関西Jr.随一の人気グループ・なにわ男子が青春ソングでデビュー
関ジャニ∞の大倉忠義プロデュースで2018年に結成された7人組グループ・なにわ男子。ジャニーズJr.でありながら異例の人気を獲得していたグループで、全国ツアーを成功するだけに留まらず、冠番組や主演連続ドラマ、CM出演など多方面に引っ張りだこでデビューが待ち望まれていました。
そして遂に2021年11月12日にCDデビューすることが決定しました。
デビューシングルのタイトルは『初心LOVE(読み方:うぶらぶ)』です。
----------------
もっとあんな恋がしたくて
こんなはずじゃなくて
ハジメテは全部キミだけ
一歩ずつ叶えよう
My First Lover…
≪初心LOVE 歌詞より抜粋≫
----------------
ドラマやマンガで描かれるような憧れの恋がしたいのに、初恋だからこんなにドキドキするのも不安になるのも全部が初めて。
それでもそうなるのは相手が君だからで、いつか絶対に君と恋人になりたいと歌う、初心さが魅力のなにわ男子らしいキラキラ感が満載の“アオハル”ラブソングとなっています。
発売前からすでに複数の大型タイアップも決定していて、その第一弾として道枝駿佑と目黒蓮がW主演を務めるドラマ『消えた初恋』の主題歌に起用されています。
どんな展開になっていくのか、続く歌詞の意味も考察していきましょう。
初めての恋にドキドキと戸惑いが止まらない
----------------
心がざわめく はじまりの予感!?
あの子が気になって 気づけなかったんだ
君の瞳の行く先が 僕だってことを
(いじわる…すれ違い)
≪初心LOVE 歌詞より抜粋≫
----------------
恋の始まりは小さな心のざわめき。
「あの子が気になって気づけなかったんだ」とあるように、主人公の男の子はある女の子のことが気になっていたようです。
クラスのマドンナや美人の女の子に気を取られてしまうことは、学生であれば仕方がないことでしょう。
しかし、そのせいで自分のことを見つめている瞳があることに今まで気づくことができませんでした。
----------------
本音を知りたいのは 僕も同じです
何度も見返すタイムライン
恥ずかしいほどホットライン
Ah 誰かにみられたらどうしよう…
(こうしよう…ああしよう)
≪初心LOVE 歌詞より抜粋≫
----------------
「君」の視線に気づいた途端に彼女が気になる存在になり、急激に恋心が加速していきます。
好意を持ってくれていることは何となく分かっていても「本音を知りたい」と思うのが恋心です。
メッセージのやり取りでこちらの気持ちを探るような言葉を投げかけられて、自分も聞いてみたいと思っている様子が想像できます。
でも直接は聞けなくて、彼女のタイムラインをチェックしてばかりいるようです。
「ホットライン」とは緊急時にすぐに繋がる直通回線や、相手と直接接触するための手段のことを指す言葉です。
「恥ずかしいほど」とつけられているので、彼女からのメッセージにすぐに返信したりいつでもやり取りができるようにスタンバイしたりしている状態を意味しているのかもしれません。
誰かに見られた時の言い訳を考えているところにも、初恋のドキドキ感や戸惑いが表現されていますね。
----------------
自分ばっかりで もうバカみたいだ
そのくせ目が合えば 夢みたいだ
ハートの傘に二人並んだ
うそでしょ…
運命は待ってたんだ
≪初心LOVE 歌詞より抜粋≫
----------------
想いが募るあまり「自分ばっかり」が好きなように感じて、些細なことに一喜一憂する自分を馬鹿らしく思ってしまうこともあるでしょう。
それでも好きな人と目が合うだけで不満は吹き飛んで、夢みたいに幸せな心地がします。
こっそりとハートをつけた相合傘に二人の名前を書き込んでいるところも、かわいらしいですよね。
そうした初心なかわいさがありながら、「運命」という言葉を「キセキ」と読んでいるところはとてもロマンチックです。
君と僕が恋をすることは決まっていた運命で必然だけど、そんな相手がいることは奇跡のように素敵なこと。
恋する喜びや幸せ、この人を手放したくないという熱い気持ちが伝わるフレーズです。
恋は難しいけれど君と結ばれたい
----------------
もっとあんな恋がしたくて
こんなはずじゃなくて
シュンとなってキュンとなって
初心だね
磁石みたいにまたくっついて離れて
OMG OMG
恋は暇じゃないさ
≪初心LOVE 歌詞より抜粋≫
----------------
サビでは恋の難しさを歌っています。
理想のようにはいかなくて「シュンとなって」彼女の言葉や仕草に「キュンとなって」、うまくいかないのに好きな気持ちばかりが膨らんでいきます。
二人の距離を「磁石みたい」と表現しているのも秀逸です。
磁石同士は近づけば強く引き寄せられてくっつくのに、少し力が加われば簡単に離れてしまいます。
二人も小さなきっかけで距離が縮まったと喜んでいたら、すれ違ってまた離れてしまうもどかしい時間を過ごしているのでしょう。
恋でしか感じられない浮き沈みの激しい心の動きに翻弄されている様子が垣間見えます。
----------------
何から伝えて…
どうにかなりたい?
神様お手上げ
どうにもならない?
たった一言で
世界は変わるのさ
ずっと離れたくなくて
でもやっぱ言えなくて
ハッとなってギュとなって wow yeah
君の笑顔ひとつで
僕の鼓動ざわめくんだ
そうさ
ねぇ、今もだよ
≪初心LOVE 歌詞より抜粋≫
----------------
想いを伝えたいけれど「何から伝えて」いいか分からず、彼女と「どうにかなりたい?」今のままでは「どうにもならない?」と改めて自分の気持ちと向き合っているようです。
恋は考えれば考えるほど難しく感じてしまいますが、主人公は好きという「たった一言で世界は変わるのさ」とどこか吹っ切れたように恋に前向きな考えを歌っています。
彼女の笑顔を見ただけで「ハッとなって」胸の奥が苦しいくらいに「ギュとなって」鼓動が早くなります。
今この瞬間も君にときめいていて、それほど君に夢中なんだとまだ直接言えない気持ちが表現されていますね。
----------------
Lalalalattta Lalalalattta
こうしよう 二人は
めげない ロミジュリ
≪初心LOVE 歌詞より抜粋≫
----------------
彼にとって彼女は太陽のように眩しくて温かく、かけがえのない存在です。
悲恋の物語の代表である「ロミオとジュリエット」は、愛し合っていた二人がすれ違いによって永遠に結ばれないという悲劇の結末を迎えます。
しかし、この曲の主人公は自分たちのことを「めげないロミジュリ」と言い表しました。
二人の前に障害があるとしても、絶対にこの人と結ばれるんだと強く決意していることを感じさせます。
「初心LOVE」でなにわ男子の魅力を感じて
なにわ男子のデビュー曲『初心LOVE』は、初恋に翻弄される男の子のピュアな気持ちと情熱的な想いの両面が見られる楽曲です。青春の眩しさを投影するようななにわ男子のキラキラした姿に、きっと初恋みたいな甘酸っぱい気持ちになれるはず。
ここからさらなる飛躍に向けて駆け出すなにわ男子の活躍に注目です!