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ロス「自主」はいじめの連鎖を歌った曲?歌詞の意味を徹底考察!

作詞作曲を手がけ、自ら歌唱するシンガーソングライターのロスが2021年7月12日に『自主』のMVを公開しました。TikTokでも話題となっているサビの「はい!私がやりました!」というフレーズが印象的な歌詞の意味を徹底的に解釈します。

公開日:2021年9月19日 更新日:2021年9月26日

Column

pony


この記事の目次 []
  1. ・TikTokで話題「はい!私がやりました!」
  2. ・主人公と「あの子」の関係性を考察
  3. ・「自主」というタイトルに込められた意味

TikTokで話題「はい!私がやりました!」

▲ロス - 『自主』【OfficialYouTubeChannel】

ロスは楽曲をカバーする「歌ってみた」というジャンルで動画を投稿する際に、ロスの楽曲を使用することを禁止していますが「歌ってみた」以外の二次創作については許可しています。

そのため、TikTokでは「踊ってみた」というジャンルでロスの『自主』を使用した動画が多数投稿されました

TikTokで聴いたことがあるものの、楽曲の一部分だけしか知らないという方も多いかもしれませんね。

今回は一部分だけでなく、楽曲全体の歌詞について考察していきますので、楽曲の世界観を深く味わってみてください。

TikTokでよく使用されているのは、歌詞の最後の部分ですが、今回は冒頭の歌詞から考察します。

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はい!私がやりました!
あの子を奈落へ落としました
で?だから何か問題が?
だって皆あの子嫌いでしょ?
≪自主~はい 私がやりました~ 歌詞より抜粋≫
----------------

楽曲は「はい!私がやりました!」と歌詞の主人公が自首するセリフから始まります。

自首の内容は「あの子を奈落へ落としました」という衝撃的なもの。

続く歌詞には「あの子」は嫌われているから問題ない、と開き直ったような主人公の思考が表現されています。

MVではセーラー服を着た少女のイラストが使用されているため、教室で起こったいじめがテーマなのかもしれません。

「あの子」を奈落へ落とした主人公は、いじめっ子なのでしょうか。

続く歌詞を考察し、主人公と「あの子」の関係性を読み解きます。

主人公と「あの子」の関係性を考察


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女王様気取りで足組んでさ
みんな輪になって
慕うあの子を
内は泥沼だ 嗚呼
≪自主~はい 私がやりました~ 歌詞より抜粋≫
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「女王様気取り」「みんな輪になって慕う」という歌詞からは、「あの子」がクラスのリーダー的存在であったことが伺えます。

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机に置かれた
百合の花瓶と
悲しげなふりした仮面達が
あまりに滑稽で
右手を挙げて
教えてあげるの真実
≪自主~はい 私がやりました~ 歌詞より抜粋≫
----------------

百合はお葬式の供花として一般的な花。

「机に置かれた 百合の花瓶」という歌詞は「あの子」が亡くなったことを示唆しているのでしょう。

MVに使用されているイラストも身体の周りを白い線で囲っており、まるで警察が到着した殺害現場のようです。

主人公は「あの子」を突き落として死なせてしまったのかもしれません。

「悲しげなふりした仮面達」というのは「あの子」を慕っていたクラスメイト達を指しているのだと考えられそうです。

「仮面」という言葉を使っているので「あの子」の死を心から悲しんでいるクラスメイトはおらず、みんな悲しげな表情を顔に貼り付けているだけなのでしょう。

「あの子」がクラスメイトに慕われながらも、死を悲しんでくれる本当の友達がいないのは何故でしょうか。

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はい!私がやりました!
あの子が私をいじめるから
で?次は誰の番ですか?
見て笑ってたクズな皆さん
自首したって許しはしない
≪自主~はい 私がやりました~ 歌詞より抜粋≫
----------------

この歌詞からは「あの子」に主人公がいじめられていたことが分かります。

「見て笑ってたクズな皆さん」は「あの子」と一緒に笑っていた取り巻きのクラスメイトのことなのでしょう。

「悲しげなふりした仮面達」も同じクラスメイト達のことだと解釈できそうです。

取り巻きのクラスメイト達は、自分が「あの子」からいじめられることが怖くて「あの子」と一緒に笑っていたのかもしれませんね。

本当の友達ではなく、恐怖に支配されていただけなのだと考えれば「あの子」が亡くなっても、心から悲しんでいるクラスメイトがいないのも頷けます。

『自首』という楽曲は「あの子」を中心としたクラスメイト達にいじめられた主人公が、報復として「あの子」を突き落とすといういじめの連鎖を描いているのでしょう。

リーダーを失ったクラスメイト達は、また誰かをいじめの標的にすることで「自分がいじめられるかもしれない」という不安を払拭しようとするかもしれませんね。

他の子がいじめられている間は、自分は大丈夫だと思えるでしょう。

「で?次は誰の番ですか?」という歌詞は、連鎖するいじめの特性を皮肉っているのだと捉えられます。

「自主」というタイトルに込められた意味


『自主』の歌詞は主人公が「はい!私がやりました!」と、「あの子」を突き落としたことを自首する内容です。

「あの子」に仕返しをした自身の罪を自首することによって、いじめは悲劇を連鎖させるだけで、何も生まないのだということを伝えたかったのではないでしょうか。

また、自分がいじめによって深く傷ついたことも、「あの子」やクラスメイト達に知ってほしかったのかもしれませんね。

『自首』というタイトルであれば、楽曲の内容にぴったりでしょう。

曲名が『自首』ではなくあえて『自主』になっている理由は何でしょうか。

----------------
貴方が自主的に始めた遊びなら
最期まで果たしてやる
≪自主~はい 私がやりました~ 歌詞より抜粋≫
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歌詞の中で一箇所だけ「自主」という言葉がでてきます

「自主的に始めた遊び」はいじめを指していると考えられそうですね。

この歌詞には自主的に始める人がいなければ、いじめは起こらないのだというメッセージが込められているのではないでしょうか。

「貴方」は「あの子」を指しているとも考えられますが、もしかしたらいじめの加害者になる可能性のある私たちを指す言葉なのかもしれません。

自主的にいじめるのではなく、自主的に人を守れる人間でありたいですね。

MVの概要欄には「この地獄に終止符を。」という言葉が書かれています。

「この地獄」というのは「連鎖するいじめ」を指しているのでしょう。

ロスが楽曲に込めた思いをしっかりと受け止めたいですね。

この特集へのレビュー

女性

花子くん

2021/09/26 11:53

この曲好きだったので考察出していただいて嬉しいです!
ありがとうございます

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