ドラマ「古見さんは、コミュ症です。」の主題歌!
女性シンガーソングライター『aiko』と言えば、聴いてるだけで恋に落ちたような錯覚を覚えるラブソングが人気のアーティスト。
そんなaikoが2021年9月にリリースした41枚目のシングル『あたしたち』は、恋愛のみならず友情とも取れる歌詞が印象的な楽曲です。
というのも同曲は、人付き合いが苦手な美人高校生・古見が男子高校生・只野をはじめとする高校の友達と仲良くなっていく様子を描いた青春ドラマ『古見さんは、コミュ症です。』の主題歌。
友情がテーマのドラマであることから、友人関係を歌っているとも考えられるのです。
早速冒頭の歌詞をご覧ください。
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何してる?
朝方に来たとても短いあなたからのメッセージに
暗号の様な短い返事を返す それだけで二人は繋がってく
思い切って声をかけたあの日が運命を変えたなんて
≪あたしたち 歌詞より抜粋≫
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ここだけを見ると、運命的な出会いを果たした男女のラブソングのように解釈できますね。
何気ないメッセージのやり取りを繰り返すところから2人の仲の良さが伺えますが、続くフレーズでは一転、主人公の疲労感が歌われています。
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青白い世界の中に生きるあなたと
どんどんすり減っていくあたし
≪あたしたち 歌詞より抜粋≫
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相手の気持ちは明るく上向きなのに対し、主人公の心はやや疲れているようです。
これはドラマの主人公・古見の気持ちとリンクしているのかもしれませんね。
となるとやはり、同曲は恋愛ではなく友情について歌われているのでしょうか?
主人公の思いとは?解釈はあなた次第
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好きになって嫌いになって
繰り返し見えてくる
答え合わせを何度もして
あたしの傍でまた優しく話して
≪あたしたち 歌詞より抜粋≫
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サビのフレーズからは、主人公が相手を好きになったり嫌いになったりを繰り返しているのがわかりますね。
しかし、嫌いになっても最後はいつも元どおり。
2人は離れることなく、良好な関係を築き続けているようです。
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苦手なことに向かっていく
あたしたちは進みます
≪あたしたち 歌詞より抜粋≫
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「苦手なこと」というのはドラマの主人公・古見の人付き合いを指すのでしょうか?
「進みます」というフレーズからは、相手と一緒にいることを受け入れているのがわかります。
ドラマになぞらえると、古見と只野の友情を歌った曲であると考察できますが、恋愛下手な主人公と恋人との関係を歌っているようにも思えますね。
恋とも友情とも書かれていないからこそ、自分の状況に合わせて楽しめるのではないでしょうか?
不安に思うよりも、信じることが大切
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何年後世界の果て 想像つかない自分を恐れて
泣くよりもあなたにこの花をあげたい
昨日のことのように時は帰る
≪あたしたち 歌詞より抜粋≫
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未来を不安に思うよりも、今この瞬間を大切にしたいというメッセージですね。
これは、恋にとっても友情にとっても大切なことではないでしょうか?
「いつまで一緒にいれるだろう」と不安になるより、一緒に入れる瞬間を大切にしたほうが相手との関係は充実しそうです。
続く歌詞でも、抱いた感情を大切にしようとする思いが歌われています。
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無くさないでね 笑ってみて
体が浮くくらいに
喜びを感じた心は息を吸いゆっくり優しく色づく
離れていても 信じてるの
この気持ちを愛します
≪あたしたち 歌詞より抜粋≫
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友達であれ恋人であれ、何らかの理由で距離が離れてしまうことがあるでしょう。
しかし、不安に思わず信じることこそが大切。
そして、その気持ちを大事にすることこそが、より深い気持ちや愛を生み出してくれるのかもしれませんね。
もう1曲にも注目!
実は『あたしたち』は『食べた愛』という楽曲と両A面シングルとしてリリースされました。『食べた愛』はポテトチップスのCMソングに起用されています。
ぜひチェックしてみてくださいね。
また、『あたしたち』が主題歌を務めているドラマ「古見さんは、コミュ症です。」も必見。
女優・池田エライザの美しすぎる表情や、30代でありながら高校生役を演じるジャニーズ・増田貴久に注目ですよ。