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瑛人×yama「Love Forever」は別れた男女の想いを描く歌詞が胸を打つ、名カバー曲!

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2020年10月28日にリリースされた瑛人とyamaのデュエットカバー曲「Love Forever」は、加藤ミリヤと清水翔太が作り上げた楽曲。別れた後も相手を想う男女の本音が描かれたラブソングの歌詞の意味を紐解きます。

愛する人と出会えたことへの喜びを歌う

▲瑛人×yama「Love Forever」(『INSPIRE』-加藤ミリヤTRIBUTE-より)

デュエット曲の『Love Forever』といえば、ミリショーの愛称で人気となった加藤ミリヤと清水翔太の楽曲を思い浮かべる方が多いでしょう。

実は、そのミリショーの『Love Forever』を瑛人とyamaがカバーしました。

2020年10月28日に加藤ミリヤのトリビュートアルバム『INSPIRE』がリリースされ、多くの名だたるアーティストが彼女の楽曲をカバー。

そのうちの一曲として『Love Forever』を、川谷絵音がプロデュースし、今大注目のアーティストである瑛人とyamaが歌唱を担当することになりました。

声質が似ている二人の歌声のハーモニーと井上ウニによるミックスによって、名曲が新たな魅力を持った楽曲になっていると好評です。

多くのファンに愛されてきた歌詞の意味を考察していきます。


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君に出会えてよかった
切ないけれどよかった
ひとりの夜もそばにいてくれた
世界にたったひとりの
君に出会えてよかった
思い出は 夜の空 星になり 輝くよ
≪Love Forever 歌詞より抜粋≫
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この楽曲は、繰り返されるサビのフレーズが印象的です。

「君に出会えてよかった」という喜びいっぱいの歌かと思えば、「切ないけれど」とも歌われています。

たったひとりの愛する人に出会えたことを喜ぶ一方で、そこに切なさも感じているようです。

さらに、思い出が「星になり輝く」という表現は、ふたりの美しい思い出がすでに過去のものであることを示しています。

続く歌詞の内容から、ふたりの関係を探っていきましょう。

愛し合っていたのに別れてしまったふたり


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ずっと孤独だった 壊れた心のドア
夜に怯えた 部屋でうずくまってた
シーツに顔をあて叫んだ
言葉にならなかった
≪Love Forever 歌詞より抜粋≫
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最初は女性目線の気持ちが描かれています。

寂しく孤独を抱えていた様子が伝わる悲痛な歌詞です。

彼と出会う前に感じていた苦しい心の内を示しているのでしょうか?

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迷わず何もかも捨ててきた
こんな私を愛してくれた
いつも君はそばにいてくれた
君さえ いれば それでよかった
≪Love Forever 歌詞より抜粋≫
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出会ったふたりは、つらい時そばにいて自分を愛してくれる人がいることの幸せを知ります。

「君さえいれば」いいとさえ思えるほど、深く愛し合っていることが伝わってきますね。


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深夜0時過ぎの 街にひとりきり
泣きたいのに強がってる
さっきの喧嘩 思い出して
自分に苛立ってる
≪Love Forever 歌詞より抜粋≫
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ここで描かれるのは男性目線の気持ち

彼女と喧嘩をした後、ひとりで街を歩いています。

「自分に苛立ってる」ということは、彼が喧嘩の原因を作ったり思ってもないことを言ってしまったのだと考えられますね。

本当は泣きたい気持ちを押し殺して強がるのも、男性なら共感できるのではないでしょうか。

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自分だけの時間が必要だった
少しお互い知り過ぎたかな
昔のように向き合えないなら
距離を 置こう そう決めたのに
≪Love Forever 歌詞より抜粋≫
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ふたりでいると喧嘩になってしまうため、お互いに「自分だけの時間が必要」だと感じたようです。

付き合いが長くなればなるほど相手のことが分かってきますが、その分嫌な部分が見えてしまうこともあります。

最初の頃は喧嘩をしてもすぐに向き合って仲直りできたのに、少しずつ難しくなっていきます。

そうしてふたりは、距離を置くことを決めました。

ここまでどちらも言葉が過去形であることから、この楽曲は別れた男女の想いを綴っていることが分かります。

しかし「そう決めたのに」とあるように、別れた後にふたりの考えは変化したのでした。

もう一度ふたりで生きる道を選ぶ


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永遠を君に
もう逃げないって ここに誓うよ
運命の時に
心が生きてると叫ぶよ
君がいなければ何の価値もない
ここに生きる意味もない
世界中でひとり君だけを信じてる
≪Love Forever 歌詞より抜粋≫
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サビから分かるように、ふたりはお互いに別れてからも相手のことを思い返しては、その魅力を再確認してるようです

そしてここで「もう逃げない」と決意しています。

「君がいなければ何の価値もない ここに生きる意味もない」と感じたからです。

誰でも、恋人と喧嘩をしてしまったりお互いに傷つけ合ってしまうことがあります。

それでも相手を信じたいと思うのは、その人を愛しているからに他なりません。

愛する人がいるから自分があると思えるほどの相手がいる奇跡は、本当に尊いものですね。


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あの日君がくれた夢の欠片
この手握りしめて離さない
きっとこんなに本気になれた愛
二度とない
君と出会えて世界は変わった
心動かす君探していた
あの日の二人に戻れなくても
離せないよ
≪Love Forever 歌詞より抜粋≫
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付き合っていた頃、ひとりでいたら見えなかった夢や知らなかった世界をたくさん見つけられた。

そのことに気づいた今、自分が相手を本気で愛していることを確信します

一度は別れてしまったふたりなので、出会った頃のようには戻れないかもしれません。

よりを戻してもまた失敗してしまうこともあるでしょう。

しかし最後には「離せないよ」とあります。

離したくないという気持ちだけではなく、もう別々の道を歩むことを考えられないほど強くお互いを想い合っているということです。

このふたりがどうなるかは、歌詞には描かれていません。

とはいえ、自分の本当の気持ちに気づけたふたりなら、きっともう一度再会してやり直せるはずです。

誰かを大切に想う日々は幸せなことばかりではありませんが、それを乗り越えた先に本当の幸せがあるという、希望を感じる名曲です。


TEXT MarSali

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