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Mr.Children「くるみ」の歌詞の意味は?PVのストーリーと併せて考察!

日本の4人組ロックバンド・Mr.Childrenの25枚目のシングルに収録されている名曲『くるみ』。2013年に公開された感動的なMVは、今も愛され続け、2691万回再生を達成しています。MVのストーリーを考察し、歌詞の意味を読み解きます。

「くるみ」は別れた女性の名前?

▲Mr.Children - 『くるみ』【OfficialMusicVideo】

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ねぇ くるみ
この街の景色は君の目に どう映るの?
今の僕はどう見えるの?
ねぇ くるみ
誰かの優しさも皮肉に聞こえてしまうんだ
そんな時はどうしたらいい?
≪くるみ 歌詞より抜粋≫
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くるみ』の歌詞は、「ねぇ くるみ」という呼びかけから始まります。

「君の目に どう映るの?」の「君」=“くるみ”だと考えると今の僕ではなく、過去の僕と居た女性、つまり“くるみ”は別れた彼女あるいは別れた妻の名前だと推測できそうです。

PVでは、主人公である年配の男性が、楽しそうに笑う妻と娘の残像を見て、呆然としている姿が演じられています。

ストレートに解釈すれば、“くるみ”は別れた妻の名前だと言えそうですね。

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良かった事だけ思い出して
やけに年老いた気持ちになる
とはいえ暮らしの中で
今 動き出そうとしている
歯車のひとつにならなくてはなぁ
≪くるみ 歌詞より抜粋≫
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続きの歌詞では、「良かった事だけ思い出して やけに年老いた気持ちになる」というフレーズがあります。

歌詞の主人公にとって、“くるみ”と過ごした日々は、楽しく、幸せな思い出に溢れているのでしょう。

とはいえ、PVで妻と娘の残像が映るシーンはそれほど多くありません。

むしろメインのストーリーは、主人公の男性が、同年代の男性たちに声をかけ、(おそらく若い頃に弾いていた)楽器をそれぞれが再び手に取り、ライブをするというものです。

主人公の男性にとって“良かった事だけ思い出して”しまう日々というのは、妻や娘と過ごした日々だけを指すのではなく、仲間で集まって音楽に打ち込んでいた日々でもあると考察できます。

“くるみ”自体は女性の名前だと考えられますが、そこには幸せだった過去や諦めてしまった夢といったニュアンスも含まれているのではないでしょうか。

「ねぇ くるみ」という歌詞は、若い頃に弾いていた楽器や、夢を見ていた過去の自分に対する呼びかけとしても聴けそうです。

未来に歩き出す背中を押す歌詞


サビの歌詞について考察していきます。

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希望の数だけ失望は増える
それでも明日に胸は震える
「どんな事が起こるんだろう?」
想像してみよう
≪くるみ 歌詞より抜粋≫
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「希望の数だけ失望は増える」という歌詞は、PVに沿って解釈すると、主人公の男性が音楽で夢を見た結果、挫折を味わったことを指していると考えられます。

音楽に夢を見なければ、挫折を味わうこともなかったわけですが、続きの歌詞は「それでも明日に胸は震える」となっており、希望を抱くことを否定する歌詞にはなっていません。

失望に繋がることもあるけれど、それでも希望を持つことを称えてくれるような歌詞だと言えるでしょう。

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出会いの数だけ別れは増える
それでも希望に胸は震える
引き返しちゃいけないよね
進もう 君のいない道の上へ
≪くるみ 歌詞より抜粋≫
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「出会いの数だけ別れは増える」という歌詞もPVに沿って解釈すると、主人公の男性が大切な女性に出会い家庭を築きましたが、別れてしまったことを指していると考えられます。

出会わなければ別れることもなかったわけですが、続きの歌詞は「それでも希望に胸は震える」となっており、出会いに希望を持つことを否定する歌詞にはなっていません。

別れが増えてしまうとしても、人との出会いは素晴らしいと感じられる歌詞だと言えるでしょう。

そして、最後は「引き返しちゃいけないよね 進もう君のいない道の上へ」という歌詞で締め括られます。

曲の冒頭では、良かった事を思い出しては途方に暮れている様子を歌詞で表現されていましたが、曲の最後には、過去に思いを馳せるのではなく、未来に進もうとしている姿が表現されています。

歌詞の主人公がだんだんと前を向いていくような物語が感じ取れますね。

歌詞の主人公を自分に投影して聴けば、未来に歩き出す背中を優しく押してくれる曲になるでしょう。

MVが描くミスチルのバンド名の由来


PVの最後には、主人公の男性が「Mr.Chidren」にバツ印をつけて「Mr.ADULTS」にマル印をつけ、バンド名を「Mr.ADULTS」に決めたときのメモを道端に投げ捨てます。

そして、そのメモを拾ったのはなんとミスチルのボーカルである桜井和寿。

バンド名の由来が、拾ったメモに書いてあった「Mr.Children」だと思わせるような演出でPVの幕が閉じます。

本当のバンド名の由来は別にあり、これはあくまでPVにおける架空の物語ですが、PVの主人公たちが別れ、それぞれの人生へと歩いていった後に、ミスチルとしての物語が続いていく様子は『くるみ』の歌詞の世界観にぴったりと合致していると言えるでしょう。

主人公の男性が選ばなかった方のバンド名を、桜井和寿が選ぶというストーリーも、一度捨てた過去を拾い上げるようなニュアンスが感じ取れ、とても素敵です。

歌詞の意味を考えながらPVを見れば、より深くストーリーを味わえるでしょう。

1992年ミニアルバム「EVERYTHING」でデビュー。 1994年シングル「innocent world」で第36回日本レコード大賞、2004年シングル「Sign」で第46回日本レコード大賞を受賞。 「Tomorrow never knows」「名もなき詩」「終わりなき旅」「しるし」「足音 〜Be Strong」など数々の大ヒット・シングル···

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