「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」のテーマ曲のコンセプトはツバサ
人気グローバルボーイズグループ・JO1を生んだ「PRODUCE 101 JAPAN」。視聴者全員が「国民プロデューサー」として投票に参加し、101人の練習生から11人のデビューメンバーを選ぶ日本のサバイバルオーディション番組です。
その待望の新シーズン「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」が、2021年4月8日から放送をスタートしました。
『Let Me Fly ~その未来へ~』はこのSEASON2のテーマ曲で、初回放送に先駆けて3月30日に公式YouTubeで公開されると140万回再生を突破。
【日プ2 個性爆弾図鑑】
【日プ2 使用楽曲まとめ】
vol.1 村松健太 | vol.2 西洸人 |
vol.3 髙塚大夢 | vol.4 許豊凡 |
vol.5 笹岡秀旭 | vol.6 小林大悟 |
vol.7 藤牧京介 | vol.8 井筒裕太 |
vol.9 大久保波留 | vol.10 寺尾香信 |
【日プ2 使用楽曲まとめ】
さらに4月23日には全体バージョンやクラスごとのパフォーマンス映像が無料公開され、同日に音源配信リリースも行われています。
番組全体を象徴するピラミッドとSEASON2のコンセプトとなるツバサが盛り込まれていて、「練習生をもっと大きな世界へ連れていく」という意味が込められているそう。
爽やかで耳なじみの良いメロディに乗せられた歌詞には、英語の慣用句であるイディオムが多く用いられて分かりやすい表現となっています。
それでは、さっそく歌詞の意味を読み解いていきましょう。
----------------
Time’s up up
Bright 眩しい夜明け
羽根 舞い落ちてきた
青空を目指す僕の
肩にふわり Flying
Time’s up up
≪Let Me Fly ~その未来へ~ 歌詞より抜粋≫
----------------
冒頭の歌詞は、美しく幻想的な風景を思わせます。
「眩しい夜明け」から「青空を目指す」主人公は、まさにデビューという華々しい未来を夢見る練習生たちを表現しているのでしょう。
その肩に舞い落ちてきた「羽根」と「Time’s up up(時間切れ)」という歌詞には、どんな意味があるのでしょうか?
「Let me fly」という言葉の解釈は
----------------
溢れそうなアツイ気持ちが Yeah
目覚めていく Wake me, Wake me, Wake me up
今 羽根よ翼に変われ Yeah
さあ 世界へ Take me, Take me, Take me up
≪Let Me Fly ~その未来へ~ 歌詞より抜粋≫
----------------
彼らは自らの「溢れそうなアツイ気持ち」が膨れ上がっていくのを感じているようです。
それと同時に「Wake me up(目覚めさせて)」と訴えていることから、もっと輝きたいという想いがあることも窺えます。
「羽根よ翼へ変われ」という歌詞は、最初に出てきた羽根と関係があるようです。
翼は青空へ飛び出す鳥にとって不可欠なものであり、羽根はその翼を作り上げるもの。
彼らの元に舞い落ちた羽根は、彼らが世界へ羽ばたくために与えられたチャンス。
つまり、このオーディション番組を例えているのかもしれません。
たったひとつのこのチャンスを掴めば、彼らは驚くほど大きい「翼」を手に入れることでしょう。
世界へ「Take me up(連れて行って)」という願いは、練習生全員が持つ願いをはっきり伝えています。
----------------
Time’s up まだ見ぬ景色に
T-Time’s up たどり着けるよと
これは君からの Message
駆け上がり 一気に飛び立つよ
≪Let Me Fly ~その未来へ~ 歌詞より抜粋≫
----------------
ここで登場する「君」は、練習生にとっての応援してくれるファンのこと。
デビューへ向けて懸命に頑張る彼らへの応援の気持ちは、様々な形で心強いメッセージとなって届いています。
「まだ見ぬ景色に たどり着けるよ」と彼らの背中を押していると思うと、ファンにとっても嬉しいですよね。
その応援が励みとなって、彼らは「一気に飛び立つ」のです。
----------------
Let me fly そのミライへ
Let me fly そのミライへ
Time’s up up
だから Pick me up
≪Let Me Fly ~その未来へ~ 歌詞より抜粋≫
----------------
タイトルにもなっている「Let me fly」という英語は、日本語で「飛ばせて」。
彼らが望むデビューや世界という「そのミライへ」飛ばせてほしいと歌っています。
飛びたいではなく「飛ばせて」と願うのは、彼らがファンによって選ばれる立場だからでしょう。
彼らがデビューするためには、多くのファンに認められ、選ばれなければなりません。
「迎えに来て」を意味する「Pick me up」が使われているのもそのためでしょう。
飛び上がるための手助けができるのはファンだけなのです。
ファンがいるから夢の先へ飛んで行ける
----------------
Let me fly (Let me fly)
そのミライへ 僕を Pick me up
Let me fly (Let me fly)
Let me fly high high oh
強く Pick me up
君とならば Time’s up up
飛び越えられる
だから Pick me up
高く高く Time’s up up
Let me fly 僕を Pick me up
≪Let Me Fly ~その未来へ~ 歌詞より抜粋≫
----------------
何度も「Time’s up」と出てくるのは、彼らに与えられているオーディションの時間は短いからでしょう。
たった2ヶ月で決まってしまうからこそ、自分に注目してほしいという意味で「僕を Pick me up」と歌うのです。
練習生の中にはダンスや歌が未経験の人もいますし、得意ジャンルも様々です。
しかし、ファンがいればこそ、デビューへの障壁となるものすら越えていけるという気合いが「君とならば 飛び越えられる」という歌詞によく表れています。
やがて「高く高く」飛んで行きたいという決意にも胸を打たれますね。
----------------
All right 怖くないよ
ずっと待ってた 瞬間だからさ
いつもそうだった
昨日と違う明日 一歩から始まる
≪Let Me Fly ~その未来へ~ 歌詞より抜粋≫
----------------
大勢の練習生の中から最終結果で自分が選ばれるかどうかという不安は、彼らの心にずっと重くのしかかっていることでしょう。
それでも「怖くないよ ずっと待ってた瞬間だからさ」という前向きな歌詞を、自信を持って歌っていると感じられます。
「一歩から始まる」いくつもの努力を重ねてきた彼らにとって、どんな結果も大きな達成感をもたらしてくれるはずです。
----------------
Time’s up 僕に託してよ
T-Time’s up 夢を重ねよう
君がくれたこの翼
向かい風すら乗りこなして
≪Let Me Fly ~その未来へ~ 歌詞より抜粋≫
----------------
世界へ向かうグループを作るという夢は、練習生とファンみんなの夢です。
その夢を「僕に託してよ」と歌っています。
オーディションを一つ一つ勝ち上がっていく練習生たちは、羽根を一枚一枚集めているかのよう。
そして、ファンから与えられたチャンスを使って、音楽という難しい世界の「向かい風すら乗りこなして」みせると力強く伝えています。
決して簡単な道のりではないからこそ、自分の力とファンからの後押しでデビューを掴みたいと願う若き精鋭たちの夢と希望が詰まった楽曲ですね。
「Let Me Fly ~その未来へ~」で練習生と想いを一つに
『Let Me Fly ~その未来へ~』の歌詞は、大きな夢を持ってオーディションに挑む練習生たちの気持ちを代弁しています。このオーディションでぶつかった壁や得た仲間とファンは、どんな形であれ彼らを支えてくれるはずです。
ここからTBS系列で関連番組や最終回の生中継が行われ、デビューに向けて注目度はさらに上がっていきます。
ぜひこの楽曲を何度も聴いて、国民プロデューサーの一人として彼らの夢への道のりを一緒に盛り上げていきましょう!