BABYMETAL (ベビーメタル)とは
2011年に活動をスタートしたBABYMETALは、アイドルとメタルを融合した新しいカタチのガールズグループです。
唯一のダンスパフォーマンスで魅了し続ける彼女たちの活躍は、日本だけにとどまらず世界中に熱狂的なファンが存在しています。
そんな、世界中から愛されているBABYMETALとは、どんなグループなのか経歴や魅力に迫っていきます。
BABYMETALの名前の由来
BABYMETALの名前の由来は、グループのコンセプトであるHeavyMetal(ヘヴィメタル)をもじったもの。激しくアップテンポなサウンドのHeavyMetalを、アイドルらしく可愛らしく表現するというコンセプトから、Heavy(ヘヴィ)をBaby(ベビー)に変えています。
また、新たなメタルサウンドを誕生させたいという願いから、Baby(赤ちゃん=新たな誕生)とMetalを組み合わせているのです。
BABYMETALの経歴
BABYMETALはアイドルグループ「さくら学院」の部活動の一種として発足した「重音部」が前身です。2011年に部活動の枠組みを超えBABYMETALとして活動するようになり、2013年に「さくら学院」から独立。
メジャーデビュー曲「イジメ、ダメ、ゼッタイ」は大ヒットを博し、さらに2014年には当時初となる女性アーティスト最年少となる日本武道館でのワンマンライブを開催しました。
さらに同年にフランス・ドイツ・イギリス・アメリカ・カナダ・日本の世界6か国のワールドツアーで成功をおさめます。
2020年に初の紅白歌合戦に出場し、世界中から愛される神バンドとして現在も成長し続けています。
BABYMETALの魅力
BABYMETALの魅力は本格的なメタルサウンドや楽曲の良さはもちろんですが、圧倒的なパフォーマンスの高さも魅力の1つです。会場全体で大合唱したり、ステージ上を駆け回ったり、ヘドバンしたりと一体感のあるライブパフォーマンスで一体感のあるライブ演出が癖になります。
音楽に合わせながら魅せるキレッキレなダンスパフォーマンスは、良い意味でアイドルらしくないクオリティです。
また、激しいメロディラインに臆することなく奏でる彼女たちの美しくも力強い歌声も、ファンを虜にさせる理由といえるでしょう。
BABYMETALの現在のメンバー
3人組アイドルグループとしてデビューしたBABYMETALですが、実はメンバーの脱退や加入を経験しています。メンバー脱退という辛い過去を経験しながらも、新メンバーを向かい入れ新たなスタートを切った彼女たちの活躍に今後も注目したいですよね。
こちらでは、BABYMETALの現在のメンバーのプロフィールを紹介します。
SU-METAL(スゥメタル)
本名 | 中元 すず香 |
---|---|
誕生日 | 1997年12月20日 |
年齢 | 27歳 |
血液型 | B型 |
出身地 | 広島県広島市 |
グループのメインボーカルを担当するSU-METALは、圧倒的な歌唱力と伸びやかな歌声が魅力。
高音域でもビブラートなしで歌えるほど、安定感のある歌声は激しい音楽でもしっかりと歌詞を聴きとれるほどです。
彼女のトレードマークといえばポニーテールで、デビュー当時から同じヘアスタイルを貫いています。
ライブで魅せる圧倒的なパフォーマンスからは想像もつかない、天然なところも多くのファンを夢中にさせる理由といえるでしょう。
MOAMETAL(モアメタル)
本名 | 菊地 最愛 |
---|---|
誕生日 | 1999年7月4日 |
年齢 | 25歳 |
血液型 | A型 |
出身地 | 愛知県名古屋市 |
クリっとした大きな瞳が愛らしいMOAMETALは、芸能経験のある母親の影響で幼少期から雑誌やCMに出演しモデルとして活動していました。
デビュー当初は部活動に入った感覚で、そこまで真剣にBABYMETALに向き合っていませんでした。
しかし、サマーソニックに出演した際に出会ったメタリカのパフォーマンスに心が動き、メタルサウンドに興味を持つようになったそうです。
グループ活動や音楽に真剣に向き合う時間が増えた彼女は自身のパフォーマンスに磨きがかかり、今ではBABYMETALになくてはならないほどの成長を遂げました。
MOMOMETAL(モモメタル)
本名 | 岡崎 百々子 |
---|---|
誕生日 | 2003年3月3日 |
年齢 | 21歳 |
血液型 | O型 |
出身地 | 神奈川県 |
MOMOMETALは2人体制となったBABYMETALを日替わりでサポートするサポートダンサー「アベンジャーズ」の一人です。
メタルの神「キツネ様」のお告げで公演ごとに出演するアベンジャーズが決定していましたが、2023年4月にキツネ様に召喚され新メンバーとして正式に加入しました。
さくら学院にいたころは女優やモデルとしても活動しており、愛らしい笑顔が癒されます。
また、父親がお笑い芸人「博多華丸大吉」の華丸さんであることも、大きな話題を集めました。
BABYMETALを脱退した元メンバー
3人組ダンスグループとしてスタートしたBABYMETALですが、実はメンバーの脱退を経験しています。抜群のダンスセンスの持ち主であったこともあり、メンバーからもファンからも惜しまれながらの卒業となりました。
こちらでは、そんな実力を高く評価されていたBABYMETALの元メンバーについて紹介します。
YUIMETAL(ユイメタル)
本名 | 水野 由結 |
---|---|
誕生日 | 1999年6月20日 |
年齢 | 25歳 |
血液型 | O型 |
出身地 | 神奈川県 |
さくら学院の頃から抜群のダンスセンスで一目置かれる存在だったYUIMETAL。
幼少期には子役として舞台やドラマの出演経験があるなど、小さい頃より芸能の世界に身を置いていました。
ツインテールがトレードマークの愛くるしい顔立ちをしていた彼女ですが、ダンスをしている姿は凛とした美しさを感じさせます。
また、ダンスだけでなく歌も上手でオールラウンダーとして、グループには欠かせない存在でした。
YUIMETALが脱退した理由
YUIMETALの脱退を正式に発表したのは2018年10月19日で、体調不良が理由とされています。病名などは明かされていませんが、2017年頃より公演を体調不良で欠席することが度々あったため、この頃から体調を崩していたと考えられます。
また、彼女はライブ中に高さ3〜5mほどの舞台から落下して骨折するというトラブルに見舞われたことがあります。
それ以降、彼女は細くなっていったと言われており、痩せていく姿を見てファンからは心配の声も多く上がりました。
脱退の際に本人からは体調面の問題だけでなく、水野由結として夢に向かっていきたいと前向きな言葉も残しています。
BABYMETALの人気曲5選
世界中のファンを魅了し続けるBABYMETALは、デビューしてから現在まで数多くの楽曲をリリースしています。本格的なメタルサウンドの中にもアイドルらしい要素が垣間見える素敵な曲ばかりです。
こちらでは、彼女たちの楽曲の中でも特におすすめな人気曲を厳選して紹介します。
Road of Resistance
2015年2月1日に配信シングルとしてリリースされた曲で、初披露してからはライブには欠かせない名曲の1つとなっています。
壮大な歌詞とメロディーを盛り上げる神バンドの演奏が心を掻き立てるメタルな一曲です。
イントロ部分ではメンバーたちがフラッグを掲げる場面では、ファンも一緒に歌ったりと一体感が楽しめるのも人気の理由でしょう。
ギミチョコ!!
「ギミチョコ!!」は2014年2月26日にリリースされた、世界中で愛されている人気曲です。
ハードでスピード感のあるメロディーを可愛らしい歌声で歌い上げており、そのミスマッチが妙に癖になります。
また、メロディに合わせて踊るメンバーたちのキャッチーでいて不思議な振り付けのダンスもアイドルらしい可愛さが溢れています。
メギツネ
「メギツネ」は、2014年6月19日にリリースされた2枚目となるシングル曲です。
正統派ヘヴィメタルのサウンドにお祭りや和楽器など和の要素をミックスさせた、新しいカタチのメタルサウンドが特徴。
日本の童謡「さくらさくら」のフレーズをオマージュしたブレイクダウンが、曲全体に立体感を生み出しファンの心を鷲掴みしています。
KARATE
2016年2月26日に配信シングルとしてリリースされた「KARATE」。
「セイヤ セ セ セ セイヤ」と可愛らしく歌うイントロからは想像できない、重厚感あるサウンドが癖になるヘヴィーな曲です。
MVは映像作家・二宮 “NINO” 大輔が監督を務めており、彼女たちの持ち味のダンスパフォーマンスを活かした完成度の高い映像となっています。
PA PA YA!!(feat. F.HERO)
「PA PA YA!!(feat. F.HERO)」は2019年最初の公演となる横浜アリーナ2デイズ公演「BABYMETAL AWAKENS-THE SUN ALSO RISES-」の初日6月28日にリリースされました。
タイのヒップホップシンガー・F.HEROのワイルドなラップパートが楽曲に深みを加えています。
BABYMETALの曲の中でもひと際パワフルで熱いサウンドで、ライブでも大人気の曲です。
BABYMETALのメンバーはメタルを融合したかっこかわいいアイドル!今後の活躍にも注目
BABYMETALはメタルとアイドルを融合したかっこかわいさが魅力のグループです。重厚感のあるサウンドに負けない伸びやかで聴きやすい歌声と、キレのあるダンスが持ち味で観る人を次々に虜にしています。
楽曲の多くが日本語でありながらも海外での評価が高いのは、メタルに真摯に向き合う彼女たちにしか出来ないパフォーマンスだからこそです。
新生BABYMETALとして活動を進めている彼女たちの今後の活躍にも目が離せません。