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【特集】映画「おくりびと」世界に感動を呼ぶ!大切にしたい日本人の死生観

ぎゅっとまとめ
  • 納棺師という職を描く映画『おくりびと』を解説
  • 死をテーマに生きることを考えさせられるストーリー
  • 人生の美しさを感じる主題歌『おくりびと』

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滝田洋二郎監督と本木雅弘がタッグを組んだ映画『おくりびと』。故人を棺に納める納棺師という仕事を通して、死や生を見つめ直す人間ドラマを描く作品です。数々の名だたる賞を受賞し、世界で評価された映画『おくりびと』の魅力を紹介します。

公開日:2020年8月2日 更新日:2020年8月2日

Editor

MarSali


この記事の目次 []
  1. ・死と生に向き合う納棺師の仕事
  2. ・夢を諦めた男が足を踏み入れた納棺師の世界とは
  3. ・世界観をつくるキャストの重厚な演技
  4. ・死のテーマで人生と家族について見つめ直す
  5. ・主題歌「おくりびと」が感動を誘う
  6. ・「おくりびと」から今後の人生を見つめよう

死と生に向き合う納棺師の仕事


画像引用元 (Amazon)

2008年公開の映画『おくりびと』は、小山薫堂による脚本で滝田洋二郎監督がメガホンを取ったヒューマンドラマです。

主演を務める本木雅弘が、青木新門の『納棺夫日記』に感銘を受け、映画化を熱望したことがきっかけで制作されました。

青木新門に繰り返し映画化の許可を求めたものの、原作と脚本の相違などの理由から断られたそう。

しかし、全く別の作品として発表することを条件に制作が許され『おくりびと』が誕生しました。

その結果、日本映画で初のアカデミー賞外国語映画賞を受賞し、日本アカデミー賞では10部門で最優秀賞を総なめ。

さらに、モントリオール世界映画祭でグランプリを獲得するなど、国内外でも高く評価される日本を代表する映画の1つとなりました。

世界に認められた本作のあらすじや見どころを紹介します。

夢を諦めた男が足を踏み入れた納棺師の世界とは

▲映画「おくりびと」【TBSオンデマンド】

小林大悟は、念願のプロのチェロ奏者になったのも束の間、オーケストラが突然解散して無職になってしまいます。

莫大な借金を残して音楽の道を絶たれたため、妻の美香と故郷の山形へ帰ることに。

職探しを始めた彼は、NKエージェントの「旅のお手伝い」という新聞の求人広告を見つけ、高収入に誘われて面接にむかいます。

しかし、旅行代理店だと思っていた仕事は、遺体を浄めて「あの世への旅」を演出する納棺師でした。

仕事内容に戸惑いながらも、優しい妻との生活のために働き始めます。

社長の佐々木生栄に指示されるまま、宣伝用ビデオに死体役で出演したり、腐乱死体の処理の手伝いに駆り出されたりと、忙しく精神的につらい毎日を送ります。

その中で、社長が見せる美しい手さばきと、浄められる故人を見守る遺族の様子を間近で見ているうちに、納棺師という仕事に魅力を感じるようになっていきます。

妻には冠婚葬祭の仕事だと伝えていた彼でしたが、周囲に納棺師であることを知られ、友人からも妻からも軽蔑視されてしまいます。

迷いを持ちながらも成長していく1人の納棺師の姿を描く、生と死の物語です。

世界観をつくるキャストの重厚な演技



本作のキャストは、日本を代表する俳優陣が顔を揃え、巧みな演技でストーリーを支えています。

主演の本木雅弘は、役作りのために納棺師から話を聞き、実際にトレーニングを受けたそうです。

納棺師の仕事に付きまとう緊張感を維持しつつ、コミカルな演技も披露し、作中の空気を軽くする役割を果たし、観る人を引き込みます。

さらに広末涼子、山崎努、余貴美子、峰岸徹、笹野高史と名だたるキャストが共演。

感動的なのに笑いもある本作のストーリーに、深い味わいを持たせています。

死のテーマで人生と家族について見つめ直す



本作は、生きている上で逃れようのない死という普遍的なテーマで日本人の死生観を見つめる作品です。

現代ではあまり触れる機会のない古式納棺の儀が扱われていて、エンターテインメントとしての派手さはありません。

しかし、山形県庄内地方の穏やかな景色を舞台に、境遇の違う家族の1つの別れに向き合っていくストーリーは、観る人の胸を打つでしょう。

社長や主人公が遺体に触れる所作が丁寧で美しく、納棺師が抱く故人への尊厳を重んじ慈しむ気持ちが垣間見えます。

棺に納められる瞬間まで大切な人として扱い、故人のこれまでの思い出を包み込むような愛情が感じられるはずです。

死は、できれば目を背けていたいテーマかもしれません。

ですが、死を見つめてこそ、命や人生について本当の意味で見つめ直すことができるということを、本作を通して実感できるのではないでしょうか。



また、本作ではそれぞれの家族のかたちにもスポットを当てた内容になっています。

主人公の夫婦の愛だったり、ずっと会っていなかった父親の想い、さらに故人と遺族の繋がり。

人生において重要でありながら、現代人から薄れつつある家族という存在の価値を、改めて問いかけられます。

とはいえ、死に伴いがちな後悔を駆り立てるものではありません。故人への想いを胸に前を向いて生きるための手助けとして、背中を押してくれるような温かさが満ちています。

納棺師という職は、故人を大切にすると共に、これからを生きる遺族の人生までもすくい上げる仕事なのです。

誰もがいつか味わう死を前に、どのように生きていくのかをじっくり考えたい内容ですね。

主題歌「おくりびと」が感動を誘う

▲AI / おくりびと


本作の主題歌は、映画界に欠かせない作曲家の久石譲が手がける『おくりびと』です。

チェロ奏者だった主人公に合わせ、12本のチェロで構成された演奏が魅力のミディアムバラードとなっています。

壮大さを感じるチェロの音色が入り混じり、心地良い余韻を残すメロディに酔いしれるでしょう。

劇中では音楽のみの楽曲が流れていますが、公開後に映画に感動した歌手のAIが、自ら歌詞をつけて歌ったイメージソングも好評を得ています。

歌詞は、死によって訪れる別れの中で、悲しみながらも深まる愛の模様をストレートに表現。

AIの優しく語りかけるような歌声が音楽と歌詞を繋ぎ、人生における人々の関わりの大切さを伝えてくれます。

聴く人の心に沁みる美しい主題歌です。

「おくりびと」から今後の人生を見つめよう



納棺師を描く映画『おくりびと』は、生きることの尊さを象徴する作品です。

多くの人が、故人との向き合い方について悩むことがあるでしょう。

本作ではいくつかの在り方を提案し、見直す時間を与えてくれます。

死という重いテーマをさわやかに映し出した本作は、観た後にきっと心を温かくしてくれるはずです。

映画『おくりびと』を観て、人生や家族への価値について考えてみてくださいね。


TEXT MarSali

アメリカ生まれの鹿児島育ちである。12歳の時にアメリカのゴスペルを体験してそこから歌手を目指そうと決意した。2000年に「Cry, just Cry」でデビュー。その後、Def Jam Japan初の女性アーティストとして契約し移籍第一弾のシングルとして『最終宣告』をリリース。その後は日本のみならず韓国ソ···

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