「東京卍リベンジャーズ」にヒゲダンが書き下ろし!
2021年5月7日、ヒゲダンこと『Official髭男dism』の新曲『Cry baby』が配信リリースされました。同日YouTubeにMVが公開されましたが、あっという間に再生回数は100万回を突破。
リスナーからの注目度が高い一曲であることがわかりますね。
というのも、同曲は人気漫画『東京卍リベンジャーズ』がアニメ化されるにあたり、その主題歌としてヒゲダンが書き下ろしたもの。
ヒゲダンのファンのみならず、漫画のファンにとっても期待の一曲なのです。
ちなみに、『東京卍リベンジャーズ』は弱小ヤンキーだった過去をもつフリーター・タケミチを主人公とする物語。
犯罪組織の争いに巻き込まれて亡くなった恋人を助けるべく、何度もタイムリープを繰り返しながら戦う姿が描かれています。
『Cry baby』の冒頭では、そんなタケミチを彷彿とさせる内容が歌われています。
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胸ぐらを掴まれて 強烈なパンチを食らってよろけて
肩を並べうずくまった
予報通りの雨にお前はにやけて
「傷口が綺麗になる」なんて嘘をつく
≪Cry Baby 歌詞より抜粋≫
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いい意味でヒゲダンらしくない、力強くダークなサウンドから始まるのもポイント。
何度打たれても立ち上がり続けるタケミチの姿を表しているように感じられます。
「転調」が意味するのは「タイムリープ」!?
冒頭の歌詞の後、楽曲は急に転調します。
この転調はストーリーの中の「タイムリープ」を表しているんだとか。
主人公・タケミチが何度もタイムリープを繰り返すように、楽曲でも何度も転調を繰り返すことでアニメの世界観を表現したようです。
「さすがヒゲダン!」といいたくなるような素晴らしい発想ですね。
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いつも口喧嘩さえうまく出来ないくせして
冴えない冗談言うなよ
あまりのつまらなさに目が潤んだ
何度も青アザだらけで涙を 流して 流して
不安定な心を肩に預け合いながら 腐り切ったバッドエンドに抗う
なぜだろう 喜びよりも心地よい痛み ずっしりと響いて
濡れた服に舌打ちしながら 腫れ上がった顔を見合って笑う
土砂降りの夜に 誓ったリベンジ
≪Cry Baby 歌詞より抜粋≫
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こちらはBメロからサビにかけての歌詞。ここでも一度転調します。
最後の「リベンジ」というフレーズに表れている通り、ここで歌われているのも決して屈しない強い思い。
「腐りきったバッドエンドに抗う」というフレーズには、運命を変えようとする決意がみなぎっているようですね。
何かに立ち向かっている人や挫折しそうな人に、ぜひ聴いてほしいフレーズです。
負けまいとする主人公の思いが泣ける…!
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いつも口喧嘩さえうまく出来ないくせして
冴えない冗談言うなよ
あまりのつまらなさに目が潤んだ
何度も青アザだらけで涙を 流して 流して
不安定な心を肩に預け合いながら 腐り切ったバッドエンドに抗う
なぜだろう 喜びよりも心地よい痛み ずっしりと響いて
濡れた服に舌打ちしながら 腫れ上がった顔を見合って笑う
土砂降りの夜に 誓ったリベンジ
≪Cry Baby 歌詞より抜粋≫
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最初は「強烈なパンチ食らってよろけて」だったのに対し、ここでは「反撃のパンチ繰り出すくらいじゃなきゃ」という歌詞に変わっています。
主人公の勝ちに行こうとする意思を感じることができますが、その後の歌詞を見ているとどうもうまくいっていない様子。
しかし、主人公はここで諦めません。
続く歌詞では自分の弱さに打ち勝とうと必死に足掻く思いが歌われています。
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傘はいらないから言葉を一つくれないか
微温い優しさではなく
弱音に侵された胸の奥を抉るような言葉を
≪Cry Baby 歌詞より抜粋≫
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主人公がまた一つ強くなった瞬間を表現したような歌詞ですね。
原作の漫画を知らない人でも、一人の登場人物が逆境や自分の弱さに打ち勝とうと必死に生きる姿・思いに胸を打たれるはず。
ぜひ一曲通して聴いて、楽曲の世界に浸ったり自分自身と重ねたりしながら楽しんでみてくださいね。
楽曲と一緒にアニメ・映画もチェック!
『Cry baby』は何かに立ち向かっている人に響くような歌詞が印象的な楽曲でした。より楽曲の世界観に浸りたいという方は、アニメもぜひご覧ください。
また違った印象を受けるかもしれませんよ。
また、「東京卍リベンジャーズ」は実写映画も公開予定です。
楽曲、アニメと合わせてチェックしてみてくださいね。
Official髭男dism (オフィシャルヒゲダンディズム) 山陰発4人組ピアノPOPバンド。2012年6月7日結成、島根大学と松江高専の卒業生で結成されており、愛称は《ヒゲダン》。このバンド名には髭の似合う歳になっても、誰もがワクワクするような音楽をこのメンバーでずっと続けて行きたいという意思が···