いま最も注目すべき歌手「平岡優也」とは
多くのアーティストが次々と誕生するなか、いま世界が注目する歌手「平岡優也」をご存じですか?20歳で出身地の秋田から上京し、ストリートライブとネットのライブ配信という2つのフィールドを活かして、音楽活動を行ってきたシンガーソングライターです。
落ち着いた雰囲気と端正なルックスが「イケメンすぎる」と話題で、まずビジュアルに惹かれたという女性ファンも多いことでしょう。
しかし、それ以上に音楽の実力がずば抜けていて、通りかかった人が撮影し動画サイトで公開した路上ライブの動画が瞬く間に800万回再生を突破。
さらにアジア圏各地でもLIVE動画がアップされ、それらの関連動画も含めれば再生回数は累計4,000万回を優に超える人気ぶりで、日本発のグローバルアーティストの一人として名乗りを上げています。
人々を惹きつける彼の最大の魅力は“通行人が足を止める歌声”です。
言葉ひとつひとつを穏やかに語りかけるようなその歌声は、彼自身の優しさや誠実さ、そして音楽へのひたむきな思いを物語っているように感じます。
肩肘張らない程よく力の抜けた歌い方も特徴で、平岡優也ならではの等身大で共感性の高い歌詞と一体となって疲れた心にもすっと染み込みます。
音楽を通してどこまでも自然体にメッセージを発信しているからこそ、穏やかでありながら内面に秘めた力強さが伝わってくるような楽曲が生み出せるのでしょう。
ライブや配信シングルも好評で、今後さらに注目を集めること間違いなしの必見歌手です。
歌詞が心に染み渡る平岡優也のおすすめ曲
平岡優也の魅力を知るには、何よりも彼の楽曲を聴くのが一番です。公式YouTubeではカバー曲も人気ですが、オリジナル楽曲を聴けば歌声だけでなく歌詞のセンスやメロディとの親和性といった魅力にも触れられるでしょう。
歌詞や彼自身の楽曲についてのコメントに注目しながら、まず聴いてほしいおすすめ曲を5曲紹介します。
H
2021年9月22日に配信リリースされた最新シングル『H(読み方:エイチ)』は、路上ライブやライブハウスで歌っていた楽曲です。
タイトルは、小指と小指が赤い糸で結ばれている様子をアルファベットのHに例えたところからきています。
もし「運命の赤い糸」が見える世界で、自分と愛する人が結ばれていなかったらどうするだろう?
そんな発想から「きっと僕なら繋がれたその糸を断ち切ってでも、想いを寄せる人へ歩いていくだろう」と結論づけた平岡優也の真っ直ぐな想いを歌った切ないラブ・バラードです。
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だってさ君以外の誰かに 繋がってる糸は僕には必要ないから
≪H 歌詞より抜粋≫
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この歌詞は、運命がどうあれ自分が愛する人だけを見つめる一途さをはっきりと示しています。
同時に、深い愛があれば運命すらも変えられるという確信も込められているように感じられますね。
さらに歌詞には、相手にも自分だけを選んでほしいという切実な恋心も綴られていて、想っているだけでは物足りない人間らしい面も垣間見えます。
音楽はピアノとストリングスのシンプルな構成になっていて、正直な気持ちをさらけ出す美しい歌声がより強調されています。
また、レコーディング風景を映したようなMVもナチュラルな雰囲気で、聴く人それぞれが歌詞の世界観に没入できるでしょう。
こんな風に誰かを深く愛したい、これほどまでに愛されたいと思わせてくれる楽曲です。
アマノガワ鉄道
2020年8月7日リリースの配信シングル『アマノガワ鉄道』は、片思いの切なくもどかしい気持ちを一年に一度しか会えない織姫と彦星の伝説と重ねたラブソング。
「届けたくても届く事のない恋」と「目的地に辿り着きたくても辿り着く事のない列車」を結びつけた女性目線の歌詞は、どうにもならない恋のジレンマを巧みに表現しています。
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夏の夜 君想ふ 声に出して 君を呼ぶ
届かないと知ってても逢いに行くわ この夜を越えて
≪アマノガワ鉄道 歌詞より抜粋≫
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サビで繰り返される「夏の夜 君想ふ」のフレーズから、織姫と彦星が相手を切に思うように夜空に輝く天の川を眺めながら大切な人に恋い焦がれている様子が伝わってきます。
そしてラストサビで歌われるこの歌詞に込められているのは、愛を伝えるには行動しなければならないというメッセージ。
届くわけがないと思える恋もただ諦めるのではなく、後悔しないよう行動する大切さを教えてくれます。
耳に残るピアノの優しい旋律からは、そんな片想いをする主人公の気持ちを表すような温かさと寂しさの両方が感じられるでしょう。
また、様々な楽器の音色が重なり合う壮大な星のきらめきにも似たサウンドが、恋心の高まりを後押しするように歌詞を引き立てています。
想いを絞り出すような歌声も透明感にあふれ、届かない恋をテーマにしながらも悲しさよりも恋の美しさが際立てられていて、同じく片思いしている人の心をきっと和ませてくれますよ。
虹色ライン
完全新作の『虹色ライン』は、忙しなく日々を送るすべての人を応援する楽曲です。
つらく憂鬱な日々が嬉しい人はいませんが、平岡優也は「例えあなたの今日がどんな色だったとしても、きっとその1日は紛れもなく素晴らしい虹を描く為の1色だと僕は思う」と語っています。
その言葉通り、毎日直面する喜びや悲しみを色とリンクさせた歌詞の美しさと、透明度の高いピュアで伸びやかな歌声に魅了されるでしょう。
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振り向いた時 虹色みたいな人生でありますように
≪虹色ライン 歌詞より抜粋≫
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そして楽曲終盤に登場するこのフレーズが、歌詞全体に込められたメッセージを要約しているように感じられます。
晴れの日があれば雨の日があるように、毎日生きていれば誰かの何気ない一言に一喜一憂することがたくさんあります。それでも虹が出るには太陽も雨も必要なように、人生には喜びも悲しみも詰まっているからこそ充実していると感じられるのでしょう。
つらいことが多くてもそれを乗り越えた先で笑って過去の事を思い出せるなら、それはとても素敵な人生です。 「虹色みたいな人生」を送るために、良い日も悪い日も大切にしながら、全力で今を生きていきたいと思わせてくれる歌詞ですね。
また、リズムに乗りやすい軽やかなバンドサウンドが歌詞の明るさをより際立たせていて、落ち込みそうな時でも爽やかな気分になれるはず。
通勤通学時のおともにぴったりのポジティブソングですよ。
サンゴー缶
2021年8月7日リリースの配信シングル「サンゴー缶」はシキドロップの平牧仁とのコラボ曲で、SNSが発達している今だからこそ感じる孤独感を取り上げています。
簡単に人と繋がれる一方で、SNSを閉じると一気に寂しさが押し寄せるという経験を多くの人が味わっていることでしょう。
平岡優也自身も「空っぽになって弾かれ落ちたサンゴー缶に、ふとそんな自分が重なって周りがとても幸せそうに思えた」という出来事をきっかけに、自分が変わるためにこの楽曲を書いたそうです。
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何もないこんな僕にも 守りたい物があるのです
変われないこんな僕でも 歌いたいんだ
希望の歌を
≪サンゴー缶 歌詞より抜粋≫
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孤独を感じると、自分が無力で何もない空っぽの存在のように思えることがあります。
しかし、このサビの歌詞では、それでも「守りたい物がある」「こんな僕でも歌いたいんだ」と心の奥の譲れない想いを言い表しています。
現実を変えることは難しくても変わりたいと願うのなら、前を向いて自分は自分らしく望むままに行動してもいいんだと気付かせてくれます。
ピアノを主とした静かなメロディと力強さのあるバンドサウンドの緩急が、揺れ動く感情と見事にリンクしていますね。
そして、癒される素直な歌声が暗い日常から連れ出してくれるようなイメージを与えます。
MVは歌詞に合わせたアニメーションで構成されていて、主人公と自分の姿を重ねれば歌詞がより心に響くでしょう。
4064
『4064(読み方:ヨワムシ)』は、シングルでは未発表ながらストリートライブで高い人気を誇る楽曲です。
心の中に弱虫な部分がありながら、自分自身すら誤魔化して強く見せようとしてしまうことがきっと誰にでもあるはずです。
「そんな時は、弱虫な自分を素直に愛してあげて欲しい。そっと抱きしめてあげて欲しい」という、平岡優也からの真っ直ぐなメッセージが表現された曲となっています。
歌詞には自分の心にも弱虫が住み着いているのに、別の弱い誰かを笑い者にしてしまった主人公の後悔が描かれています。
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でもね ひとつだけ感謝してる事がある
弱さを知った 僕らは強くなれた
≪4064 歌詞より抜粋≫
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弱虫な自分はできれば持っていたくないものですが、この歌詞では「弱さを知った」からこそ「僕らは強くなれた」と歌っているのが印象的です。
弱さゆえに失敗してしまう自分ももれなく自分なのだから、そんな自分を受け止めてあげようとする姿勢に心を動かされます。 そして見方を変えれば、自分自身も周囲との関係もきっと良い方向に進んで行くという確信のこもった言葉に勇気づけられますよ。
ピアノがメインのゆったりとしたメロディと気持ちを吐き出す力のこもった歌声は、弱い心をふんわりと包み込むように柔らかく、悩んでいる人も聴いた後に自然と前を向けることでしょう。 主人公の変化が垣間見える、心がほっこりする最後の歌詞にも注目してくださいね。
平岡優也の軌跡を辿る1stアルバム「20s」は必見
平岡優也の20代最後の年となる2021年10月20日に、ファン待望の1stアルバム『20s(読み方:トゥエンティーズ)』がリリース。収録内容は過去の配信シングル6曲を含めた全11曲で、平岡優也という歌手のこれまでの軌跡を辿れるアルバムとなっています。
楽しさや幸福感に加え、弱さも願いも正直に歌い上げる楽曲たちは、誰の元にもある日常を素直な目線で切り取っています。
他の誰のためでもなく、まず自分のために書いているから生まれる取り繕わないストレートな言葉の数々が、きっと聴く人の心を代弁し力を与えてくれるでしょう。
すでに楽曲を知っている方はもちろん、まだ顔やライブ動画しか知らないという方にこそ手に取ってほしい、平岡優也の魅力がぎゅっと凝縮したアルバムですよ。
優しさあふれる平岡優也の楽曲に癒されて
グローバルアーティストとして期待される平岡優也は、ビジュアルも音楽の実力も折り紙付きの注目株です。力強く背中を押すというよりも、そっと寄り添って一緒に歩いてくれるような温かみのある優しい歌声と歌詞に、年齢や性別を問わずきっと引き込まれます。
アルバムを通して9年間の音楽の軌跡に酔いしれながら、平岡優也のこれからのさらなる飛躍を見届けましょう!
リリース情報
平岡優也 1st Album
2021.10.20 (Wed) Release
20s (読み:トゥエンティーズ)
【収録曲】
1. 4064 (読み:ヨワムシ)
2. 虹色ライン
3. サンゴー缶
4. アマノガワ鉄道
5. すぐ側にある
6. 大好きな君を知ったその日から
7. ガラスヒーロー
8. ボクノライト
9. H (読み:エイチ)
10. 僕が君を選んだ理由
11. 1,000,000 (読み:ミリオン)