自身のデビュー曲が映画で使用され大ヒットを飛ばし、その後発表した曲も飛ぶ鳥を落とす勢いでヒットさせ、あっという間にトップアーティストの仲間入りを果たした歌姫・伊藤由奈。
公開日:2016年2月2日
自身のデビュー曲が映画で使用され大ヒットを飛ばし、その後発表した曲も飛ぶ鳥を落とす勢いでヒットさせ、あっという間にトップアーティストの仲間入りを果たした歌姫・伊藤由奈。
ハワイ出身の彼女は、映画「NANA」の芹澤レイラ役に起用され来日し、その後、父親の母国である日本に移住しました。ちなみに母親の母国である韓国では雑誌のモデルとして活動していたこともあるのだとか。
「LIMIT OF LOVE 海猿」の主題歌となった「Precious」をはじめ、美しい高音で 歌い上げられる曲はどれも名曲と呼べるものばかりですが、中でも「Truth」は歌詞の美しさも秀逸だと言えるでしょう。
伊藤由奈の「Truth」の歌詞はコチラ
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世界中の悲しみをすべて
受け止めてもいい あなたの為なら
世界中から置き去りにされても
その瞳を信じている
It's my Truth
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「あなた」に対する想いが強く一途で、その愛情をどこか美しく感じてしまうほどです。同時に、ここまで誰かを信じることが出来るなんて、とても憧れてしまいますね。
こんな風に人を愛することができたなら、どれだけ人生が豊かになるでしょう。 また、これほど人に愛されることができたなら、どれだけ幸せになれるでしょうか。
この絶対的なまでの愛情は、母親から我が子へ向けられる愛情にも通じるものを感じられます。女性が歌う女性目線の歌詞だからこそ、海のように深い、母性にあふれた愛情を感じられるのかも知れませんね。
もちろん、聴き手を広く包み込む彼女の歌声が、この歌詞の美しさや深い愛情を最大限に引き出していることも、この曲の大きな魅力だと言えるでしょう。
しかし、たぐいまれな才能を持つ彼女ですが、残念なことに2011年の夏以降から日本の音楽シーンの表舞台から姿を消してしまっています。ですが、Instagram 等で近況を上げていることがあるので、また近い将来、日本であの歌声を聴かせてくれる日が来ることを望んでしまいますね。あの美しい高音をまたあらゆるメディアを通じて聴かせて欲しいものです。
TEXT:rie-tong