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「死」をmy friendと呼ぶ曲・「Good-bye days」

甘くて繊細な歌声を持つYUIが出演した映画「タイヨウのうた」が公開されたのは、2006年6月のことでした。「タイヨウのうた」は、YUI、塚本高史主演の映画で、2006年7月からは山田孝之、沢尻エリカ主演のTBS系列のテレビドラマで放送されました。 物語の内容は、色素性乾皮症を患い夜しか活動できないミュージシャンの少女と彼女に出会った少年の、純愛と死を描いたものです。



甘くて繊細な歌声を持つYUIが出演した映画「タイヨウのうた」が公開されたのは、2006年6月のことでした。「タイヨウのうた」は、YUI、塚本高史主演の映画で、2006年7月からは山田孝之、沢尻エリカ主演のTBS系列のテレビドラマで放送されました。物語の内容は、色素性乾皮症を患い夜しか活動できないミュージシャンの少女と彼女に出会った少年の、純愛と死を描いたものです。



2015年10月から、ベトナムで連続ドラマとしてリメイクされ、アメリカではハリウッド映画としてリメイクが予定されているそうです。まさに、日本が世界に誇る映画となった作品ですが、YUIが主人公の雨音薫の心情を綴った映画の主題歌「Good-bye days」も映画を世界レベルまで押し上げた立役者であることも間違いないでしょう。

この曲は物語の主人公・雨音薫が作曲した設定なので、映画の物語をふんだんに歌詞に盛り込んだ作品になっています。


YUI for 雨音薫の「Good-bye days」の歌詞はコチラ
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できれば 悲しい
想いなんてしたくない
でもやってくるでしょ?
そのとき 笑顔で 
Yeah hello!! my friend なんてさ
言えたならいいのに…

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この曲の歌詞に関しては、映画に照らし合わせた考え方をしないとしっくりこない部分があります。こちらの歌詞もそうです。映画の主人公になりきって歌詞の意味を探っていくと、次のようになります。出来れば 死にたくなんてない。でも 病気だから避けられないでしょ?最期のときでも笑顔で死を友人のように迎え入れられたら良いのに…

「死」を「my friend」と表現するあたり、主人公にとって「死」はすぐそばにあるものだったのでしょう。でも「死にたくない」と強く思うようになったのは、きっと恋をしたからなのでしょうね。

この映画はノンフィクションですが、実際病気を患っている人がいて、「死」によって引き裂かれるカップルが世界には沢山いるのだと思うと、胸が詰まる思いです。


余談ですが、「タイヨウのうた」つながりでYUIは「SKYLINE」という、孝治(塚本高史の役名)と出会う前に作られた設定の楽曲と、「I rememmber you」という薫がいなくなった後の孝治の気持ちを綴った曲もリリースしています。映画を観た後に聴くと、より一層感慨深い物があることでしょう。

この曲はこの映画の為に作られた曲ですが、映画の主人公やその恋人や家族と同じ環境にある人達にとって、何かの支えになれる曲です。たとえば、大切な人との時間を大切にすることを思い出させてくれたりすることもあるでしょう。映画の為に作られた曲のはずが、今や色々な人の支えになっていることは明白です。

それもYUIの歌詞の持つ力の大きさを物語っています



TEXT:rie-tong

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