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映画「九月の恋と出会うまで」相手を一途に思い続ける大人のSF純愛ラブストーリー

映画『九月の恋と出会うまで』はSF作家・松尾由美の小説が原作。大切な人を一途に思い続ける、大人のSF純愛ラブストーリーです。 この記事では、映画の魅力と、聴いたら誰もが胸をグッと掴まれる主題歌を紹介します。
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時空を超えたラブストーリー

▲映画『九月の恋と出会うまで』スペシャルトーク(時空を超える編)【HD】2019年3月1日(金)公開

映画『九月の恋と出会うまで』は、2019年に公開された時空を超えた大人の切ないラブストーリー。

原作はSF小説に定評のある作家・松尾由美の人気作品『九月の恋と出会うまで』。

風変わりな人が住むマンションに引っ越してきたOLと隣に住む小説家志望の男が出会い、あることをきっかけに未来からの声の主を探す少しSF要素のある物語です。

TSUTAYA書店員がおすすめの恋愛小説が原作

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原作は2016年にTSUTAYAが行なった、絶版になってしまった文庫本の中から全国のTSUTAYA書店員がおすすめしたい「復刊プロジェクト」にて、恋愛小説部門で第1位を獲得した作品です。

時空ミステリーと大人の男女の切ないラブストーリーが、本のプロである書店員の心を掴みました。

しかも驚くことに、原作小説が発売されたのは2007年。長い間、多くの読者に愛される作品ということが分かりますね。

そんなロングセラー小説が、2019年に映画化。

監督は映画『グッモーエビアン!』の山本透。

相手を一途に想い続ける男女の切なくて泣ける、奇跡のラブストーリーが丁寧に描かれています。

未来の声の主を探す高橋一生と川口春奈

▲映画『九月の恋と出会うまで』本予告【HD】2019年3月1日(金)公開

ちょっと風変わりなマンションに引っ越してきた北村志織(川口春奈)。隣の部屋には小説化を目指す男、平野進(高橋一生)が住んでいました。

ある日突然、隣の部屋の壁から男性の声が聞こえてきます。

男性は「1年後の未来から話しかけている」と言ってきて、志織に危険が迫っていると教えてきたのです。

志織は疑いつつも男性の言うことを信じ、命を救われます。

しかし、現在の志織が救われたことで、未来の志織との間に矛盾が起きてしまうことが判明。

彼女がこれからも生きているためには、1年後にもう一度誰かに助けてもらう必要があったのです。

その鍵を握るのが、未来から声をかけてきた謎の男でした。ですが、ちょうどその時から謎の男の声も聞こえなくなってしまいます。

彼女は平野に相談し、謎の男の正体を一緒に調べていくことを決意。

行動を共にするようになった2人は、互いに惹かれ合っていくのですが……。

志織が消えるまでに残された時間は365日。

2人は男の正体を見つけることができるのでしょうか。男と志織の関係とは一体……?

時空を超えたラブストーリーが始まります。

▲映画『九月の恋と出会うまで』本編映像(切ない涙編)【HD】大ヒット上映中

映画のダブル主演を務めたのは、本作で初共演となる高橋一生と川口春奈。

意外にも恋愛映画は初めてという高橋一生は、ちょっと変わった雰囲気を持っているけど、優しくて志織を一途に想い続ける小説家を演じています。

映画『一週間フレンズ』で一週間しか記憶がもたない少女を演じた川口春奈は、本作では未来の声に翻弄されるOLを演じました。

『一週間フレンズ』の時とは違う、凛として芯のある大人の女性を演じています。

さらにわきを固める役者陣も実力派ばかり。

<キャスト一覧>
平野進:高橋一生
北村志織:川口春奈
倉:浜野謙太
祖父江:中村優子
香穂:川栄李奈
森秋真一:古舘佑太郎
権藤:ミッキー・カーチス

ミッキー・カーチス演じる権藤は、物語の鍵を握る重要な人物ですので彼の動向にもご注目ください。

一途な想いが起こした奇跡

▲映画『九月の恋と出会うまで』特別映像(タイムパラドックス編)【HD】2019年3月1日(金)公開

映画『九月の恋と出会うまで』は、志織と平野の互いを想う一途で切ない恋模様が見どころ。

相手に幸せになってもらいたいという純粋な想いが、2人に奇跡を起こすのです。

未来の声によって命を救われた志織。

そもそも未来の声の主は、どうして時空を超えてまで彼女を救いたかったのでしょうか。

まさにそれが、本作の一番重要な部分です。

最後の最後で声の主の正体が分かった時、もう一度見返したいと思う結末になっています。

あの時、彼らは心の中でどう思っていたのか。物語の結末を知った上でも、何度も見返したくなる作品です。

ぜひ大切な人と一緒に観てください。

andropが歌う主題歌「Koi」に込められた「純粋で普遍的な愛」




映画主題歌は、数々の映画やドラマの主題歌やCMソングを手掛けているandropの『Koi』です。

『Koi』は映画のために書き下ろされた楽曲で、バンドのボーカル&ギターを担当している内澤崇仁が作詞作曲を手がけました。

ピアノの優しく温かい音色と、ボーカル・内澤の切ない歌声で始まるバラードナンバーとなっています。

▲androp - 「Koi」Music Video 映画『九月の恋と出会うまで』主題歌

楽曲を手掛けた内澤は、映画の登場人物たちの相手を一途に想い続ける「純粋で普遍的な愛」を込めて作ったとのこと。

その歌詞は映画を観た人だけでなく、多くの人から大きな反響を得ています。

バンドの音作りも歌声の邪魔にならないように、ドラムやギターの叩き方や弾き方など細部までこだわったそうです。

メロディーラインがとくに印象的で、優しくて温かいけど切なさもあり、そこに寄り添うような内澤の歌声がぴったりとはまっています。

サビのメロディーも魅力的ですが、Aメロでの内澤の擦れたような歌声により、切なさが増して胸にグッと刺さりますよ。

MVは映画とコラボした特別バージョンとオリジナルMVがあり、どちらも映像と楽曲がぴったりはまった内容となっています。

▲映画『九月の恋と出会うまで』× androp「Koi」特別ミュージックビデオ【HD】2019年3月1日(金)公開

愛することを教えてくれる

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映画『九月の恋と出会うまで』には、たとえ大切な人と結ばれない運命だとしても、ずっと相手の幸せを願って想い続ける「純粋で普遍的な愛」が込められているのです。

SF純愛ラブストーリーの本作は、私たちに「愛することとは何か」を教えてくれています。

恋愛映画初主演だった高橋一生と大人の女性に成長した川口春奈の、相手を一途に思い続ける真っ直ぐな演技は、観る人を魅了させてくれるでしょう。

さらに本作は、映画化にあたって原作小説を完全コミカライズした単行本も発売中。ぜひ映画とともにお楽しみください。


TEXT あるこ

内澤崇仁(Vocal&Guitar)、佐藤拓也(Guitar&Keyboard)、前田恭介(Bass)、伊藤彬彦(Drums)による4人組ロックバンド。 2009年12月に1stアルバム『anew』でデビュー。これまでに8枚のシングル、9枚のアルバムをリリース。ジャンルレスかつ緻密なサウンドアプローチとその傑出した音楽性でシーンに頭···

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