毎月変わる各課題曲への思い入れや、練習のエピソードをご本人の執筆で連載することが決定いたしました。
第1段の課題曲は多くのアーティストにカバーされるなど永く親しまれている名曲「真夜中のギター」。
YouTubeチャンネルで公開された椎名千佐子さんの弾き語り動画とともにお楽しみください!
千賀かほる「真夜中のギター」
皆さん、はじめまして。椎名佐千子です。
スタッフさんにノセられ(苦笑)
8月から4か月間、毎月ギターの弾き語りをさせていただく事になりました!
不安しかないです・・(汗)
安請け合いをして後であわあわするのは日常ですし、またまた今回も恥をさらしてしまいます。。
どうか皆さん、温かい、いや少なくとも冷めてない目で遠巻きにでもご覧いただければ・・
そしてもしも、もしも自分も始めようか、と思っている方がいらっしゃれば、苦労を共に出来てこの上ないです。
さて、第一回目に選んだ曲は、千賀かほるさん「真夜中のギター」(作詩:吉岡 治/作曲:河村利夫)です。1969年(昭和44年)発売され、その年のレコード大賞新人賞にもなっています。
私は1982年(昭和57年)生まれなので、私の親が学生の頃ですかね。
TV番組とか?でなんとなく聞き覚えがあったのですが、今回改めて聞き直すと、何とも優しくて、、、特に〝似たもの同士”というフレーズにキュンと来ました。
不安や淋しさに寄り添ってそっと肩を貸してくれている、背中を押してくれる、今もう一度聞いていただきたい、ステキな曲です。
(おまけに難しいコードがないっ!!)
時代的には、ビートルズの初来日が3年前の1966年、同時にカレッジフォークが注目を集め、1966年「バラが咲いた(マイク真木)」、1967年「この広い野原いっぱい(森山良子)」、1968年「イムジン河(ザ・フォーク・クルセダーズ)」と続き、そして1969年、この年は「白いブランコ(ビリーバンバン)」、「風(はしだのりひことシューベルツ)」もヒットしています。
この時代、どの曲も詩がとてもシンプルで言葉が真っすぐ入って来ます!
因みに、フォークの大御所?井上陽水さんが“アンドレ・カンドレ”という名前で1969年にデビューされています。
吉田拓郎さんがその翌年の1970年にデビュー、まさにフォーク黎明期の名曲という感じでしょうか。
1969年(昭和44年)、私が生まれるはるか前の時代ですが、今、改めて人のこころに沁みて来る音楽の不思議な力を感じながら、そして…今も昔も変わらない、私と同じ“似たもの同士”の皆さんを思い浮かべながら歌ってみたいと思います。
という訳で、指が痛くてつい弱音を吐きたくなりますが・・(苦笑)、この企画のおかげでより音楽の楽しさも感じ始めている今日この頃。
4か月後の最終回には、もっと楽しめている自分をイメージしながら頑張っていこうと思います。
どうか皆さんお付き合いください。
椎名佐千子オフィシャルYouTubeチャンネルにて公開しますので、
チャンネル登録の方も是非よろしくお願いいたします!!
椎名佐千子