大阪☆春夏秋冬のYUNA(ユウナ)です。
Urock!51回目になりました。最近はいかがお過ごしですか?
7月に入ってから何かと毎日お仕事が詰まってきている状態ではあるのですが、やはりライブができていないという現実はいつまでも夢を見させてくれないといったところでしょうか。
そんな中でも自分にできることを探してスタッフさんと相談しながら色々動いております。
実現できるように頑張りますので楽しみにしていてもらえたらです。
ではコラムの方にいきたいと思うのですが、今回は月1企画でやっている【カフェ紹介】の週でございます!
今月のテーマである『海』と、今回紹介するカフェとのマッチングが最高の曲を選びました。
♪「santeria」/ sublime
「santeria」/ sublime
今回向かうのは大阪府箕面市小野原にある『B stand +』!【好きなものを眺めて、語れて、人と出会える場所】というのをテーマに掲げ、2019年7月にオープンされたカフェです。
オーナーさんの、趣味のバイクやサーフィンを取り入れたカフェを作りたいという夢からできたらしく、その上カリフォルニアが好きという事もあり、まさにアメリカ西海岸のビーチ沿いのショップみたいな雰囲気でした。
今週紹介する「santeria」は、そんなカフェにピッタリの楽曲です。
1988年、カリフォルニア州のロングビーチで結成されたこのバンドですが、今回このタイミングでSublimeを選んだのにはもう1つ意味がありまして。
私たちが今月7月29日にリリースする2ndフルアルバムの最後に収録されている「SUNSHINE LOVE」はSUNSHINE DUBさんのカバーなんですが、サンダブさんのルーツ的バンドになるみたいです。
いやあ、いい曲ですよね。自分たちがサンダブさんの曲をカバーさせてもらう上でも必要なスパイスですし、今月のテーマでもある『海』、そしてB stand +さんにもピッタリ。
では歌詞も覗いていきましょう。
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I don't practice Santeria, I ain't got no crystal ball
I had a million dollars, but I'd, I'd spend it all
If I could find that jaina and that Sancho that she's found
I'd pop a cap in sancho and I'd slap her down
≪Santeria 歌詞より抜粋≫
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‟サンテリアや占いなどの信仰はしないぜ”といった反抗的なメッセージと、“もし自分が彼女と他の男との関係に気づいてしまったら、男の頭を撃ち抜いて彼女を引っ叩いてやるぜ”といった強引な行動。
少々過激な歌詞ながらも、この曲のテンポ感とブラッドリーの声とで、言葉の角が削られ丸みを帯びていますよね。
私の場合、信じる信じないという対極の選択というよりは都合のいい部分だけ引き抜いてそれを並べてしまうので、常に面白味のない安全地帯を歩いているような感覚です(笑)。
予言されたような将来に向かって生きたり、それを逆手にとるようにカタヤブって生きるのも良いのですけどね、、、。
占いにしろ男女の関係にしろ、信じてたものを裏切られたときのショックが嫌なんだと思います。
「好きにならなければよかった」とか「信じなければよかった」なんて、自分の中で解決できる程度のものも、保険をかけておいて傷つけることのない生活を送れることが楽なんだと思います。
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What I really wanna know,ah, baby, mmm
What I really want to say, I can't define
Well, it's love that I need, oh
≪Santeria 歌詞より抜粋≫
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「自分は何を知りたがっているのか? 自分が言いたいことをうまく言葉にできないんだ」なんて事が書かれていますけど、自分の事は自分が一番理解しているようで一番遠く感じる時、ありませんか?
出口の見つからない迷路というかね。ひたすら模索し続ける時間。
自販機の釣り銭レバーを下げ続けても見つからない時は何も見つからないですから(笑)。
(1発目で!?!?みたいな時もありますが。)
しかし、迷えば迷っている時ほど、自分の中では答えが定まっている場合が多い事も。
この曲でいうところの‟love”です。
実際、選択肢の中で迷っているというよりは、「本当にこれでいいのか?」っていう0か100の最後の決断だったりしますよね。
釣り銭が見つかってそれを持ってかえるかどうかの選択(笑)。
その中でも“love”っていうのは一番といってもいいほど難しいですけどね。
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My soul will have to
Wait 'til I get back, find a jaina of my own
Daddy's gonna love one and all
I feel the break, feel the break, feel
the break and I got' live it up
Oh yeah, huh, well, I swear that
What I really wanna know, ah, baby
What I really want to say, I can't define
Got love, make it go
My soul will have to
≪Santeria 歌詞より抜粋≫
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魂を取り戻すという、ここも少し過激な歌詞ではありますが、愛こそしっかり伝えないとわからないのでストレートに伝えられた歌詞にはグッとくる部分があります。
愛について考え出したらキリがないくらい難しい問題だと思ってます、、、。
少なくとも得意分野ではないです(笑)。愛なんて駆け引きも駆け引きだし、気遣いも遠慮も溢れがち。人口分だけ答えがある問題なんて解けるはずがないですよね。
だからこそ模索しながら言葉に移しては行動に移していく。
それがすごく大切になってくることだと思っています。
それに関しては愛に限った事だけではなくて。
人が動けば人の心も動いていくものだし、実際にB stand +のスタッフさんのお話を聞いた私の心は完全に動きました。
‟スタッフ含めお客様みんなが楽しめる場を作り、常に改善していくという事”
1人は1人での苦労がありますが、人を巻き込んでみんなで改良していくという事はそれ以上に難しい事のような気がします。
梅田や心斎橋に集中させるのではなく‟箕面”という郊外の場所で作りたい思いを実現し、趣味を全て表しては人との交流の場を作り上げる。
公言するだけのみならず、全てを行動に移し、周りはそれを楽しんで実行できるという環境が本当に素晴らしく思いました。
「バイクに乗ってる人が、サーフボードを見てサーフィンやってみたかってんなぁとか、サーフィンしている人が昔バイク乗ってたけどもう一回乗ってみよっかなあという、そのきっかけになれば嬉しです。クロスですよね。
いろんなものがクロスして体験・経験・人との出会いが広がっていけばいいなぁと思います。もっと言うと、そこから新たなものが生まれれば。」
とおっしゃっていて、その言葉には心動かされましたよね。
では、カフェについてもう少し詳しく。
年齢層でいうと、10代は意外と少なくて20代〜50代の方がとても多いみたいです。
バイク好きの若いカップルさん、Wi-Fiとコンセントを求めてデスクワークされる方、近くにインターナショナル・スクールがあるので海外の方なんかもよくいらっしゃるだとか。
あと、前回紹介したカフェに引き続き、なんとこのカフェもワンちゃんOK! テラス席もあったので広々できるかと思います。
こんなものも。
サーフボードだけでも写真の3倍の量はありましたね。
「サーフィンを始めるスタートは‟西海岸に憧れて”みたいな感じでいいし、サーフィンが上手い下手ではなく、自分のライフスタイルの中に取り入れておいて欲しいという思いです。
なので、サーフボードも大会に出るようなものよりは、体力があまりない方とか女性でも乗りやすいような板が沢山あります。」
とのことです。
サーフボードは、実際にお店で買っていただく事もオーダーする事もできるみたいですよ!
ショートボードは徳島の海部というところでハンドメイドで作られているそうです。
色々お話をお聞きしたこの1日でしっかりとサーフィンへの興味が湧いてしまいました(笑)!
海に行きたいなあ。それこそサーフィンをされてる方なんかは早く海に行きたくてうずうずしてらっしゃるはずですよね。
サーフィンのフィンやペットグッズや、オリジナルのTシャツとゴルフボールも置いてありましたし、バイクはイタリアのMVアグスタというメーカーのものを扱っていて、店内に置いてある内の1台は世界に100台、日本に5台しかないバイクだとか。
最後にフードメニューをご紹介いたします!!
私が選ばせていただいたのはランチセットメニュー!
〜パストラミビーフのイタリア風サンド〜
注文が入るたびに焼いてくださるこのサンド、めちゃくちゃ美味しかったです。
プレスされた部分はほどよく固く、パン自体は柔らかいという絶妙なバランスのバンズと、そこに挟まれたボリューミーでジューシーな具材たち。
最強の組み合わせといった感じで私の胃袋をガッチリ掴まれました。
セットでついてくる丁度いいサイズのシーフードスープとマンゴーヨーグルトも、しっかりとしたコクのある味でした!
このサンドは熱々で食べても少し冷めた後でもめちゃくちゃ美味しく食べられました!
そしてドリンクは〜カフェキャラメル〜
甘党の私でも十分な甘さと、少し苦味のあるこのバランスがとても最高。
滑らかだけどサラッと飲めてしまいました。
他にも、ドリンクメニューやスイーツなんかもすごく沢山の種類があったので、誰でも自分好みのお気に入りメニューが決まるはずです!
美味しかった〜〜。
どうでしたでしょうか。
いろんなものがクロスしているこの中心地点に来れば、自分自身のプラスαなんかも見つかるかもですね。
・大人数での会議
・ワークショップイベント
・貸切パーティー
・Pop-up shop
・音楽イベント
・アートギャラリー
など、様々な内容でのイベント利用もできるみたいですよ。
後、店内に置いてあるピアノやギターは‟駅ピアノ”みたいなイメージなので誰でも使っていいそうです!!
是非、カフェに足を運んでみてください!(営業時間は9時〜19時までですが、不定休で少し早く閉める時もあるみたいなのでご注意を。)
そしてこの曲の色をしっかり受け取って、私も自分たちの曲へとインスパイアしていけたらです。
ではまた。
You rock!!
しゅかしゅん LIVE INFO
【リリース】●2020年7月29日リリース予定
ニュー・アルバム『BRAVE SOULS』
▷全曲配信中!
この記事を書いた人
YUNA(ユウナ)
1999年5月26日生まれ(双子座 /A型/一人っ子)
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