまた違った、セル画の良さが出ていますよ。
一見の価値ありです!
世界観爆発のOPテーマ
アニメ『カウボーイビバップ』のOPテーマ『TANK!』は、菅野よう子が作曲。シートベルツ (THE SEATBELTS)が演奏しています。
シートベルツは、菅野よう子が率いるメンバーで編成されたブルース・ジャズバンド。
1999年8月に開催された一夜限りのライブでは、チケットを売り出すと同時にソールド・アウトになったという伝説を持っています。
まるで昔から存在するジャズのスタンダードナンバーのような、圧巻のナンバー。
知らない人が聞けば誰もアニソンだとは思わないであろう、渋くおしゃれで疾走感のあるジャズのメロディは、何度聴いても格好いいです。
『カウボーイビバップ』の評価の高さには『TANK!』をはじめとした、菅野よう子の音楽の力も大きいですよね。
『TANK!』は、渋くてハードボイルドで格好いいアニメ『カウボーイビバップ』の世界観を、これでもかと表現していて、ぐいぐいアニメの世界に引きこまれていきます。
OPだけでも、観る(聴く)価値のある作品ですよ。
ED「THE REAL FOLK BLUES」
アニメ『カウボーイビバップ』のED主題歌『THE REAL FOLK BLUES』は、作詞を岩里祐穂、作曲・編曲を菅野よう子、歌唱を山根麻衣(山根麻以)が担当しています。
渋くて格好いいですね。
メロディも歌詞もハスキーな歌声も、心に染み入ります。
EDが流れてきて、それを聴き終わった時の余韻に心が痺れますよ。
『TANK!』に始まり『THE REAL FOLK BLUES』に終わるストーリーは、非常に完成度が高いです。
現在『THE REAL FOLK BLUES』をカバーした、コロナのためのチャリティーシングルがリリースされています。
菅野よう子やシートベルツ、アメリカ版でスパイクやジェットの声を担当した声優も登場。
アメリカで発起された、サンライズも参加する公認企画で、総勢40名が参加した豪華な布陣でのカバー企画になっています。
20年以上の時を経ても変わらぬ、海外での人気を物語りますね。
色褪せない名作!
Netflixでは、実写ドラマ版『カウボーイビバップ』の制作が決定しましたが、主演のジョン・チョーが膝を負傷したため撮影が延期されています。
放送までには、もうしばらく待たなければならないようですね。
アニメ公式サイトでは、Session1の動画が無料視聴できますよ。
もちろん、NetflixやU-NEXTなどさまざまな動画サイトで全話配信されています。
会員登録している人は、アニメ史にその名を残すハードボイルドSF作品をぜひご覧ください。
まだまだ『カウボーイビバップ』から目が離せませんね。
最新情報はこちらからどうぞ。
▷TVアニメ『カウボーイビバップ』公式サイト
TEXT 有紀