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Vaundy「benefits」の歌詞の意味を考察!気になる曲名とMVの解釈は?

Vaundyがデジタルシングル『benefits』を配信リリースしました。最新曲『花占い』が日本テレビ系連続ドラマ『ボクの殺意が恋をした』の主題歌に起用され、自身初となるワンマンライブのツアーも決定し、とても勢いのあるアーティストです。

歌詞に描かれた引き裂かれるような恋の痛み

▲benefits / Vaundy:MUSIC VIDEO

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愛とかくだらないの
me too
観客も知らない
story
今夜だけじゃ終われないよ
with you
明日の朝も君と2人
≪benefits 歌詞より抜粋≫
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冒頭の歌詞は「愛とかくだらないの」という言葉から始まります。

恋愛に対して冷めている印象を与える表現です。

「今夜だけじゃ終われない」という歌詞があるので、歌詞に登場する2人は一夜限りの関係性なのかもしれません。

とはいえ、「明日の朝も君と2人」という歌詞からは相手への想いが感じられますので、相手に対して恋心を持ち始めていると解釈できそうです。

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不安にしかなれないよ
any time
感覚がぐらつく
story
不意に胸が痛むのよ
that hurts
2人を繋ぐのは
夢とか希望じゃないの
≪benefits 歌詞より抜粋≫
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しかし、続く歌詞には不安や痛みといった言葉が出てくるので、苦痛に満ちた恋愛なのかもしれません。

「2人を繋ぐのは 夢とか希望じゃないの」という歌詞は、一緒にいたいという夢や希望だけでは2人の関係を繋ぐことができず、引き離されてしまうという解釈ができそうです。

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Hey
Throw it away and break it all up
You told me “it's bad love”
Stay
Until I leave and forget till it ends
I know that you hate it right now
≪benefits 歌詞より抜粋≫
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2~4行目を和訳すると、「全てを捨てて壊して 悪い愛だと言って君は去っていく ここにいてよ」となります。

愛する想いは届かず、去られてしまった主人公の「ここにいてよ」という言葉が虚しく響く歌詞だと言えるでしょう。

「愛とかくだらないの」と言っていた主人公が、本気の恋に落ちたものの、想いはかなわず、悲痛な心の痛みに苦しむというストーリーが見えてきそうです。

MV映像で表現されたかなわぬ恋の苦しみ


2021年6月12日に公開された『benefits』のMVは、脇坂侑希監督が指揮を執り、メインの出演者はKosuke Suzuki、Ririka、Nachi Sakuragiの3名です。

MVのストーリーは、主人公の男性が発券機で手に入れた券をフロントで提示し、ホテルのような建物に入っていく場面から始まります。

フロントで手渡された部屋の鍵には、「コリウス」と書かれているのですが、コリウスは「かなわぬ恋」を花言葉にもつ植物です。

歌詞のストーリーにぴったりの花言葉ですね。


たどり着いた部屋で女性に出会い、恋に落ちますが、女性の手首についているチップが緑に光ると、部屋のテレビに「Don’t match(一致しない)」と表示されます。

女性の手をひいて逃げ出そうとしますが、女性は手を振り払い、別の男性の元へ行ってしまうという結末です。

別の男性の元では、手首のチップは赤く光っているので、おそらく別の男性とは相性が一致したのでしょう。

このMVでは、2人の意志に関わらず、手首のチップやテレビに表示される文字など、ホテルのような建物のシステムに相性を判断され、引き離されてしまいます。

このようなシステムは非現実的ですが、想い合っていても、引き裂かれてしまうこともあるのが恋愛だと考えれば、かなわぬ恋の苦しみを独自の世界観に落とし込んだMVだと解釈できるでしょう。


ちなみに、MVにはオムライスやパスタなどの食べ物が登場しますが、歌詞にも「おかず」を使った表現があります。

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残したおかずを
捨てるくらい何でもないんだよな
痛いけど
You can be friends
≪benefits 歌詞より抜粋≫
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MVで2人で楽しそうにパスタを食べている場面があったので、歌詞の「おかず」は2人の楽しい思い出を表しているのかもしれません。

他にも、相手に振られた自分を捨てられるおかずに例えているという解釈もできそうです。

最後の行を和訳すると、「あなたは友達になれる」となりますので、いずれにせよ、友達という関係に戻ることの痛みを、残したおかずを捨てるときの痛みに例えて、表現していると解釈できるでしょう。

「benefits」というタイトルの意味を考察


最後に、タイトルの意味を考察します。「benefit」という英単語は「利益」と訳されることが多く、反対語は「loss(損失)」「damage(損害)」です。

歌詞のストーリーとしては、ハッピーエンドではないので、むしろ反対語の方がイメージに近いような気がします。

不思議に思ったので、「benefit」という英単語についてさらに詳しく調べてみたところ、複数形「benefits」の場合は「慈善活動」という意味で使われることが多いようです。

曲名は複数形になっているので、慈善活動という意味でつけられた可能性もあるのではないでしょうか。

慈善活動とは、人類愛や博愛に基づいて行われる活動のことを意味しますので、人を愛することは、見返りを求めることではなく、愛すること自体に幸せがあるという意味なのかもしれません。


歌詞の主人公の恋愛はかないませんでしたが、楽曲からは深い愛が感じられます。

Vaundy(バウンディ)。アーティスト 24歳。 作詞、作曲、アレンジを全て自分でこなし、デザインや映像のディレクション、セルフプロデュースも手掛けるマルチアーティスト。 2019年春頃からYouTubeに楽曲を投稿開始。 「東京フラッシュ」「不可幸力」など、耳に残るメロディーを持つ、···

この特集へのレビュー

女性

2024/08/18 18:42

考察や解釈になっていない。
普通の教育を受けた日本人なら聴けば分かる観れば分かる事を文字に起こしている。
テレビのバラエティー番組で全てのセリフや状況を事細かく字幕キャプションにするお節介と同程度の阿呆向けの記事なのか?

男性

きりしとーる

2021/08/23 23:29

friend with benefit
という熟語には、
「身体だけの関係の友達」
という意味があるそうですよ。

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