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鈴木鈴木「枯れそうな恋」恋愛三部作完結!恋の終わりの切なさを描く歌詞の意味を考察

ぎゅっとまとめ
  • 兄弟ユニット・鈴木鈴木『枯れそうな恋』は『君と僕はさ』『秒針』に続く恋愛三部作完結編
  • 幸せだったはずの恋の終わりを繊細に描いた歌詞
  • 別れる前の寂しく切ない空気感に共感できる
YouTubeやTikTokで大人気の兄弟アーティスト・鈴木鈴木の3rdシングル『枯れそうな恋』は、彼らの代表曲『君と僕はさ』と『秒針』に続く恋愛三部作の完結編です。愛し合っていた男女の恋の終わりを綴る歌詞の意味を紐解きます。

公開日:2021年4月14日 更新日:2021年4月14日

Column

MarSali


この記事の目次 []
  1. ・TikTokで「君と僕はさ」が大ヒット!話題の兄弟ユニット鈴木鈴木
  2. ・「枯れそうな恋」で三部作がついに完結
  3. ・毎日の忙しさに掻き消されていく彼の想い
  4. ・一人の時間が平気になっていく彼女の気持ち
  5. ・二人の恋の結末は?
  6. ・「枯れそうな恋」の切なさが心に沁みる

TikTokで「君と僕はさ」が大ヒット!話題の兄弟ユニット鈴木鈴木

今、若い世代を中心に爆発的な人気を獲得している話題の新星アーティスト『鈴木鈴木』をご存じですか?

鈴木鈴木はYouTubeやTikTokでギターの弾き語りカバーなど、SNS動画を中心に活動する兄弟ユニットです。

2017年から活動を始め、TBS系歌番組『Momm!!』で6代目チャンピオンに輝いた実力の持ち主。

最近では2020年12月にリリースした初オリジナル曲『君と僕はさ』がTikTokで大きく注目を集め、サブスクリプションで1600万再生を超えるスマッシュヒットを記録しました。

多くのファンにシェアされると共に、カバー動画が流行ったことでさらに人気に。

日本テレビ系『夜バゲット』の4月度マンスリーアーティストにも抜擢されています。

「枯れそうな恋」で三部作がついに完結

今回紹介する『枯れそうな恋』は、鈴木鈴木の代表作である『君と僕はさ』と2ndシングルの『秒針』と合わせたラブソングシリーズの完結編です。

この恋愛三部作の歌詞で描かれるのは、ある男女の恋愛模様。

一作目の『君と僕はさ』は、何気ないことさえ幸せに感じられるカップルの温かな日常を男性目線で歌ったラブソングです。

続く『秒針』は『君と僕はさ』のビフォアストーリーであり、付き合う前の友達だった二人の微妙な関係のもどかしさを女性目線で綴った楽曲となっています。

そして完結編の『枯れそうな恋』は『君と僕はさ』のアフターストーリーで、恋の終わりを感じている二人の切ない気持ちが表現された一曲です。

一度聴けば鈴木鈴木の持ち味である美しいハモリと共感できる歌詞に引き込まれ、何度もリピートしたくなることでしょう。

前二作との繋がりに注目しながら、『枯れそうな恋』の歌詞の意味に迫ります。

毎日の忙しさに掻き消されていく彼の想い

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青春は過ぎて社会に溶け込んで
青が待ちきれずに時計を気にして
あの頃は歩幅合わせてたな
今の俺らじゃ手も触れない
君の長い髪、匂いも風は連れてく
≪枯れそうな恋 歌詞より抜粋≫
----------------

一番で歌われるのは男性目線の日常です。

付き合い始めた頃は学生だった二人も社会人になり、毎日を忙しく過ごすように。

学生の頃は赤信号の少しの待ち時間なんて苦にならなかったのに、今ではそんな時間すら惜しく「時計を気にして」います。

そんな時、あるカップルの姿に目が留まったのかもしれませんね。

仲睦まじい様子に、かつての自分たちの姿を思い出しています。

一作目の『君と僕はさ』に「今日もくっついてさ」「手を繋いで」という歌詞があるように、確かに「あの頃は歩幅合わせて」寄り添って歩いていたことが分かりますね。

「離さないぞ」とさえ歌っていたのに、今では一緒に歩いていても手を触れることもしなくなっているようです。

二作目の『秒針』で「あなた好みの長さに変えて」いた彼女の髪は、すっかり伸びて匂いさえ風に流され彼の元まで届きません。

----------------
枯れそうな恋
ギリギリなLINE
なんとかほつれそうな糸を手繰り寄せてる
メロウな言葉
君の中その奥へ
もう届きそうにない
≪枯れそうな恋 歌詞より抜粋≫
----------------

あんなに愛し合っていたはずの二人の恋は、いつの間にか「枯れそうな恋」に変わってしまっていました。

LINEでするやり取りも素っ気なく、恋人と呼ぶには「ギリギリ」の状態のようです。

心の奥底ではその「ほつれそうな糸を手繰り寄せて」、もう一度結び直したいとも思っています。

しかし、以前は喜んでくれた「メロウな言葉」すらも、彼女の心には「もう届きそうにない」ようです。

それほどに二人の距離は、離れてしまったことが伝わってきます。

一人の時間が平気になっていく彼女の気持ち

----------------
ネクタイが増えたあなたの部屋と
ヒールの音が増えたあたしの秒針と
メリーゴーランド 淡い想い出
ネオンのストア 帰り一人
あなたの温もり感じなくてもいいや
≪枯れそうな恋 歌詞より抜粋≫
----------------

ニ番の歌詞は女性目線で描かれていて、短い言葉でいくつかものが対比させられています。

最初の歌詞は二人の現在の生活の様子を表しているようです。

「あなたの部屋」に多くのサラリーマンの必需品である「ネクタイが増えた」ことから、彼が仕事で忙しくしていることが伝わってきますね。

対して、彼女の方は「ヒールの音が増えた」とあります。

たくさんデートをしていた頃は、彼に合わせて動きやすい服装をしていることが多く、あまりヒールのある靴を履かないようにしていたのではないでしょうか。

しかし今はヒールをよく履くようになり、『秒針』で恋が実るまでの日々を「長い夜」と感じていた彼女も時間に追われる生活をしているようです。

一緒に過ごしている場所をわざわざ「あなたの部屋」と表現していることからも、二人はすれ違いの生活をしているのでしょう。

次に歌詞に出てくるのは「メリーゴーランド」と「淡い思い出」。

『秒針』で彼女が願い、『君と僕はさ』で現実になった「夜のコンビニ 二人の遊園地」の歌詞が思い出されます。

あの頃は二人で行くコンビニでさえ、遊園地のように楽しい場所だった。

しかし、今は本当の遊園地で煌びやかなメリーゴーランドを見ても、その思い出は心の隅でふと思い出すだけの色褪せた遠い記憶になってしまったのです。

そして最後に対比されているのは「ネオンのストア」と「帰り一人」。

くっついて一緒に行っていた夜のコンビニも、今では彼女は一人で行っているようです。

もうあの頃の面影がない二人の関係が、これらの日常の風景からよく伝わってきますね。

さらにとどめを刺すような「あなたの温もり感じなくてもいいや」という歌詞。

『君と僕はさ』で彼にもたれて「ここがやっぱり落ち着くね」と言っていた頃の彼女とは全く印象が異なります。

きっと社会人になってしばらくは寂しさを訴えていた彼女も、時間の経過と共に自立し、やがて一人で過ごす時間が平気になってしまったのでしょう。

----------------
枯れそうな恋
ギリギリなLINE
なんとかほつれそうな糸を手繰り寄せてる
メロウな言葉
見つめながら言われても
嗚呼、
≪枯れそうな恋 歌詞より抜粋≫
----------------

彼女も彼と同じように、二人の関係を元に戻したいと思っています。

しかし「メロウな言葉 見つめながら言われても 嗚呼、」と続くように、愛の言葉が心に響きません。

もう修復できないところまで来てしまっているようです。

二人の恋の結末は?

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枯れそうな恋
ギリギリの何がいい
君はあなたは何が良くて満たされようと
メロウな言葉
見つからない探さない
もう届きそうにない
≪枯れそうな恋 歌詞より抜粋≫
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最後のサビは二人の心情が共に描かれています。

同じ表現が二回ずつ繰り返されるのは、お互いが同じ結論に至ったことを表しているのでしょう。

またいつかの関係に戻れるかもしれないと夢見ていた二人が、「ギリギリの何がいい」と少し投げやりな表現を使っています。

恋人に見えるギリギリを保って別れを引き延ばしてきましたが、ずるずると関係を続けていくことに意味はないと気づいたようです。

そして、お互いに今の関係の「何が良くて」どうやって「満たされようと」しているのかと問いかけています。

この部分が「俺は」「あたしは」で始まっていないことから、もう愛情が薄れてしまっていながらも、まだ相手のことを気にかけている様子が伝わってきますね。

相手のためにこんな不毛な関係は終わらせた方がいい。

これは二人が深く愛し合っていたことと、『君と僕はさ』で「嫌いになる理由がない」と歌っていた通り今も嫌い合ってはいないことを教えてくれます。

もう相手に伝えられるような「メロウな言葉」は「見つからない」ため、探すこともしません。

「もう届きそうにない」のです。

しかし「届きそうにない」ということは、本当はまだ届く可能性を秘めています。

それでも互いに想い合うからこそ、この恋を終わらせるという決断をし、二人の物語は幕を閉じました。

「枯れそうな恋」の切なさが心に沁みる

『君と僕はさ』と『秒針』から続いてきた二人の恋は、どこにでもある普通の恋です。

そして『枯れそうな恋』で描かれるのも、劇的ではなく誰でも経験し得る一つの別れの形でしょう。

相手を嫌いになったわけでも、他の誰かを好きになったわけでもありませんが、だんだんと気持ちが薄れていくのは仕方がないこと。

そんな等身大の恋を始まりから終わりまで、美しい歌声と共に聴かせてくれる鈴木鈴木の優しい世界観の音楽に、ぜひゆっくり浸ってください。

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