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映画「サバイバルファミリー」もし電気がなくなったら?人間性が問われるパニック作品!

矢口史靖監督と小日向文世がタッグを組んだ映画『サバイバルファミリー』。ある日突然電気を失った日本で生き残るため、家族が奮闘するパニック映画です。災害が多い現代で、本当に必要なものを考えさせられる映画『サバイバルファミリー』を紹介します。
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電気消滅!人生に重要なものは何?


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2017年に公開された映画『サバイバルファミリー』は、突然電気がなくなった日本で生きるためにサバイバルを始める家族を描いた作品です。

『ウォーターボーイズ』や『スウィングガールズ』など、大ヒット作を世に送り出してきた矢口史靖監督が、自身の同名小説を原作に手がけた映画となっています。

ありそうでなかった本作のストーリーは、機械が苦手な監督の「電気がなくなって皆困ってしまえばいいのに」という逆恨みから生まれたそうです。

「純粋に恐ろしい映画を作りました」とコメントする通り、笑いどころがありながらも、CGに頼らないリアルな演出に不安を掻き立てられるパニック映画となっています。

災害が多い今だからこそ観ておきたい本作のあらすじや見どころを、動画と共に紹介します。

電気を失った世界で家族は生き残れるのか

▲矢口史靖監督最新作『サバイバルファミリー』予告編

東京のとある集合住宅に住む鈴木一家は、ごく平凡な4人家族。

父親の義之は、仕事一筋の中年サラリーマンで、真面目さゆえに仕事のことばかりに気が向いている状態です。

母親の光恵は専業主婦で、毎日のやりくりに苦労しています。

大学生の賢司と高校生の結衣の兄妹は、いつもスマホに夢中で、一緒に住んでいながらも家族はバラバラになっていました。

そんなある日、朝起きてみると停電が発生。

しかも、電化製品はもちろん、乾電池式の目覚まし時計さえも動かなくなっていました。

とはいえ、鈴木家や同じ集合住宅の住民たちは、停電ならじきに復旧するだろうと考えています。

ところが、町全体でガスも水道も使えず、車や電車も動かないため、会社と学校からは自宅待機を命じられる事態に。

そんな日々が1週間も続いた頃、義之が鹿児島にある光恵の実家へ行くことを提案します。

飛行機が飛んでいるかを確認するために、自転車で羽田空港へ向かう4人。

しかし、東京近郊全体が停電しており、飛行機の運航の目処も立ちません。

暴徒化する地域住民の中で、義之は自転車での鹿児島行きを決意します。

電気のない世界で生き残るため、不安や葛藤を抱えながらも必死に前へ進む家族が迎える結末に注目してください。

キャスト陣の体を張った演技に注目!



本作では文明の利器に頼れないサバイバル生活が描かれているため、撮影はは過酷だったようです。

主演の小日向文世は柔和な表情が魅力の俳優ですが、撮影中は監督のことを時々憎たらしく感じたとコメントをしています。

夏の設定で11月末の川に入らされたり、豚を追いかけるシーンでは肋骨を強打したりと、身体的に苦労の多い現場だったそうです。

また、深津絵里、泉澤祐希、葵わかなが鈴木家の一員として、本当のサバイバルさながらの撮影に体当たりで挑んでいます。

そのため、ストーリーの設定に現実感が増し、映画全体の評価を高めました。

鈴木家以外にも様々なタイプの人たちが登場し、危機に陥った時の人の反応の違いが感じられます。

現代に起こり得るテーマと考えさせられるストーリー



本作の面白さは、まず電気が使えない世界をテーマにしているところにあります。

誰でも一度や二度は、停電を経験したことがあるでしょう。

とはいえ、大抵は家の明かりが点かなかったり、電化製品が使えないというものであり、すぐに復旧するためあまり不便さを感じたことはないかもしれません。

しかし、本作で描かれるのは、電気を使ったすべてのものが使えない世界。

スマホやパソコンで情報を得ることもできなければ、公共機関を使って移動することもできず、水道やガスのシステムすら止まってしまっています。

これらの状況は映画の中で誇張されたものに思えるかもしれませんが、各地で災害が増えている日本でいつか起こるかもしれない出来事なのです。

現在を生きる人たちはつい便利な生活を求めてしまいます。しかし、それらすべてが使えなくなってしまい、サバイバル生活を余儀なくされた時、生き残ることは容易ではないでしょう。

いつ自身の身に振りかかってもおかしくない現実として本作を観ると、防災意識が高まるはずですよ。



そして、今ある生活の有難みや尊さを実感することもできるでしょう。

本作にはサバイバル生活を通して繰り広げられる人間ドラマも注目です。

突然電気が使えなくなった世界では、頼れるのは自分の力と周囲との人間関係だけ。

はじめはバラバラだった家族が、生きるために懸命に力を合わせていく様子は、家族の絆の強さを感じさせます。

また、作中では行く先々で物々交換を行うシーンもあり、人との交流が人生を支えていることにも気付かされるはずです。

大変な思いをしてやっとありつけたご飯を食べる時の家族の表情には、胸に迫るものがあります。

今当たり前のように過ごしている毎日が、いかに素晴らしいかを再確認できる作品です。

「Hard Times Come Again No More」は人々の心を代弁する名曲

▲映画「サバイバルファミリー」主題歌『Hard Times Come Again No More 』 / SHANTI


本作の主題歌は、SHANTIが歌う『Hard Times Come Again No More 』です。

SHANTIは美しい歌声で注目の女性歌手で、「ハイレゾ時代の歌姫」と呼ばれ人気を博しています。

そんな彼女が歌う本主題歌は、アメリカの偉大な作曲家のスティーヴン・フォスターが1854年に遺した楽曲。

これまで多くのアーティストにカバーされてきたバラードの名曲を、ゴダイゴのミッキー吉野がプロデュースしてSHANTIが歌い上げた1曲となっています。

タイトルは直訳で「厳しい時代よもう来るな」となり、苦しみの中で嘆きながら生きる人々の、物悲しい願いが込められた歌詞が切ないです。

ミッキー吉野が弾くピアノの優しいメロディと、滑らかに伸びる歌声が重なり、温かさを感じる曲に仕上がっています。

本作で描かれる世界の中で、現実の不条理さや自分の不甲斐なさに落ち込みながらも、何とか生きようとする人々の姿と主題歌がリンク。

問題を乗り越えた先の希望を感じられる美しさに酔いしれてください。

「サバイバルファミリー」は人として必要なものを教えてくれる!



電気のない生活を描く映画『サバイバルファミリー』は、電気よりもはるかに重要で、人として必要な資質が何かを気付かせてくれる作品です。

今や電気は、生活のあらゆる場面で手放すことができない存在になっています。

しかし、災害が起きた場合、電気が一切使えなくなることは、十分に起こり得るでしょう。

電気がなくなった時、自身がどのように行動するかは、日頃何を大切にしているかにかかっています。

映画『サバイバルファミリー』を観て、ぜひ災害への意識を高めていきましょう。


TEXT MarSali

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