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おさるのうた「セイカツ」恋の幸せと切なさがぎゅっと詰まった共感できるラブソング

TOP画像引用元 (Amazon)
TikTokで人気を集め、話題となった現役高校生シンガーソングライター・おさるのうた。特に『セイカツ』は、弾き語り動画が多く投稿されているほど人気を博しています。聴けば聴くほど癖になる、中毒性抜群な楽曲の歌詞の内容に迫ります。

TikTokやYouTubeで人気のシンガーソングライター

▲セイカツ/おさるのうた(full)

震えるようなかすれた歌声と切なさがあふれ出すサウンドが魅力的なシンガーソングライターおさるのうた。  

主にYouTubeやTikTokへ弾き語り動画やオリジナル曲の投稿をしている、男子高校生です。

彼の音楽の中でも特に人気を博している楽曲が、2020年2月にTikTokに投稿された『セイカツ』です。

アコースティックギターの音色とかすれた歌声が絶妙にマッチしており、SNSで話題になりました。

投稿から半年以上経った現在も、カバー動画や弾き語り動画を投稿するファンが多くいるほど、愛されているようです。

歌詞では、幸せでありほろ苦くもある恋の思い出とともに、愛しい「君」への思いが綴られています

それでは早速、歌詞の意味を考察していきましょう。

君に出会って変わった世界


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君がいない日々、生活、毎日は
僕は超えられそうにないから
何をするにも途切れ途切れ
そんな生活の中で巡り会えた
行くたび立ち止まり行き止まり
そんな事もなんか愛おしくて
≪セイカツ 歌詞より抜粋≫
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何をするにも途中で投げ出してしまい続かない主人公。

目標達成までモチベーションを保てなかったり、失敗して諦めたりと、主人公は消極的に生きてきたのでしょう。

そんなある日、「君」と出会い世界が違って見えたことが歌われています。

憂鬱だと思っていた日常でしたが、「君」と巡り会えたことが嬉しかったのでしょうか。

自分の歩んできた道は、きっと「君」と会うために必要だったのかもしれない。

そう思うとつまずいてきた日々でさえも愛おしく感じているのでしょう。

それほど「君」は主人公の中で大きな存在であり、自分の生活の一部になっていることが伺えます。

君が心の中にいるから踏ん張れる


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交差する感情進む時間
孤独に潰されそうな日は多く
何を選びどこに進もう
募る期待と不安な僕
募る期待と不安な僕
それでもどうか
食らいついて
君がいない日々生活毎日は
僕は超えられそうにないから
きっといつかの日を思い後悔して
また嫌になってしまうから
≪セイカツ 歌詞より抜粋≫
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恋人や親友に会いたくて仕方がないのに、お互いに勉強や仕事が忙しく会えなくて辛くなったことはありませんか?

主人公も好きな人と会えない日が続いてしまい、孤独感に押し潰されそうになっているのでしょう。

それでも、主人公は目の前の仕事や学業に食らいついて向き合います。

会えない辛さに落ち込むよりも、気持ちよく再会するために仕事や学業に没頭して気持ちを落ち着かせているのでしょう。

やがて「君」に会うために頑張り続けることが日常になり、「君」のいない生活が考えられなくなったのかもしれません。
 
このフレーズでは、心の中に誰か大切な人が1人さえいれば強くなれる、頑張れる、と教えてくれています。

この楽曲を聴くと、自分もこんな風に胸を焦がすような恋をしてみたいと思いたくなるでしょう。

小さな幸せを大切に生きていく


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当たり前は偶然の連鎖で
毎日は生まれ変わりつつあって
何を見出しどこに行こう
まだ幼い僕らだから
それでもどうか
縋り付いて
≪セイカツ 歌詞より抜粋≫
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2番では、弱気だった頃から少し成長した主人公の姿が歌われています。

当たり前だと思っていた日常はかけがえのないものであり、日々変化していることに気付いた主人公。

そう思えたのも「君」を好きになったからなのでしょう。

好きな人のことを考えていると、とても幸せで充実した気持ちになれますよね。

好きな人を毎日想ううちに心が強くなり、少しずつ前向きな気持ちになれたのでしょう。

また、「何を見出しどこに行こうまだ幼い僕らだから」からは、一度きりしかない1日だから、自分の思うままに楽しもうという気持ちが感じ取れます。

そして、まだまだ人生は長いのだから楽しんで生きていいんだというメッセージが込められているのではないでしょうか。

時に厳しい現実と向き合わなくてはならないこともあるでしょう。

それでも小さな希望にすがりついて、なんとか前向きに生きていこうとする姿が歌われています。

日常のささやかな幸せを大切に。

仕事などで疲れた時や忙しい時に見落としがちな大切なことに気付かせてくれますね。

ほろ苦い思い出は後からくる幸せを引き立ててくれる


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君がいない日々生活毎日は
僕は進めそうにないから
きっといつかの日を悔み俯いて
またダメになってしまうから
どうか素晴らしい日に
君のいない日々生活毎日は
僕は超えられそうにないから
きっといつかの日を思い後悔して
また嫌にになってしまうから
≪セイカツ 歌詞より抜粋≫
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遠距離恋愛などで大切な人に会えない時や別れた時など、恋をすると切なさで胸を締め付けられることもあるでしょう。

そばにいたいのにいられなくて悔しかったり、別れたのに好きで好きでたまらなくて別れたことを後悔したり。

恋は、人生と同じように酸いも甘いも様々な感情を与えてくれるものなのでしょう。

幸せでありほろ苦くもある恋の思い出も、素晴らしい日を過ごすために必要なもの。

ほろ苦い思い出は素晴らしい日への通過点であり、幸せを引き立ててくれるものなのかもしれません。

辛い日々があるからこそ、後からやってくる喜びを幸せに感じられるのではないでしょうか。

恋愛経験がある方はもちろん、大好きなアイドルや俳優など好きな人がいる誰もが主人公に共感できる楽曲です。

未だ猛威を奮う新型コロナウイルス感染症によりライブやイベントが開催されず、好きなアーティストとなかなか会えなくて寂しさを感じている人もいるでしょう。

この楽曲を聴くと、大好きな人に会えない日々の寂しさや切なさを代弁してくれているように感じられ、会えない日々も希望を持って生きていこうという歌詞に励まされます。

日常に疲れた時や大好きな人に会えなくて辛い時、切なくも温かい歌声があなたを癒してくれるでしょう。

好きな人や自分が推している人物を思い浮かべながら、この楽曲の歌詞を味わってみてくださいね。


TEXT Asakura Mika

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