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【歌詞コラム】「One Day」THE FIRST TAKEでも話題のOmoinotakeが歌うのは今を生きるあなたへの想い

YouTube企画「THE FIRST TAKE」への出演からさらにその名を広く知らしめたバンド、Omoinotake。彼らが放つ最新曲「One Day」には、今を生きるあなたに聴いて欲しいメッセージが満載。そんな歌詞を独自の視点で徹底考察・解説します。

公開日:2020年6月23日 更新日:2020年6月29日


この記事の目次 []
  1. ・完成度の高いポップソングを生み出す大注目バンドOmoinotake
  2. ・歌詞に注目!世界観たっぷりの幕開け
  3. ・決して綺麗事ではない「現実」
  4. ・「当たり前」の幸せに気づく

完成度の高いポップソングを生み出す大注目バンドOmoinotake

人気急上昇中、今勢いに乗るポップバンドOmoinotake(オモイノタケ)。


メンバーは、 藤井レオ (Vo&Key) 、福島智朗/エモアキ (Ba&Cho)、冨田洋之進/ドラゲ(Dr&Cho)による3人組です。

ピアノを大胆に取り入れたセンス抜群のポップなサウンド。

そしてエモーショナルなボーカルの魅力がじわじわと音楽ファンの話題をさらっていきました。

2012年の結成以来、インディーズシーンで確かな存在感を見せていた彼らの名を一躍有名にしたきっかけのひとつが、YouTube企画「THE FIRST TAKE」への出演ではないでしょうか。

▲Omoinotake - One Day / THE HOME TAKE

演奏したのは耳に残るキャッチーなメロディと軽やかな魅力を放つ演奏が心地良い『One Day』。

新型コロナウイルスの影響で、自粛生活を余儀なくされる中、急遽約1カ月のリモートワーク制作で完成させたという渾身の1曲になっています。

感染拡大で変わってしまった日常を、Omoinotakeが強く温かい救いの言葉で人々に届けたいという想いが伝わってきます。

その圧倒的な完成度から、今もなお再生回数を伸ばし続けています。

そんな彼らの最新曲『One Day』のMVが、2020年6月19日に公開されました。

▲Omoinotake / One Day

「THE FIRST TAKE」の演奏と聴き比べてみるのも楽しいかもしれませんね。

さらに4月より続いていた3ヶ月連続リリースの最終曲となる『夏の幻』のリリースが6月26日に控えており、こちらも見逃せない作品です。

歌詞に注目!世界観たっぷりの幕開け

まさに大注目の楽曲となっている『One Day』。

その歌詞を深く読み込んでいくと、隠されたメッセージが見えてきました。


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がなり合うノイズのTV Show 息苦しくてturn off
笑い合う声も消えた街疲れ果てた顔して
誰かのせいにして整理した心濁り続けるだけで
あの日夢見たイメージしたことが今もまた消えた
≪One Day 歌詞より抜粋≫
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楽曲の幕開けを飾るのは、情景描写が世界観を演出するこんな一節。

おそらく一人でテレビを見ている様子の主人公。

「がなり合うノイズ」と形容されたテレビ番組の騒がしさから「息苦しさ」を募らせています。

さらに、街の様子を見て「笑い声の消えた」という退廃的な言葉で描写しています。

ここから見えてくるのは、精神をすり減らすような状況の中で疲弊した主人公の姿。

彼が抱えている苦しみに、自分の辛い現状を思わず重ねてしまう人も多いのではないでしょうか。

聴き手の心をぐっと掴み、シンパシーを感じさせる世界観を創り込む上手さが光ります。


続く歌詞では「あの日夢見た」ことが「また消えた」という事実が描かれます。

かつて描いていた「夢」も、時にはまるで蝋燭の炎のように、思いもよらぬ出来事によってフッと消えてしまうことがあります。

そんなある種の「むなしさ」が静かに心を打ちますね。

決して綺麗事ではない「現実」


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誰かのせいじゃない整理したい心目に見えてたことさえ
今じゃわからない浮かばない日々が今もまた沈む
涙に震える君の肩を抱きしめることさえも
ままならないfoggy night きっと答えはない
≪One Day 歌詞より抜粋≫
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こちらの一節で登場する「君」の存在。

おそらく主人公にとって本当に大切な存在なのでしょう。

「涙に震える」肩を抱きしめようとする優しさを見せています。

しかし、考えていてもそれを実際の行動に移せるわけではないようです。

前段で描写されていた苦しい状況にある主人公は「抱きしめることさえ」できませんでした。

純粋な優しさで「君」を包み込みたいと思う一方で、現実が突きつけてくる様々な問題や悩みに翻弄されるもどかしさ。

そこに存在するのは、絵に描いたような明るい恋愛描写ではありません。

しかしそれとは反対に、鋭く切り込むような厳しさを持って書かれたリアリティのある歌詞だからこそ、宿る力強さが聴き手の心を揺さぶります。

「当たり前」の幸せに気づく


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だから僕は灯火が消えないように
今歌うからNever let you down
delightしたい未来想い続けるよ
当たり前に寄り添い合える日々でまた
再会を誓い合いたいtonight 繋ぐその先で
≪One Day 歌詞より抜粋≫
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続く一節では苦しい現状を受けてもなお、前に進もうとするような力強い言葉が紡がれます。

「灯火が消えないように今歌う」と高らかに宣言する「僕」。

その言葉は紛れもなく「you」つまり「君」の方へと向いています。

「Never let you down」という英文には「決してがっかりさせない」という意味があります。

僕がどんな状況でも「君」を守ろうと、必死で前に進み続ける「僕」の姿には、思わず感動の涙が溢れてしまいますね。

「当たり前に寄り添いあえる日々」という言葉の持つメッセージに、どこか共感を覚える人も多いはず。


人は誰しも「日常」として、いつもそばにある幸せや楽しさを当たり前のものだと見落としてしまいがちです。

そして多くの場合、そういった幸せは失ってから気づくものです。

誰もが身に覚えのあるそんな経験を聴き手に思い起こさせながら、軽やかな歌声とともに大切なメッセージを伝えます。

それは「再会を誓い合いたい」という純粋な思いです。

苦しい状況を通して浮かび上がった普遍的な幸せの存在感。

そんな大切な思いが込められた『One Day』の歌詞は、今後も多くの人の心を勇気づけることでしょう。


TEXT ヨギ イチロウ

藤井レオ (Vo&Key) 福島智朗/エモアキ (Ba&Cho) 冨田洋之進/ドラゲ (Dr&Cho) 島根県出身の藤井レオ(Key/Vo)、福島智朗(エモアキ)(Ba/Cho)、冨田洋之進(ドラゲ)(Dr/Cho)からなるギターレス、ピアノ・トリオバンド。 中学からの同級生だった彼らが2012年東京で結成。 ソウル、R&B、···

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