「フォルトゥナの瞳」とは
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映画『フォルトゥナの瞳』の原作は『永遠の0』や『海賊と呼ばれた男』などで有名な作家・百田尚樹による恋愛小説。
死を目前にした人が透けて見える能力「フォルトゥナの瞳」を持つ青年が体験する、切ない恋愛が描かれます。
主役は、神木隆之介と有村架純の同い年コンビによるダブル主演。
神木隆之介の初ラブストーリー作品としても話題になりました。
他にも志尊淳やDAIGOなど、今を時めく俳優陣が出演していますよ。
運命の恋に生きるふたり
木山慎一郎は、幼い頃に飛行機事故で家族を失い、友人も恋人もなく仕事だけをして生きてきました。
ある日慎一郎は、自分が「死を目前にした人間が透けて見える能力(フォルトゥナの瞳)」を持っていることに気づきます。
それからは、なぜこのような力を持ってしまったのか、自分自身に問いかける辛い日々が続くのでした。
そんな日々の中で慎一郎は桐生葵という女性に出会います。
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思いが通じ合った二人は幸せな日々を過ごし、葵は慎一郎にとってかけがえのない存在に。
しかし「私たち、未来を生きていくの」と二人で誓った矢先に、葵の身体が突然透け始めてしまいます。
慎一郎は、その運命にどう立ち向かうのでしょうか。
そこに待ち受ける結末は果たして!?
ネタバレ禁止の衝撃のラスト!
「二人の運命の結末は、秘密にしてください」と主演の2人が観客に訴える通り、物語を締めくくるのは衝撃のラスト。
お互いを、想うが故のラストには、涙が止まらない人も多いのではないでしょうか。
まだ観ていない人のためにも、ネタバレは避けますが、ラストでそれまで思っていたことが逆転し真実がわかった時に、観るものの胸にどっと押し寄せるものがありますよ。
すべては、幼いころの飛行機事故の時から始まっていたのですね。
『フォルトゥナの瞳』は、2人の運命と、互いを想う心が切なすぎる映画です。
ぜひ、あなたのその目で確かめてください。
圧巻の演技力に脱帽!
映画『フォルトゥナの瞳』は「坂道のアポロン」「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」などを手掛けた三木孝浩が監督を担当しました。
脚本は「メアリと魔女の花」「恋は雨上がりのように」などを手掛けた坂口理子と、監督の三木孝浩の共同で担当しています。
≪キャスト≫
木山慎一郎:神木隆之介
桐生葵:有村架純
金田大輝:志尊淳
宇津井和幸:DAIGO
植松真理子:松井愛莉
黒川武雄:北村有起哉
遠藤美津子:斉藤由貴
遠藤哲也:時任三郎
神木隆之介は、12歳の時に映画『妖怪大戦争』で主演し、日本アカデミー賞・新人俳優賞を受賞した元・天才子役。
アニメ映画『君の名は。』では主人公・立花瀧役の声を演じ、声優アワード「主演男優賞」を受賞するなど、様々な方面で活躍しています。
「屍人荘の殺人」「3月のライオン」など数多くの映画で主演している実力派。
そんな神木隆之介の、初ラブストーリーが『フォルトゥナの瞳』です。
今まで共演の多かった有村架純とは、とても息の合った演技を見せてくれています。
神木隆之介の迫真の演技と、内に情熱を秘めた有村架純の演技の2人の演技力には感嘆してしまいますよ。
世界に誇るワンオクが歌う主題歌!
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映画『フォルトゥナの瞳』の主題歌『In the stars (feat.Kiiara)』は、ONE OK ROCKが担当。
主題歌『In the stars (feat.Kiiara)』は、9枚目のオリジナル・アルバム『Eye of the Storm』に収録されています。
ONE OK ROCKは、イギリスの雑誌『ROCK SOUND』による「ROCK SOUND AWARDS」にて、「Best International Band」を受賞するなど、日本が世界に誇るロックバンド。
今までにも「完全感覚Dreamer」や「The Beginning」「Deeper Deeper」など、たくさんのタイアップ曲があります。
歌詞にある「Written in the stars」という言葉は、「運命である」という意味を持ちます。
今作の内容にピッタリですね。
映画『フォルトゥナの瞳』本編の途中で『In the stars (feat.Kiiara)』が流れてきたときは、鳥肌ものだと思った人も多いことでしょう。
エンドロールで流れた時は、思わず号泣してしまった人もいるのではないでしょうか。
神木隆之介と有村架純の魅せる演技に、ONE OK ROCKの圧倒的な歌唱が加わり、破壊力が半端ありませんよね。
観る人、聴く人の心をグッとつかみます。
とても心に染み入るバラードで、女性ボーカルとのハーモニーが美しい名曲です。
愛するとは…!運命とは…!?
『フォルトゥナの瞳』は、他人の死が見えてしまうという不思議な力を持ってしまった青年が愛する女性を死なせないために運命に立ち向かう姿を描いたラブストーリー。
百田尚樹ってこんな話も書くんだと、驚いた人もきっと多いはず。
しかし実は、原作と映画はいろいろと内容が違っています。原作を読んだ人がこの映画を観ても、新鮮な感動を覚えることができますよ。
もちろん、内容は違っていても、原作も映画も感動的です。
最後は大泣きしてしまったという人も多いことでしょう。
ぜひあなたも、映画『フォルトゥナの瞳』をご覧ください。
TEXT 有紀
2005年にバンド結成。エモ、ロックを軸にしたサウンドとアグレッシブなライブパフォーマンスが若い世代に支持されてきた。 2007年にデビューして以来、全国ライブハウスツアーや各地夏フェスを中心に積極的にライブを行う。 これまでに、武道館、野外スタジアム公演、大規模な全国アリーナ···