「端的に言うとね」の歌詞が印象的なポップチューン
幅広い音楽性で注目の若手シンガーソングライター『大橋ちっぽけ』が、2021年10月13日にミニアルバム「you」をリリース。収録曲の「常緑」は、2021年11月18日公開のSpotifyバイラルチャート(バイラルトップ50(日本))で、2位にランクインするなど話題となっています。
軽やかなメロディーとポップなサウンドに、1度聴いたらついリピートしてしまう方も多いのではないでしょうか。
そんな大橋ちっぽけの人気曲「常緑」の、歌詞の意味を考察していきましょう。
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どうして君のことを想うと
唇から歌が溢れるんだろう?
今日まで生まれてきたラブソング
すべて君のためにあるかのよう
≪常緑 歌詞より抜粋≫
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幸せな気分になると、自然と歌を口ずさんでしまうこともありますよね。
冒頭の歌詞からは、そんな主人公の幸せな気持ちが伝わってくるようです。
また、「何かを伝えたい」と感情が込み上げた時に、歌は生まれるものなのでしょう。
大好きな「君」といると、大きく心が動くことを伝えようとしているとも解釈できそうです。
まるでこの歌そのものが、「君」に捧げるラブソングのようですね。
君への愛が込められた歌詞
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Always 色褪せない恋を夢見ていたんだ
ねぇ
≪常緑 歌詞より抜粋≫
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「物の色が薄くなった状態」を恋に当てはめるなら、「相手への気持ちが薄れてしまった状態」になるのではないでしょうか。
つまり、「色褪せない恋」は「長年一緒にいても今と同じ気持ちでいたい」という心情を表していると考えられそうです。
「ずっと君と楽しく暮らしていきたい」という願いを表しているのかもしれません。
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Always 色褪せない恋を夢見ていたんだ
ねぇ
≪常緑 歌詞より抜粋≫
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恋人の好きなところを挙げると、姿、性格、趣向など様々なことが思い浮かぶのではないでしょうか。
好きなところを挙げるとキリがなく、それらをすべてひっくるめて「君の全部が愛おしい」。
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アイラブの先に ただ君だけいてほしい
この世界で もうこれ以上のない
幸せに身を焦がしているんだ
≪常緑 歌詞より抜粋≫
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「僕のためだけの君」ではなく「君のためだけの僕」からは、「僕が君を守っていく」という想いを表現しているように感じられます。
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灰になるまでキスをしていよう
君と常緑を
≪常緑 歌詞より抜粋≫
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「灰になるまで」=「死ぬまで」一緒にいたいと願う主人公。
たったワンフレーズからも、主人公が「君」を強く愛しているのが伝わってきますね。
タイトル『常緑』に込められた想いとは
タイトルの『常緑』とは、植物の葉が1年中緑色であることを意味します。
ずっと変わらない姿であることを自分たちに例え、『常緑』のタイトルには「今後も変わらない幸せが続くように」という意味が込められているのではないでしょうか。
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今夜は少し飲みすぎたみたい
友達に君のことを話したよ
もう誰にどう思われようと
気にならないほどに 僕は君を好きだよ
Someday 誰かがこの歌を聴いているように
≪常緑 歌詞より抜粋≫
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時には、周りに反対されることもあるでしょう。
「飲みすぎた」と反省している歌詞から想像すると、もしかしたら友達と言い合いになったのかもしれません。
「誰にどう思われようと 気にならないほどに 僕は君を好き」の言葉は、周りに何を言われようと君を守るという、僕の強い意志を表しているようです。
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ハイになるまで踊り明かしていよう
そして常緑を
≪常緑 歌詞より抜粋≫
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2番サビ終わりの「ハイになるまで」は、1番の「灰になるまで」とかけられています。
「踊り明かす」からも、2人が幸せの絶頂にいる様子が伝わってきますね。
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どんな闇でも照らし出せるよ
ふたりでいるなら
≪常緑 歌詞より抜粋≫
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未来を共にする以上、時には困難にぶつかったりケンカしたりすることもあるでしょう。
それでも、「どんな闇でも照らし出せる」=「2人で支え合っていけば乗り越えていける」と考える主人公。
希望に満ちた2人の心情が伝わってくるようです。
大橋ちっぽけの今後の活躍に注目!
大橋ちっぽけ「常緑」の歌詞の意味を考察しました。植物が変わらず鮮やかな緑色を見せるように、「ずっと変わらない幸せ」を歌った楽曲だと感じられます。
恋愛を花に例えた歌は多いですが、葉にフォーカスした歌は少し珍しいですね。
曲中の至るフレーズから、好きな人と一緒にいる幸せな気持ちが伝わってくるようです。
「常緑」で大橋ちっぽけを気になった方は、ぜひ他の楽曲もチェックしてみてください。