変態紳士クラブとは?
変態紳士クラブとは、ジャンルの垣根を超えて魅力的な音楽を披露する「
ジャンルレスユニット」です。
MCのWILYWNKA(ウィリーウォンカ)、DeejayのVIGORMAN(ビガーマン)、プロデューサーのGeG(ジージ)の3人が各々の武器を最大限に活かし、音楽作りをしています。
ジャンルレスなメンバーが奏でるのは、
グループ名からは想像できないほどおしゃれな楽曲ばかりです。
まずは、変態紳士クラブがどんなグループなのか詳しく紹介します。
名前の由来
当初、かっこいいグループ名をいくつか考えていたメンバーたち。
友達がふざけて口にした「変態紳士クラブ」という言葉が一旦候補に上がりましたが、「それはないな」とメンバー全員が感じ、グループ名が決まらないまま音楽制作を続けていました。
ところが、本格的にグループ名を決めることになったとき、メンバーたちの頭に浮かんだのは、却下したはずの「変態紳士クラブ」だったのです。
「2度見してもらえるようなインパクトのある名前にしたい」という3人の想いが、グループ名の由来になりました。
メンバーの出会い
大阪府出身のWILYWNKAとVIGORMANは10代からの友達でした。
ある日、ヒップホップグループ・韻踏合組合のHIDADDYが経営するセレクトショップ「一二三屋」に2人が遊びに行きます。
すると、先輩から「そんなに一緒にいるなら1曲くらい2人で作ってみろ」と言われ、聴かせてもらったのが、GeGのトラックでした。
暇だった2人は
気軽なノリでGeGのいる神戸に足を運び、楽曲制作を依頼します。
最初は断っていたGeGでしたが、いつしかメンバーに加わり、3人で変態紳士クラブとしての活動を始めたのです。
「YOKAZE」で話題沸騰!
変態紳士クラブは2021年5月7日にYouTubeチャンネル「
THE FIRST TAKE」で、2020年に公開した「YOKAZE」を歌唱し、動画の再生回数は1日で170万回を突破。
YouTubeの急上昇ランキングでは1位を記録しました。
同月14日にはミュージックステーションに初出演し、「YOKAZE」を生パフォーマンスで披露しています。
2017年に結成し、4年間で数々の名曲を生み出してきた変態紳士クラブ。
「YOKAZE」が話題となり、さらに知名度が上がったことで、他の楽曲にも注目が集まっています。
変態紳士クラブのメンバープロフィールは?
関西出身の実力派メンバーで構成された変態紳士クラブ。
もともと個人で活躍していた3人が集結しているので、彼らの音楽センスやスキルは確かです。
ここでは、変態紳士クラブのメンバープロフィールや経歴を紹介します。
WILYWNKA(ウィリーウォンカ)
本名 |
井上貴吉 |
誕生日・年齢 |
1997年3月26日・27歳 |
出身地 |
大阪府堺市 |
身長 |
約170cm |
担当 |
ヒップホップ・MC |
m-floが好きな母親の影響でラッパーのVERBALに憧れを持ち、幼い頃からラップが身近だったWILYWNKA。
中学生でヒップホップを聴くようになり、高校生で本格的に音楽活動を始めます。
「TAKA」という名前で「高校生ラップ選手権」に出場し、一躍脚光を浴びました。
2015年9月に初音源のミックステープ「FLY KICKS」をリリースし、限られた場所での販売でありながら、3週間1000枚を完売。
そして2017年11月、変態紳士クラブとして「ZIP ROCK STAR」をリリースします。
2018年にはオーディション番組「ラップスタア誕生!」で準優勝し、ラッパーのアナーキーが設立したレーベル「1%」とソロ契約を結んだのちに、ソロデビューを果たしました。
変態紳士クラブのメンバーとして活動をするかたわら、個人での音楽活動も精力的に行っています。
VIGORMAN(ビガーマン)
本名 |
不明 |
誕生日・年齢 |
1998年1月10日・26歳 |
出身地 |
大阪府堺市 |
身長 |
不明 |
担当 |
Deejay |
父親の影響でレゲエにハマり、WILYWNKAの勧めでヒップホップを聴くようになったVIGORMAN。
実際に歌い始めたのは15歳の頃です。
地元のイベントでは、トラックをかけて歌いながらマイクリレーをするレゲエのパフォーマンス「ラバダブ」を披露していました。
2016年3月に「RUBBISH SONGZ」「Lyricist」を2週連続でデジタル配信リリースし、
iTunesやレゲエ専門の音楽配信メディア「レゲエZION」でランキング1位を獲得します。
この時期からVIGORMANは、本気で音楽活動を行うようになりました。
変態紳士クラブのメンバーになった後も、グループでの活動にとどまることなく、ソロ作品も手掛けています。
2018年1月にリリースしたファーストミニアルバム「DANK NOVA」を皮切りに、数々の楽曲を発表していますよ。
GeG(ジージ)
本名 |
不明 |
誕生日・年齢 |
1989年11月25日・35歳 |
出身地 |
兵庫県尼崎市 |
身長 |
173cm |
担当 |
プロデューサー |
中学卒業後にキーボードを始め、過去には「ANADDA REBEL」というバンドに所属していたGeG。
現在は変態紳士クラブだけでなく、レゲエバンド「YARD VIBES BAND」でキーボーディストとしても活躍しています。
音楽プロデュースを始めたのは、25歳の頃にLAとジャマイカで現地のトラックメーカーの音楽作りに感銘を受けたのがきっかけだそうです。
2019年8月にはプレイリスト・アルバム「Mellow Mellow~GeG's PLAYLIST~」をリリースし、変態紳士クラブのメンバーや、その他豪華なアーティストたちをプロデュースしています。
その後も、グループでの活動以外に、ソロ活動や楽曲提供も積極的に行っていますよ。
変態紳士クラブの人気曲は?
変態紳士クラブはメンバー各々の魅力を活かしたジャンルレスな楽曲を披露しています。
他のグループには生み出せない、唯一無二の音楽スタイルが話題です。
最後に、変態紳士クラブの人気おすすめ曲を6つ紹介します。
YOKAZE
▲変態紳士クラブ - YOKAZE (Official Music Video)
「YOKAZE」は2020年4月にリリースされたミニアルバム「HERO」と、2021年6月16日にリリース予定のファーストアルバム「ZURUMUKE」に収録されています。
楽曲総再生回数6000万回という驚異的な数字を記録し、変態紳士クラブを代表するヒット曲となりました。
誰もが共感できるような等身大の歌詞や、しっとりと聴かせるサウンドで、聴く人を切ない気持ちにさせるナンバーです。
MVではメンバーたちが人気のない夜の街を歩き、エモーショナルな雰囲気を漂わせています。
すきにやる
▲変態紳士クラブ(WillyWonka × VIGORMAN) - 好きにやる (Prod. GeG)
「すきにやる」は2017年11月にリリースされたミニアルバム「ZIP ROCK STAR」の収録曲。
甘美で耳馴染みのよいサウンドが特徴的です。
MVでは変態紳士クラブとファッションブランド「XLARGE」が夢のコラボレーションを果たし、スタイリッシュな仕上がりとなっています。
2021年5月19日にはYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」にメンバーが再登場し、一発撮りのパフォーマンスを披露しました。
WAVY
▲変態紳士クラブ(WillyWonka × VIGORMAN) - WAVY Prod.GeG
ミニアルバム「ZIP ROCK STAR」に収録されている「WAVY」は、変態紳士クラブの楽曲の中でも特に夏らしいナンバーです。
リラックスムードただようサウンドが印象的で、リズムにノリやすいため、音楽に身を委ねて踊りたくなってしまいます。
ドライブ中のBGMにしたり、夜にお酒を飲みながら聴いたりするのにぴったりな、魅惑的な1曲です。
ZIP ROCK STAR
▲変態紳士クラブ(WillyWonka × VIGORMAN) - ZIP ROCK STAR Prod.GeG
「ZIP ROCK STAR」は他の楽曲とは一味違う、ダークなかっこよさが堪能できるナンバーです。
レゲエっぽさを押し出したサウンドは非常に中毒性が高く、独特の世界観を放っています。
痺れるようにクールな歌声と特徴的なリズムを味わえば、変態紳士クラブの魅力に引き込まれてしまうこと間違いなしです。
オレンジ
▲変態紳士クラブ(WillyWonka × VIGORMAN) - オレンジ Prod.GeG
「オレンジ」はミニアルバム「ZIP ROCK STAR」の収録曲で、優しく切ないメロディーが印象的な1曲です。
「音楽が望遠鏡 眺める桃源郷」といった変態紳士クラブらしい独特のフレーズや、メンバーが奏でる渋くて甘いハーモニーに、センチメンタルな気持ちが高まります。
夕暮れ時にしんみりと聴きたくなるナンバーです。
HERO
▲変態紳士クラブ - HERO (Official Lyric Video)
ミニアルバム「HERO」のタイトル曲で、心地良いサウンドが耳に残るナンバー。
アニメーションで作られたMVは、変態紳士クラブのメンバーを表したキュートなキャラクターが登場することで話題になりました。
ファンの間では「LINEのスタンプに欲しいくらい可愛い!」と盛り上がっています。
軽やかなメロディーにのせられた、トリッキーでメッセージ性の高い歌詞にも注目です。
変態紳士クラブのメンバーは関西出身の3人!ジャンルレスユニットが奏でるおしゃれなサウンドが話題
変態紳士クラブはヒップホップMCのWILYWNKA、レゲエDeejayのVIGORMAN、そしてプロデューサー・GeGの多彩なメンバーからなるジャンルレスユニットです。
YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」ではヒット曲「YOKAZE」を披露し、再生回数が1日で170万回を突破。
地上波音楽番組での生パフォーマンスも話題になり、若者を中心に急激に知名度を上げています。
2021年6月16日には、ファーストアルバム「ZURUMUKE」をリリース予定です。
おしゃれで耳馴染みのよい楽曲の数々に注目してくださいね。
2017年結成。
ヒップホップ / レゲエ両シーンにおいて若手最高峰との呼び名も高いラッパーWILYWNKA(ウィリーウォンカ)と、レゲエ・ディージェイのVIGORMAN(ヴィガーマン)、共に1997年生まれの2人が、プロデューサー/トラックメーカーのGeG(ジージ)を介して結成した、3人組ジャンルレス・ユニット、変···
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